南アルプス天然少年団

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通りすがりの傍観者の足跡。

世界的クライマー山野井泰史さん、クマに襲われ重傷


17日午前7時半ごろ、東京都奥多摩町の民家から「クマに襲われたけが人がいる」と119番があった。襲われたのは登山家の山野井泰史さん(43)で、顔や腕をかまれたり、ツメでひっかかれたりするなど重傷を負ったが、命に別条はないという。現場の近所に住む山野井さんは、登山道をジョギング中に襲われた。山野井さんは夫人ともに「植村直己冒険賞」を受賞するなど、世界的なクライマーとして知られている。
世界の高峰を征服したスタークライマーがクマに襲われ、まさかの重傷を負った。
警視庁青梅署によると、山野井さんは体力づくりのために自宅近くの登山道をジョギングしていたところ、親子連れとみられるクマ2匹と遭遇。逃げようとしたが間に合わず、顔や腕をかみつかれたり、ひっかかれるなどした。顔面を骨折。さらに、肉がえぐれ、鼻骨も見えるほどの裂傷も負った。
血だらけになった山野井さんは、近くの民家に駆け込み119番通報を依頼。ヘリコプターで病院に搬送された。意識はあるが、感染症の恐れがあるという。地元猟友会や青梅署は、逃げたクマの行方を捜している。
山野井さんはヒマラヤなど難度の高い高峰の登頂に成功。2002年には「植村直己冒険賞」を夫婦で受賞している。
ホームページによると78月は、キルギスで7000メートルの山の登頂に挑戦し、成功。9月1日に50日間の旅を終え、帰国していた。オーストラリア大使館によると、10月には同国ビクトリア州のグランピアンズ国立公園に取材で訪れる予定だったという。

http://hochi.yomiuri.co.jp/topics/news/20080918-OHT1T00060.htm


世界的なクライマーが…。
なんたる皮肉。