南アルプス天然少年団

南アルプス天然少年団

通りすがりの傍観者の足跡。

『かば3』アフタートークショー(3/17)

公演終了につき、ネタバレ防止機能かなり緩和中。
未見でDVDを楽しみにされている方はご注意ください。



段取り

カーテンコール後、出演者退場し、窓から作・演出の太田善也氏登場。
太田「台本と演出、それに渋川のおじさん役*1をやりました太田です」
客席<拍手
ソファー等のセッティングをする散歩道楽男優陣(谷中田善規、椎名茸ノ介、キムユス、植木まなぶ…)に、
太田「いいのかな…?」
と、声をかける。
しかし無言で立ち去る男優陣…(笑)
太田「なんか言ってけよ…」


やがて、♪メロン記念日のテーマと共にメロン記念日登場。
舞台上手のソファーに右から、村田、大谷、斉藤、柴田の順、下手側キーボードの椅子に太田氏着席。
太田「一応、自己紹介を―」
村田「菅原家長女悦子役:村田めぐみです!」
大谷「菅原家次女玲子役:大谷雅恵です!」
斉藤「菅原家三女弥生役:斉藤瞳です!」
柴田「菅原家四女若菜役:柴田あゆみです!」



ダメ出し

太田「この前に、一応芝居なしという約束のトークショー*2というのがあったんですが、『かば3』をまだ観ていないお客さんが多くて、『3』の内容には触れられなかったんですが、今回は皆さん観てらっしゃるので存分に触れられます(笑) どうですか?」
大谷「まだまだやれることあるな〜って」
斉藤「毎回毎回泣けるお芝居ってのはすごいことだと思います」


太田「うん、みんな頑張ってはいるんだけどね…」
と、なんだか文句を言いそうな雰囲気。
客席<工エエェェ(´д`)ェェエエ工工
太田「すいません、僕ね、本番中はいちばん後ろでダメ出し用のメモとってるんですよ。そのまんまでここに出て来ちゃってるもんですから、なかなか頭切り替えられなくて…」

今日のアフタートークはテンション低いまま舞台上へ。
大反省。切り替えをしっかりしなければ。

http://ohtaz.exblog.jp/9858585/


村田「千秋楽までには、太田さんが何もメモをとることがないよう、真っ白にしたいですね」
客席<拍手



舞台セットについて

太田「『かば』『かば2』は一階だったんですが、今回は二階のセットですね.初めてお父さんの部屋が登場しました」
大谷「いいウチだったんですねぇ〜」
太田「(下手側を指さし)あの窓が『かば』で寺岡がたたずんでたり、悦子が本を探していた窓ですね。『かば』とかじゃ、ラピュタの城みたいに上の方にくっついてましたが」
村田「あー、ハシゴ登るのたいへんだった…。いや、それはいいんですけど…(笑)」
斉藤「階段がここ(舞台中央奥。『かば』『かば2』では上手に階段があった)にあって…、いったいこの家、どういう構造なんだ?っていう…(笑)」
村田「ちょっとねじ曲がってる感じですが…(笑)」
太田「サンルーム(今回は書斎)があって、和室(今回は洋室)があって、っていう土台は同じなんだよね」
村田「部屋がちょっと広くなった…?」
大谷「庭の(なくなった)分、(上手側が)広くなってるんだね」
太田「DVD(特典映像)なんかで観てくださった方はわかると思うんですが、稽古の時は、こういう段差がないんですよ。あと、ドアなんかでみんな苦戦してたみたいだね」
大谷「壁(があるはずのところを)突き破って部屋入っちゃったりね(笑)」
柴田「ドアが勝手に閉まっちゃう時もあったし…」
村田「床がちょっと滑るのも心配でした」
太田「だから、滑り止めのストッキング履いてるんだよね」
柴田、斉藤、脚を見せる。
大谷「ストッキング組はたいへんだね」
斉藤「あっ、だいぶ汚れてきた…(笑) 前の方のお客さんには見えちゃうかも(笑)」



小道具

初登場の仏壇。
村田「私、本番前に必ずチーン!とやってますよ。でも、誰にお願いしたらいいかわからないんですけど(笑)」
太田「仏壇の中にはちゃんと位牌もあるんですよ」
斉藤「写真も…」
太田「そっち側(上手側客席)の方はひょっとしたら見えますか?写真が…」
斉藤「あゆみのね」
太田「そうだね、柴ちゃんだね。母・静枝さんの…」
柴田、仏壇まで行って“遺影”を取って来る。
柴田「見えますか? これ、『かば2』の時の写真ですね」
大谷「今度これ、写真撮ってブログに貼ろうよ」
太田「小道具担当は梅ちゃんの川原万季なんですが、これ作って来て『これは、さすがに大丈夫でしょうかね?』って相談されたんですよ」
柴田「やっぱり、あんまりいい気持ちはしないんですけど…(笑)」
斉藤「仏壇に写真が入ったよ、ってあゆみの写真だった…(笑)」
柴田「私、自分で拝む場面があるんでね…(苦笑)」



新しいメンバーについて

リオナ役:岡井明日菜
太田「最初は緊張してたみたいだね」
斉藤「エッグちゃんたちとは同じステージに立つことはあっても、喋ることはなかったから。でも自分から『メアド教えてください』とか言って来てくれたんで。入りやすいコなのかな?、と」
柴田「私、基本的にチビ好きなんで。どっちかというと、私が遊んでもらってる感じです」


ここで、岡井明日菜殿呼び込み―。
太田氏とメロンの間に椅子(謙太郎の書斎の椅子)を出してもらい、座る。


明日菜「梅本リオナ役の岡井明日菜です!」
と、自己紹介。
太田「アッスーは今回が初舞台なんだよね?」
明日菜「はい…」
やや緊張気味?
太田「稽古の最初、どうだった?」
明日菜「最初緊張したんですけど、メロン記念日さんがフォローしてくれたおかげで、すぐ慣れました」
その発言に、一同、意外という反応。
斉藤「お母さんになんか言われた?」
太田「そんなこと言うコだっだっけ?」
明日菜「…(困)」
柴田「誰と仲いいんだっけ?」
明日菜「マチさん(ヒルタ街)と万季ちゃん(川原万季)」
大谷「“マチさん”って言ったよ、いつも『マチ〜!』って言ってるのに(笑)」


太田「メロン記念日の印象なんかは?」
斉藤「それ聞きますか?(笑)」
太田「アッスー、残りまだ公演あるからね(笑)」
明日菜「…(困)」
大谷「さあ、言ってもらおうか!」
村田「芝居の時(メロン四人に毒舌をはく場面)みたいに言ってごらん」
明日菜「…(困)」
腕組みして身構えるメロン。
太田「それが怖いんだよ(笑)」


明日菜「あの〜…」
と、なんとか口を開いて、
明日菜「柴田さんはあんまり喋らない人だと思ってたんですけど、一番最初に話しかけてきてくれて驚きました」
柴田「驚いた?…『嬉しかった』じゃなくて『驚いた』?」
明日菜「びっくりしました」
柴田「私、驚かせちゃった…?」


太田「稽古で辛かったことは?」
柴田、耳打ちする。
明日菜「…ないですよ」
太田「誰だ、悪知恵つけたの?(笑)」


マイブームだと言う、劇中歌:スーパー・レイコ・ヘンドリックス『ヒポポタマスに花束を』の元春(椎名茸ノ介)のラップ部分「あなたから、もらったから、強い気持ち〜」を披露。
客席<拍手


そこへ、ピンポン♪と呼び鈴がなって、母親=梅ちゃん役:川原万季殿登場。
川原「どーも、うちのリオナが…。これ渡すの忘れてた」
と言って、バッグから「岡井明日菜」と書かれた『笑っていいとも!』テレフォンショッキング風ネームプレート(でも手書き)を渡す。
川原「そろそろ子供は帰らなきゃいけない時間なんで…」
太田「あ、そうだね」
時刻はまもなく21時。
川原「あ、これだけ言わせて。アッスーはね…」
と、何か言おうとするが、
明日菜「お母さん、もう帰らなきゃ…」
と邪魔され、しかし言おうとする川原殿。
しばらく二人で揉み合う形に―。
客席<(笑)
時間がなくなったので、
川原「じゃあこれだけ…」
と言って、バッグから今度は「メロン記念日」「太田」というネームプレート(「太田」は紙も粗末なもの)を出して渡して、二人で手を振りながら退場。
太田「ぎりぎり(21時に)間に合いました…(笑)」
手書きのネームプレートを見て、
太田「なんだこれ…?」


なお、川原殿が言いたかったこと↓
http://yaplog.jp/sanpodouraku/archive/926


ネームプレートについて
http://yaplog.jp/sanpodouraku/archive/922
http://very-matching.jugem.jp/?eid=221



ハプニング

太田「昨日はみーよの石が落ちたり…」
大谷「今日は虫が飛んでましたね」
太田「飛んでたね〜」
柴田「あれ、岡井明日菜が退治したらしい。さっき自慢してた…(笑)」



最後にひとこと。

柴田「残りの公演ひとつひとつを丁寧にやっていきたいです。22日までやっておりますので、また観に来てください」
斉藤「『かば』シリーズの中でも、今回が感動はいちばんだと思います。弥生ちゃんに魂こめますので、22日までやっておりますので、また観に来てください」
大谷「何回も観に来られる方は違うところを観てください。私たちがわーわーやってる時の他の役者さんの動きとか。凝ってますから。えー、22日までやっておりますので(笑)、また観に来てください」
村田「『かば』は三部作と言われてますが、まだまだやれると思うんですよ」
と、太田氏の方を見る。
太田「…(無言で口元に笑味)」
村田「でも、今の菅原家と取り巻く人間関係は22日までですから!」


最後に太田氏。
太田「22日までやっておりますので…(笑)」
 
 

*1:トークショー&握手会の寸劇にて演じる。

*2:実際には寸劇あり。