南アルプス天然少年団

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通りすがりの傍観者の足跡。

michitomo FRIDAY☆NIGHT(3/24)のまとめ・第一部前編

michitomo FRIDAY☆NIGHT
2017年3月24日
LOFT/PLUS ONE
OPEN 18:00 / START 19:00
前売¥2500 / 当日¥3000
【企画・演出】michitomo、足立光、高須基一朗
【MC】高須基一朗、土屋恵介(カメラマン)
【出演】竹中夏海(振付師)、PandaBoY(作曲家、DJ)
【ゲスト】吉川友(歌手、女優)、大石真翔DDTプロレス)、こにわ(芸人)
【飛び入りゲスト】NOBE(作詞家)
【クイズ出題】足立光(フィジカルトレーナー)
【VTR出演】アップアップガールズ(仮)(歌手)

http://www.loft-prj.co.jp/schedule/plusone/59718

開宴

18:10過ぎに開場。
飲食はLOFTグループトークイベント会場のルール「一品オーダー義務、二品目からの売上で出演者のギャラが決まる」。
18:55、司会の高須基一朗氏より諸注意。写真・動画撮影の禁止等。
高須「ただ、最後にフォトセッションタイムの時間をとりますので」


19:00、プラスワンのPR映像→オープニング動画。
司会の高須&土屋氏が自己紹介。
高須「土屋さんはアプガとは長いですよね」
土屋「対バン行脚の時からだから。4年くらいですね」
高須「僕はお客さんとしてアプガを応援してましたので、皆さんと同じ立場です。縁があってmichitomoさんと知り合って。今回司会をさせていただくことになりました」
土屋「肩書が『カメラマン』ってことになってるので、一応カメラ持ってきたんですけど。林家ペーパー的に…(苦笑)」
主役のmichitomo氏を呼び込み。
michitomo「今日は集まっていただきありがとうございます! クソイベに!」
土屋「山田さんに直接ツイートされてた(笑)」
michitomo「公式になりました」
高須「もうお二方」
と、竹中夏海先生とPandaBoY氏を呼び込み。
第一部はこの出演者でスタート。
各出演者、飲み物などをオーダー。


サウンドプロデューサーmichitomoのアイドルソングのルーツを探る

michitomo「“クソサウンドプロデューサー”です」
 〃「今日はクソ推しで行こうかと。クソイベもハッシュタグになってるので」
竹中「あ、クソイベもハッシュタグなのね」
michitomo「アイドルソングをそもそも聴かない…。X JAPANとか聴いてましたから。X JAPANの『BLUE BLOOD』っていうアルバムが好きで…」
と言っていたところに、ちょうど出演者の飲み物が揃う。
michitomo「『BLUE BLOOD』に乾杯っ!」
出演者&観客、乾杯。
michitomo「X JAPANはライヴに行くほど好きなんで」
高須「X JAPANからアイドルにつながったことってあります?」
michitomo「吉川さんの曲長めのやつ(吉川友『花』)」

michitomo「X JAPANに『ART OF LIFE』っていう30分くらいの曲があって、3部構成で。間のYOSHIKIさんのピアノカットして、つなげてMDで聴いてました(笑)」
X JAPAN - ART OF LIFE (1993-12-31 TOKYO DOME) - YouTube
X JAPANの『Art Of Life』のピアノソロをカットすると、こうなる。 - YouTube
michitomo「BOØWYは兄貴の影響で。兄貴の部屋からエモい感じの西城秀樹が聴こえてくるなって思って」
土屋「声似てますよね、『オンリー・ユー』とか(笑)」
Only You(LIVE)/Boowy - 動画 Dailymotion
michitomo「初めて買ってもらったのはポンキッキかな? あと戦隊モノのコンピレーションアルバム。本人が歌ってないやつ(笑)」
 〃「親が聴いてたのは高橋真梨子さんとか。あと親父がクラシック好きなんで」
Panda「ピアノとか習ってなかったんですか?」
michitomo「習ってないです。習ってたのはスピードスケート。北海道なんで」
竹中「東京だとフィギュアスケートはあるけど、スピードはないかも!」
michitomo「今なんの役にも立ってない(笑) ま、根性はついたかな?」
高須「山田さんにも耐えられる?(笑)」
michitomo「いや、こっちサイドには…。メンバー通して見ると怖いかもしれないけど」
土屋「外部の人には優しい」
michitomo「『山田さんは外部の人には優しい』。これ『#ミチトモFN』でツイートしてください!」
土屋「本人もそう言ってますもん(笑)」


山田さんの直し

竹中「私は振り直しで死にそうに…。命削られてやってます」
michitomo「直しは多いかな?」
竹中「それ訊きたい! 楽曲の方ってどうなのか」
michitomo「一発目投げて“あーしたいこーしたい”、歌入れしたあと“あーしたいこーしたい”。『アレンジ変えたい』とか」
竹中「歌入れしたあとでも!?」
michitomo「Pandaさんもそうでしょ?」
Panda「他のに比べると(多い)…(笑)」
竹中「私もそう。他の仕事に比べると…」
michitomo「山田さん基本的に付け足しで。引き算はないかも」
竹中「ああ、そうですね」
michitomo「それがお客さんの引っかかりになってたりするので。さすがだな、と。アイドルの仕事長くやってるから」
 〃「アイドルソング聴くようになったのは、ももクロやるようになってから。AKBより前は興味なかった」
高須「山田さんとは同世代じゃないですか? 音楽の趣味とかはどうなんですか?」
michitomo「ダンスミュージック好きですよね」
Panda「一緒にクラブ行きますよ」
竹中「へええ!」
michitomo「スクリレックス来た時に一緒に行きましたよね」
SKRILLEX / スクリレックス | Warner Music Japan
Panda「僕怖気づいて後ろの方に居たのに、山田さん最前に行っちゃって…」
michitomo「パリピですよ」
高須「山田さんの話になっちゃった(苦笑)」


ゲストの選ぶmichitomoミュージック

Panda「僕、『アッパーディスコ』」
竹中「早い! 最新曲(笑)」
Panda「ももクロは言わずもがななんですけど、michitomoさんと出会う前にダウンロードした曲があって。『ドラゴンボール』のエンディングテーマだったやつをカバーしたSherryの『ロマンティックあげるよ』(2009年。オリジナルは橋本潮。)」
曲を聴く。

michitomo「これ(曲中の音)『走れ!』でも使ったんですけど、Pro-53(アナログシンセサイザーを再現したソフトウェアシンセサイザー)っていうソフトがもう廃盤なんですよ。パソコン変えるともう使えない」
竹中「そうなんだ!!」
michitomo「『(仮)Be』や『UPPER ROCK』で使いがちなシンセの音ですね(笑)」
ももいろクローバー 走れ! - YouTube
(仮)は返すぜ☆be your soul ミュージックビデオ UPUP GIRLS kakko KARI - YouTube
Panda「この中で曲作る人居ませんか?」
michitomo「普段何作るんですか?」
観客<爆笑


Panda「アプガだと総合的だと『バレバレ』。『リスペク』もあるけど、『バレバレ』が一番!」
michitomo「最近、『チェリーとミルク』以外、アイドルっぽい曲あんまりやってない」
竹中「そもそも(アプガは)恋愛ソング少ない(笑)」

リスペクトーキョー アップアップガールズ(仮) - YouTube
チェリーとミルク 2016年定期公演97回 アップアップガールズ(仮) - YouTube
竹中「私も『バレバレ』は殿堂入り! ここで言うのもなんだけど、ダンスミュージックの振付不得意で…(苦笑)」
michitomo「さんざんやってるじゃないですか(笑)」
竹中「ダンスミュージックって繰り返しで、振付が同じに、限られてきちゃうから…。でも、michitomoさんとPandaさんのはダンスミュージックといってもエンタメ性が強いから」
土屋「キャッチーですからね」
竹中「真面目じゃない。モチーフがはっきりしてる。ここの二大作家さんは」
高須「実際何曲くらい作ったんですか?」
竹中「アプガ、そもそも持ち曲何曲あるの?」
michitomo「50曲はある」
高須「だとすると、michitomoさんは35〜6曲くらいですか。先生もそれくらい振付やってるんですよね?」
michitomo「もっとでしょ。先生以外だとこなっちゃん古川小夏)がやってますけど、まだ片手でしょ?」
高須「40曲もあると、バリエーション限られてきませんか?」
竹中「そうなんです! そうすると“鬼の修正”が…。いや、山田さんが鬼なんじゃなくて…!」
観客<イヤイヤイヤ…!
竹中「“鬼のような修正”! ツイートしないでー!!」


竹中「こなっちゃんが付けてた『君という仮説』、めちゃめちゃいい曲で! なんで担当させてくれなかったのか! 振ってくれよ!」

michitomo「久しぶりに歌としていい曲。その前ってなんだ…? 『Shout!!!!!!!』か。どEDM。で、パリピか」
Shout!!!!!!! アップアップガールズ(仮) Zepp Tokyo - YouTube
アップアップガールズ(仮)『パーリーピーポーエイリアン』(UP UP GIRLS kakko KARI[Party People Alien ]) (MV) - YouTube
Panda「確かに久しぶりですよね」
michitomo「EDMブームはもういい!」
高須「それは寂しい」
michitomo「トランスとかパラパラとかやりたい」
竹中「パラパラはわたしもやりたい!」
michitomo「Pandaさんとやりたいことちょいちょい被るんですよ(苦笑)」
Panda「『サマービーム!』と『タイフーン』の時に、ソカっぽいのやりたいっと思ってたらmichitomoさんが先にやった(苦笑)」
サマービーム!【ハワイで水着で踊ってみた】アップアップガールズ(仮) - YouTube
アップアップタイフーン アップアップガールズ(仮) MV - YouTube
michitomo「Pandaさんダメな曲作ってないんですよ。ダメな曲ってあるじゃない? いや、アプガの曲じゃないよ…!」
 〃「ダメな曲などない!!」
観客<爆笑


土屋「『UPPER ROCK』好きですよ。衝撃でした。アイドルなのに声つぶすって」

michitomo「アイドルでこの歳で歌ってたらヤダな、アイドルが歌えば何歌ってもアイドルっぽくなるんだけど。『UPPER ROCK』は“サビがねえ〜っ!”ってキレられて…(苦笑)」
土屋「『エイリアン』はタイ人に大人気で。佐保ちゃんが歌い出す前にタイ人が先に歌っちゃって…(笑)」
Panda「それって、タイの人がチェックしてるってことですよね?」
michitomo「ブブゼラとかやってるやつでしょ?」
竹中「すごーい!」

土屋「あんだけ暑いとやってらんないんですよ(笑)」
michitomo「黙って聴いてられない?(笑)」


不遇(?)の曲

竹中「これで勝負賭けるって時の曲、『パーリーピーポーエイリアン』とか『UPPER ROCK』の時は振り作ってて楽しいですね」
 〃「逆に手応えあったのに…ってのはあります?」
michitomo「結果、お客さんの評判なんで」
Panda「そうですね」
michitomo「『銀河上々』は普通にいい曲作ったつもりだったんだけど…」
竹中「私も振りはノリながら作った曲ですよ」
土屋「ちょこちょこはやってるんですよ」

michitomo「結局聴く曲なんで、アプガのカラーに合いづらいのかな?と」
竹中「みんなで踊るっていうより、劇場で、天王洲アイルとかでミュージカルとして観てほしい曲。ライブではやりづらいのかな?」
土屋「ホール向けなんですかね」
michitomo「(仮)の旗上げたりしてましたもんね」
竹中「演出いろいろありましたね」
michitomo「『SAKURA DRIVE』も…」
竹中「あれは季節曲だから…。その季節にやると喜ばれる曲ですよね」

michitomo「『サンタクロース』も」
竹中「『アプオメっ‼』もね」
YouTube
土屋「そのあとももクロに作った曲で『サンタクロース』そっくりのあったでしょ?(笑)」
michitomo「クリスマスっていうと、どうしても駅で待ってる牧瀬里穂さん浮かんで来るから…。そういうのやりたがる。コード進行も似てるかも(苦笑)」


『サンタクロース』の曲名と歌詞に隠されていたもの


竹中「『サンタクロース』のタイトルの意味って公表されてるのかな? 最初違うタイトルだった」
michitomo「そこの作詞者、こっち来なさい!」
客席で呑んでいるNOBE氏。
NOBE「もう呑んでるんで…」
michitomo「NOBEさんに拍手を!」
観客<拍手(笑)
NOBE氏、仕方なく登壇。
michitomo「ロリコンです」
NOBE+観客<「ロリコン!」コール
michitomo「最初は『クリスマスメール』ってタイトルでしたよね?」
竹中「そうそう! タイトル変わってエゴサしにくくなるけど、メンバーにリハの時『“会いたいのに会えない人”って意味だから、そういう気持ちで歌って』って言ってて」
NOBE「正しいと思います」
 〃「タイトル以外にも、ちゃんと歌詞読んだらあっというところが…」
michitomo「例えば?」
NOBE「相手が居る男性が好きになった女の子の曲なんですけど、相手の女の子の呼び方が、“いい人”→“彼女”→“あのコ”って変わる。ちょっとずつライバル視していく」
竹中「ジリジリっと」
NOBE「相手の呼称を曲の中で変えていくのって、ホントはやっちゃいけないことなんですけど、女の子の心情を考えて作ったりしました」
michitomo「NOBEさん、電話で全然喋んないんですよ」
NOBE「返しに困る時あるんで…(苦笑)」
竹中「michitomoさん、そういう時ある(笑)」
michitomo「本名・松田よしゆきさんですからね」
土屋「NOBEのかけらがない!(笑)」
NOBE「のび太くんを尊敬してて…。普段ダメダメなのに、要所、ここぞって時に勇気出すじゃないですか。普段いじめられてるジャイアンやスネオを助けに行ったり。やる時にやる男だぞっていう」
竹中「のび太くんは女の目線から見ると、ヒモの才能がある! いざという時っていうのがヒモっぽい。結局普段やってないからね! でも捨てられない」
michitomo「つまりヒモになりたい?」
NOBE「なれるならなりたい」
土屋「ヒモ願望の曲(笑)」
michitomo「オブラートに包んで、アイドルに歌わせる…。やろう!」
観客<爆笑
michitomo「よしゆきは“善之”ですから」
竹中「ウチのおじいちゃんと一緒の字。“ひろゆき”だから」




――後編へ、つづけ――