「長門裕之・津川雅彦兄弟が50年ぶりにTV共演！」
というのに釣られて、『レディス４』なんか録画してしまった。
前回のTV共演が、50年前、フジテレビ『スター千一夜』の第一回放送だって…。
もちろん、まだ白黒…。
番組は引っ越ししたばかりの兄の長門氏に、弟の津川氏がすき焼きを作ってあげる、という内容。
これは、母・マキノ智子殿（女優。日本映画の父・牧野省三の娘。映画監督・マキノ雅博の姉）が生前に作られていた通りの、いわば“お袋の味”だそうで、とにかく味が濃いのが特徴らしい。
それにしても、父親（俳優・澤村国太郎氏）の葬儀の日、長門氏が津川氏を洗面所の鏡の前に連れて行き、
「今の顔を見て憶えておけ。それが悲しい顔だ」
と言ったという話、その役者魂に感動。
夜になって、藤本美貴様ご出演の『びっくり法律旅行社』（NHK）を観ようと、その前の『きよしとこの夜』からを観ていたら、ゲストがまたも津川氏で、またもすき焼きを作っていた(笑)
一日に二度も、同じ人が同じようにすき焼きを作っている映像を観るとは…。
氷川きよし氏もグッチ裕三氏も「美味い、美味い」を連発していたけど、ホントかな？
兄の長門氏は味が濃すぎるのか、ちょっと食べにくそうにしてたけど…。
それと、番組中に流れた津川氏のデビュー作『狂った果実』（1956年日活。原作・脚本：石原慎太郎、監督：中平康、主演：石原裕次郎）。
ホント、今観てもすごい映画だよなぁ。
また観たくなってきた。
