南アルプス天然少年団

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通りすがりの傍観者の足跡。

『フットサル道をゆく』第四回

藤井健太氏(フットサル日本代表主将兼ガッタスコーチ)の朝日新聞連載第四回。
先週が新聞休刊日にあたったので、二週間ぶりの掲載。




話は前回からかなり飛んで、二年目を迎えたFリーグの話題。


一年目は新リーグ開幕ということでお客さんが集まったが、二年目はなかなか難しいだろうという話。
8月31日の浦安‐大分戦では、会場は満員になったものの、前売券は売れていなかった、という。

試合があれば必ず見に来たいという人を増やすにはどういうフットサルをすればいいのか。ファンサービスはどうすればいいのか。どうしたらフットサルの魅力を伝えることができるのか。
(中略)
お金を出してフットサルを見に来てくれる人がいるということがすべての土台。それが入場料収入になり、スポンサーになる。選手はプロになり、昼からきちんとした体育館で練習ができる環境が整う。


当たり前の話なのだが、それをきちんと理解しているプレーヤー(監督、コーチなどスタッフも含めて)は少ないだろう。
フットサル以外のすべてのプロスポーツ、いや、エンターテイメントの世界にも通ずる話だと思う。



Fリーグがあるからフットサルは大丈夫と思っていたら、あっという間にFリーグは廃れる。Fリーグの未来を自分たちで作らなければ、なくなってしまう、というぐらいの危機感と重圧を感じながらやらないといけない。感じられたら、一人ひとつのプレーが変わってくるはず。練習の質が変わってくるはず。試合も変わるはず。


これもそう。
あらゆる世界に通ずる話だ。
例えば、『Fリーグ』のところをハロプロ、『フットサル』のところをモーニング娘。とかのユニット名に置き換えてみる。逆に『Fリーグ』をユニット、『フットサル』をハロプロに置き換えてもいいと思う。
ちょっと、怖くなってくる。