南アルプス天然少年団

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通りすがりの傍観者の足跡。

ラグビーW杯日本開催決定

10年後、日本にW杯がやってくる。2011年大会招致でニュージーランドに敗れ2度目の挑戦で悲願を達成した。日本協会の森喜朗会長は開口一番「感無量。緊張感をもって受け止めたい」。喜びと今後への思いの双方を口にした。
夏・冬季五輪、サッカーW杯に続く、大規模スポーツイベント。世界的な注目度は低くない。日本はラグビー人気の低迷と、競技人口の減少に苦しんでいる。起死回生の起爆剤として、目指すべき絶好の“ゴール”を手に入れたといえる。
だが、開催までに解消すべき課題は山積している。何より重くのしかかるのは大会運営で赤字が出た場合の財務保証だ。IRBは19年大会の開催国に9600万ポンド(約150億円)の拠出金を求めている。現在は政府保証は得られず金融機関や政財界の団体と交渉中。大きな進展はない。
現実的に入場料収入だけで捻出(ねんしゅつ)可能な額ではない。政財界だけに頼らず、ラグビー界の中で、選手や指導者の登録費用に加えてW杯準備金を集めるなどのアイデアを出し、自前の財源を作る可能性も探る必要があるだろう。
まして、開催時期は政府の財務保証を得ている2016年東京五輪、招致活動が進む18、22年サッカーW杯と重なる。両者が招致に成功すれば、ラグビーはファンや企業から「三番手」と扱われかねない。一刻も早く手を打つべきだ。

http://sankei.jp.msn.com/sports/other/090729/oth0907290051001-n1.htm

イングランドスコットランドウェールズアイルランド、フランス、ニュージーランド、オーストラリア、南アフリカの旧国際ラグビーボード(IRB)正式加盟8ヶ国*1以外では初の開催。


しかし、
資金捻出。
競技場の整備。
国内合宿地。
競技人口の低下。
ファン層の高齢化。
そしてなにより、日本代表の強化。
問題山積。



2019年のラグビーW杯開催地が日本と発表され喜ぶ(前列左から)日本協会の真下昇専務理事、河野一郎理事ら=28日、ダブリン(共同)

http://www.sankei.jp.msn.com/photos/sports/other/090729/oth0907290053003-p1.htm

森喜朗氏も河野一郎氏も、東京オリンピックの招致委員も兼ねてるんで。


両方出来るわけないんだけど…。
 
 

*1:1990年までこの8ヶ国以外の日本、イタリア、アルゼンチン、カナダなどは準会員扱いだった。