南アルプス天然少年団

南アルプス天然少年団

通りすがりの傍観者の足跡。

遠州森の咲樹


第一回「茶道を始める前に知っておきたい基本の『き』〜お洋服はどうする?〜」(遠州茶道宗家・小堀優子とアイドル森咲樹のOL茶道) - 女性自身[光文社女性週刊誌]



実質UFZSのオーナー的存在であることから、アプガの記事もよく載せてくれている「女性自身」web版での新シリーズ。
これまでにも佐藤綾乃個人ブログがあるが、テーマがファッション&コスメなので、先だっての秋山ゆりか殿とのドライブデートの記事などを除いては、男性ファンにはちょっととっつきにくい。
http://blog.jisin.jp/ayano/
しかし、今回はあらゆる礼儀作法に通ずる茶道ということで、多くの人にためになりそうなシリーズ。
「森ティ→森tea→茶」という、シンプルな企画過程が想像されるが、意外とそういうものに“当たり”があるような気がする。
森殿は女子大生だが、タイトルが「OL」になっているのは、「女性自身」誌の読者層を考慮してのことであろうし、大学を卒業後をも見据えているかもしれない。
佐藤殿と同じく、個人ブログも開設された。
http://blog.jisin.jp/morisaki/
こちらは茶道だけでなく、「世界の茶」というのがテーマのようである。


同時に遠州流茶道宗家である師匠のブログも開設された。
http://blog.jisin.jp/kobori/2015/05/001.html
安土桃山から江戸時代初期にかけての茶人で武将でもある小堀遠州のご子孫。
世が世なら、お姫様ですよ、この方…。
(小堀家は初め大名、のち改易されるが旗本として存続)
なんだかんだでアプガは戦国武将に縁がある。



(↑「信長の野望」に登場する小堀遠州将星録にしか登場しないらしい)
小堀遠州こと小堀政一(こぼり まさかず。正一とも。1579〜1647)は豊臣秀吉の弟・秀長の家老であった小堀正次の子で、少年時代に秀吉の小姓を務めたことから千利休の茶道に触れたとされる。のち利休の高弟で茶道の後継者である古田織部(重然)の弟子となる。
関ヶ原合戦では東軍・徳川方に付き、戦功により備中松山藩岡山県高梁市)1万石余の大名となり、従五位下遠江守に叙任される。遠江遠州(現在の静岡県西部)で、「小堀遠州」の通称の由来はこの官名による。
茶道の方では宮本武蔵の小説に登場する沢庵宗彭も彼の弟子とされる。

遠州流武家茶道の代表とも言える流儀で、紹鴎・利休と発展した質素で内省的な「わび」「さび」の茶道に、織部を経て遠州独特の美意識を加えた「綺麗さび」と呼ばれる茶風を特徴とする。織部武家らしい華やかさとすれば、遠州茶の湯の心を用いて自然な雅やかさを加えたものと言える。

http://ja.wikipedia.org/wiki/%E9%81%A0%E5%B7%9E%E6%B5%81

遠州流茶道 綺麗さびの世界
茶人以外にも建築家、作庭家としても名高く、駿府城改築や名古屋城天守建設の奉行を担当したことが有名。


駿府城静岡市)改築、官名・遠江守と、現在静岡県在住の森咲樹殿とはちょっと関係あるのが面白い。
まぁ、「遠州」で「森」といえば、違う森さんのことが頭に浮かんでしまうが…(笑)