南アルプス天然少年団

南アルプス天然少年団

通りすがりの傍観者の足跡。

『上々少女’s#94』 「Starry Night」初披露舞台裏

アップアップガールズ(仮)の新境地を開いた
新曲「Starry Night」の初ステージをお届け!
レコーディングから振付けの模様まで…
曲に込められた想いを7人が星に託す!

http://mv.tv-asahi.co.jp/douga/uugirl/95

レコーディング

SHIBUYA-AX外観。

2013年10月26日 / @JAM the Field vol.4*1

ステージ袖。出番直前のアプガ。
古川小夏「初披露ヤバい。ハフハフする…(苦笑)」
円陣。
森咲樹「@JAMといえばアプガだよ!」
仙石みなみ「そう! 新曲は落ち着いて。あとはとにかくこのお客さんにちゃんとアピールするっていう気持ちを忘れずに。ガンガン盛り上げていきましょう!」
『overture(仮)』がかかり、ステージへ――。

9月9日
「Starry Night」レコーディング

レコーディングブースの佐保。
――ジャケット写真撮影の様子――。

いつもとは違う可愛らしい衣装。
佐保明梨「今までの攻めてるとか激しいとか一切なくて、夜空みたいな。キラキラー♪みたいな」
 〃「でもキーが高くて、ホントに出ないんですよ」

今までにない 高いキーで歌う曲

編曲 Wonder World

Wonder World(ブース外)「関根ちゃんてもっと高い声出るのかな?」
佐保(ブース内)「一番高い声が出るのは新井です」
Wonder World「新井さん…」

メンバーいち、高い音域が出る新井

新井、レコーディングブースへ。
新井愛瞳「おはようございます」

作詞&作曲 Kiyoshi Sugo

Kiyoshi Sugo「よろしくお願いします」
Wonder World「新井さんが一番高い声が出るんだよね?」
新井「そうですね。逆に低いところが出ないです」
Wonder World「じゃあBメロは…」
新井「そうですね。難しかったです。むしろ1オクターブ上の方で唄えたっていう…(笑)」

高音キーが続くので
ニゾンパートは新井が多めに歌う

歌詞カード。歌割りの項に「(新井)」の文字が多い。
新井「エモい系ですね、今回は。なので感情を込めるのに必死でした(苦笑) いつもの自分たちのドスの利いた声というか、ヲイヲイ系ではないなって」
 〃「いいですね。コンサートで唄ったらどうなるんでしょうね。ライブで唄ったら、お客さん泣いてくれるかな?(笑)」
森「あ、空の曲だーってメンバーで喜んで。空の曲ってだけで嬉しいのに歌詞がすごく良くて、目を開けそうになった人とか、今から頑張んなきゃいけない人とか、そういう人に贈る、前向きな応援ソングなので。私自身も勇気づけられます」
関根梓「歌詞に意味もちゃんとこもってるから、その意味もちゃんと自分たちの中で噛み砕いて唄わないと全然伝わらないなーと思いました」

それぞれの輝き方

佐保「今まではグループの名前を広めていこうってことだったんですけど、これからは個々の力を伸ばしていきたいっていうので私たちやってるので、ピッタリな歌だと思います。一人一人が輝いて、グループがもっと輝くみたいな…」
森「(歌詞カード)『夜空に咲いた 7輪の花』…」
――北斗七星のイメージ画――。
森「これ、アプガ7人なので」

曲のクライマックス
高音パートを任された新井

レコーディングブース。
ちょうど「♪夜空に咲いた 7輪の花…」の部分。
新井「私、星好きなので。夜の空が好きなので。群馬はすっごい星が綺麗なんですよ。毎晩家に帰ると星見たりして“お!今日何座が上にある”みたいな会話ばっかしてるので」
     ◇     ◇     ◇     ◇
いつかの夜の屋外イベント。
新井「(群馬の夜空)超キレイですよ! 申し訳ないけど都会より遥かにキレイです。夏もカラッカラの夜はさそり座が普通にキレイに見えます」
     ◇     ◇     ◇     ◇
新井「『星』って単語が入ってると嬉しくなります。大切に唄いたいですね」
     ◇     ◇     ◇     ◇
いつかの夜の屋外イベント。
新井「都会でも星が見えるんですね。…と思ったら飛行機でした」

新井愛瞳なりの輝き方

レコーディングブースの佐保。
Wonder World「OK! お疲れ様でした!」
佐保「ありがとうございましたー!」
ブースの外へ。
Wonder World「20分まきで終了。すばらしい!」


振り入れ

10月21日
「Starry Night」振り入れ

森「今日は『Starry Night』ダンスレッスン初日です」
〃「おとなしい曲なんですけど、意外と『サイリウム』より踊るらしいんですよね」

※別のお仕事のため 佐保はのちほど参加

振り付け
竹中夏海先生

複雑な手の動きの振り。
古川「もうわからない…(苦笑)」


竹中「お客さんにどうノッてもらおうかって考えて、どうしようかな?と思った時に12星座みんな入れてみよう!みたいな感じで…(笑)」


振り入れ。
射手座、天秤座、乙女座、牡牛座…。
新井「まさかあそこで星座が出てくるとは思わなかったですね、12星座」
 〃「たださそり座がちょっとしかない!」

新井←さそり座

竹中「ごめんなさい」
新井「(笑)」
竹中「ごめんなさい」
新井「でもすごい面白いです」
 〃「星をやるのかな?ってイメージはありました。こうやって指で作るやつがあるじゃないですか。星出てくるかなぁ?って思ったらやっぱ出てきて。でも他になにやるんだろう?って思ったら、まさかの星座が出てきて…」


NHK

予定していた振り入れが一通り終わった頃…

佐保が到着。
上々少女’sスタッフ「どこ行ってたんですか?」
佐保「私今日ちょっとNHKの方に…」
上々「受信料払いに行ってたんですか?」
佐保「違います、違います。ほら年末(大晦日)の下見みたいな(笑)」
上々「あー。まだ(出場者)発表されてないですよね?」
佐保「言っちゃいけないやつでしたか?(笑)」
上々「紅組で出るんですか?」
佐保「そうですね」
上々「他のメンバーは知ってますか?」
関根「知ってます!」
新井「あ、紅白の? ありがとう!」
佐保「知ってるよね?」
上々「知ってました?」
関根「知ってますよ。それを率先してアカリがやってくれてたってのは今初めて知りましたけど」
新井「(他のメンバーに)ウチら紅白に司会で出るって」
上々「司会!?(笑)」
新井「歌の枠は埋まってるから司会の枠」
佐保「司会はやらないです。歌に専念です」
上々「(ステージの場位置番号)何番までありました?」
佐保「5番まであったよ、番号」
森「もっとあるだろ」
新井「もっとあるでしょ」
佐保「デカめにとった5番ね!(笑)」
古川「絶対5番以上あるよ」
佐保「でも司会の人の幅とかいろいろあるから、今年は5番なんだって! 階段めちゃめちゃある。後ろから出るんだって」
後ろでスタッフが電話中。
佐保「!」

お静かに。

佐保「…あ、でも6人なんですよ、出るの。この人(仙石)出ない。内緒で出る。家でTV見てびっくりするやつ(笑)」
仙石「おいっ(笑)」


振り入れ再開。

佐保にも振りを教えて 全員でおさらい

翌日 / 未定だった後半の振り入れをして完成へ

ホワイトボードに図を描いて説明する竹中先生。

サビの最後では北斗七星のカタチを作る事に

マネージャー「北斗の拳じゃないですか」
竹中「北斗の拳? あー、傷ですか」
 〃「例えば、手で繋げてみたら…」
アプガ7人で手を繋いで、北斗七星の形完成。

振り付けも完成し いよいよ初披露へ

竹中「はい、それでは…」
アプガ「ありがとうございました!」
竹中「お疲れ様でした!」


初披露当日

4日後

SHIBUYA-AX

10月26日
「Starry Night」初披露

リハーサル

ステージで「Starry Night」のリハーサル。

10組以上のアイドルが出演するライブイベント
「@JAM the Field vol.4」で初披露を迎える

リハーサル終了して控え室へ。
新井「やっぱりマイク持ってやると違うんで。マイク長いんで、(手の動きの振りの時)ここ(手元)がごつごつしちゃったりとか。私はマイク持ってると振りに支障が出てきちゃうんですけど」

新井のソロパート

リハーサルのその部分の映像。
新井「頑張らないと。一人だけで唄うので。そこが頑張らないと『Starry Night』がダメになっちゃうので。しっかり練習します」
 〃「緊張してます(苦笑) そりゃあ、しますよー」
上々「ソロのところですか?」
新井「てか全部です。『Starry Night』は高い音域なので、声が一番高い私が外れたりしたら全部ダメになるので」

リハーサルを見ていたマネージャーから

メンバー全員へ。
マネージャー「@JAMで毎回毎回初披露をやってますけど、初披露史上最高に今日が不安な初披露になるなっていうのが、リハーサルで思ったんで」
 〃「みんなの音域からすると唄いやすい曲じゃないから。いつも以上に繊細に歌意識しないと、ものすごい雑に聴こえて…」
 〃「あと振り付けなんだけど、ごまけないわけですよ。こういう曲だから」
 〃「これがちゃんと見せられないと、“あー、勢いがないとダメなんだね”って話になっちゃうから。こういうアプガを見るのは初めてってお客さんも絶対多いはずだから。そういう人たちに“やっぱアプガ勢いがある曲じゃないとダメなんだな”ってことにならないように、意識高く持ってやってください」
アプガ「はい」
リハーサルを撮ったデジカメの小さいモニターで確認する仙石・古川。

出番15分前

メイクしながらソロパートを練習する新井。
衣装に着替えて立って輪になって練習するメンバー。


控え室を出て、通路を歩きながら、
森「超緊張する…。超緊張する…。超緊張する…」

いよいよ「Starry Night」初披露のステージへ

ステージ袖で円陣。
関根「緊張してる…」
森「大丈夫」
仙石「自由にいこうぜ」
新井「生きて帰ろう」
古川「前半勢い重視して。あとあとゆっくり落ち着こう。とりあえずは1回忘れて」
佐藤綾乃「自信持とう」
新井「せーの!」
気合い入れ。
関根「楽しもうね!」
古川「うううっ!」
と、暴れる。
佐保「(お客さんに)見えてる!(笑)」
古川「早く言ってほしかった。だいぶ見られたあとだったよ(笑)」
『overture(仮)』がかかり、ステージへ。


初披露

MC。
関根「はい、毎回恒例となっている…新曲初披露いっちゃいましょー!!」
観客<歓声
関根「今回ここで初披露させてもらう曲は、10月30日に両A面で発売させるシングルの中から『Starry Night』という曲を皆さんに聴いてもらおうと思うんですが…。この曲は今お届けしてきた、攻めてる、ガツガツした私たちとは180度変わって、ロマンチックに、爽やかに、皆さんに優しく勇気を与える、そんな曲となっています。そしてまたこれからどんどんね、アプガ、もっといろいろな表情を皆さんに見てもらいたいし、もっともっといろんなジャンルに挑戦していきたい、闘い続けていきたいと思いますので、そんな熱い決意も込めて、聴いてもらおうと思います!」
観客<拍手
メンバー、曲冒頭のフォーメーションになるが、緊張の表情。
関根「それでは聴いてください。『Starry Night』!」


♪Starry Night


仙石「初披露の『Starry Night』を聴いていただきました!」
アプガ「ありがとうございます!」
観客<拍手
仙石「これからも上を上を目指しながら、星のように輝いて行きたいと思います! 以上!」
アプガ「アップアップガールズ(仮)でした! ありがとうございました!」
観客<拍手+歓声
手を振って退場。
新井「このあとも楽しんでってください! 私たち年末年始にワンマンがありますので、ぜひ遊びに来てくださーい!」


控え室へ。
新井「緊張しましたー。あらららって感じで…。やっぱ緊張したのか(声)ガラガラになっちゃったり、落ちサビも声震えてたりしたんで。でも、頑張りました。へへへ(笑)」
 〃「アカリとかせっきーみたいに歌上手くないし、何も取り柄ないし。ここで私頑張んなきゃいつ頑張るの?みたいになっちゃうから、頑張りました。でもお客さん飛んでくれたから嬉しかったです。最初飛ぶのかな?ってお客さんも『え?』ってなってたけど、後半飛んでくれたので嬉しかったです。だんだん増えていくのがわかったので、今回リリイベも水曜日からあるので、そこで飛んでくれたら嬉しいなーと思います」
 
 

10月30日リリースのニュー・シングル、「Starry Night」をライヴ初披露 | Stereo Sound ONLINE




――『上々少女’s#94』、了――
 
 

*1:@JAM the FIELD vol4 出演:アップアップガールズ(仮)アフィリア・サーガ、乙女新党、しず風&絆〜KIZUNA〜、SUPER☆GiRLS、Cheeky Parade、でんぱ組.inc、Dorothy Litte Happy、NegiccoBELLRING少女ハート。オープニングゲスト:さんみゅ〜