南アルプス天然少年団

南アルプス天然少年団

通りすがりの傍観者の足跡。

『サイボーグしばた』の幻影

というわけで、一昨日の『モヤモヤさまぁ〜ず2』。
この番組の力の抜け具合が好きで、わりと観ているんだけど、観ているこっちも力が抜けているもんだから、先週何やってたかとかちっとも思い出せなかったりする(笑)


また、ガイド役の大江麻理子アナがハマり役で、Berryz工房青春バスガイド』のPVのバスガイド役はこの番組を観た人がキャスティングしたんじゃないかな?…とか思ったり…。



さて、今回はロケ地が北千住ということで、番組は『サイボーグしばた』シリーズでおなじみの、荒川の土手からスタート。
早速ここで、土手を滑りたくなったさまぁ〜ず三村氏が、スタッフからスケッチブックを借りて土手を滑ろうと…。


これは、第二作『新サイボーグしばたっ!!』の第一話にて、土手で手頃なダンボールを見つけて“10倍滑りたくなった”しばたが“行ってはならない方向”に滑って行ってしまうシーンの再現か…?


第一作のラストの爆発で記憶喪失となり、里田ベーカリーの大将に拾われた里田誠一郎こと大山田博士が、河原で大将の孫娘の里田まいさんと語っているところを滑って来たしばたに激突され、土手に吹っ飛ばされ、さらにちょうど買い物帰りの村田めぐみ助手に自転車で轢かれて、記憶が戻るシーン…。


しかし、ダンボールならともかく、スケッチブックでは上手く滑れないのであった。



次いで、一行はニコニコ商店街へ。
店頭にたくさんおばあちゃんの描いたスポーツ関連の絵が貼ってある栄屋商店。
ここは第三作『闘え!!サイボーグしばた3』にて、しばたと道重さゆみお嬢さまが出会うシーンのロケ地。


荒川界隈では有名な道重財閥のさゆみお嬢さまが取り巻きを連れて庶民の暮らしを調査中に偶然現れたしばた。郵便ポストに封筒を入れようとするが、前に停めてある自転車が邪魔なので、片手でヒョイと動かすシーン。
これでしばたは、何故かお嬢さまの取り巻きたちをとりこにしてしまい、さゆみお嬢さまは激しく嫉妬する…。
大山田研究所(+何故か里田ベーカリーも)の協力を得て、道重財閥が総力をあげてサイボーグしばたに勝手に闘いを挑む発端となるエピソード。


店は新築されていて、『しばた3』や、以前、『ぶらり途中下車の旅』にて舞の海氏が訪れた時*1とは外観が変わっていたので驚いた。
あのポストはどうなったのだろう…?
しかし、相変わらず絵は飾られていて、スポーツ関連だけではなく、こども店長の絵も…。
『途中下車』の時は、おばあちゃんの経歴(女子師範学校卒。元小学校教諭)や何故絵を描くようになったか(元々大のスポーツ好きだったが、ご主人を亡くされてから絵を描くのが生きがいに…)について焦点が当てられていたが、今回は娘婿は身長が190cmあるとか、亡きご主人が専修大学弓道部で…とかのこの番組らしい内容。



力の抜け具合というのは『サイしば』も一緒で、久しぶりにシリーズDVDを見返してみたくなったのであった。