「日本沈没」ＳＦ作家・小松左京さん死去 ８０歳(産経ニュース)
ご冥福をお祈り申し上げます。
小松氏はどんなに巨匠と呼ばれる存在になられても、常に新しいことに興味をもたれ、普段から若い人たちに話を聞くのが好きだったという。
考えてみれば、「わしゃ巨匠じゃ」とふんぞりかえっている人の書くSFなんて、すぐに時代遅れになってしまうもんなぁ…。
それで思い出されるのが、中澤裕子殿が出演した回の『クイズ日本の顔』（NHK。2006年10月放送）
最新のロボット技術や宇宙工学にまつわる内容のなか、「宇宙飛行士試験の倍率と、モーニング娘。オーディションの倍率は、どちらが高いか？」なんて問題も出されていた。*1
この番組では小松氏に関する問題も出題され、「小松氏が若い人たちと話しているときによくいう言葉は何か？」という問題も出された。
この問題に正解したのが中澤殿で、答えは「教えて」というものだった。
これは、「私もすごい歳の離れたメンバーとお仕事してるので…」という自身の経験からの答えだったようである。
中澤「生活環境とか経験してることが全く違うので、年下のコに『何流行ってるの？ 教えてよ』って訊きます」
常に新しいことに興味を持ち続けているからずっとSF作家でいられる。
常に新しいことに興味を持ち続けているからずっとアイドルでいられる。
