南アルプス天然少年団

南アルプス天然少年団

通りすがりの傍観者の足跡。

辻希美登場の巻

アンコールMC途中で…。


影の声『中澤さ〜ん!』


中澤「誰?…誰???」


ケーキを載せたワゴンを押して辻希美登場。
どよめく場内。
中澤「…(呆然)」
しかし、運ぶ途中でローソクの火が消えてしまう。
中澤「あんた、なんでおんの?」
目に涙。
辻「大丈夫です。チャッカマン持ってますよ」
と、再着火して、客席に、
♪ハッピーバースデー
の歌を指揮。
♪ディア裕子〜
のあと、中澤引き取り、
♪&辻ちゃ〜ん


辻「これローソクが足りないんですよ」
「35本ない」
「だからもう一回火点けるんで、もう一回吹いて下さい」
「あ、そうだ、これ」
と、クッキーをバンドの皆さんに配り始める。
「楽屋の裏に置いてあったやつなんですけど(笑)」


辻「のんもおととい、21歳になりまして」
客席「おめでとー!」
辻「のんが35歳になった時は中澤さんは…」
中澤「うるさいっ」


辻「スタッフさんから聞いてたんですけど、中澤さんのコンサート、ホントに長いんですね」
「ウラで2時間待ってました」
「お弁当食べてましたよ」
「でものん、聴いてて、好きな曲あるんですよ」
中澤手元、足元の曲順表を指さして、
「これとか…」
中澤「これとか指さすなっ!あたしがカンペ見てるみたいでしょ」
客席に、
中澤「カンペなんか見てないですから!曲順書いてあるだけですから!」
客席「セットリスト!」
中澤「セットリスト…。おっ、カッコいいこと言うなあ」
辻「あと、これとか…13番(曲順)」
中澤足元を指さして、しゃがみこむ。
中澤「辻ちゃん、あんたお客さんから見えてへんで」


中澤「あんた、みんなの前に出るの、久しぶりでしょう?」
辻「ええ、引き込もってました」
中澤「引きこもりとか言うなっ!」
辻「掃除とかしてましたよ」
中澤「ねえ、ちゃんと家事やってんのよね…」
辻「でも、久しぶりに出るからドキドキしましたよ。しーん、とかなったらどうしようかと…」
中澤「それはないでしょ」


中澤「こないだ一緒にご飯食べたのよね」
辻「はい」
中澤「そんで、あたしだっこしたんよ、辻ちゃんを…。いや、辻ちゃんやない。辻ちゃんジュニア…?あれ、男の子やないから、ジュニアちゃうか…?」


辻「まだコンサート続くんですよね。じゃ、のん帰ります」
と言って去ろうとするが、ケーキに未練があるようで…。
辻「これ…」
中澤「それ、あと!」







一言で言って…。


全然変わんないや、この人。