南アルプス天然少年団

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通りすがりの傍観者の足跡。

『ペッパー警部』の歌詞

さて、『ペッパー警部』―。


ふと気がついたのが、歌詞の中に、現在では使われない言葉、表現が少ないこと。
わずかに「連発銃」というのが古くさいが、これはむしろ、一番の「注射」と合わせた結果だろうと思うので、まあ仕方ない。
他にも、「ペッパー警部」の「警部」は映画『ピンクパンサー』シリーズのクルーゾー警部ピーター・セラーズ)からとられたもの、というエピソードがあるが、今でも使う言葉なので、あまり関係ない。
例えば「ポケベルが鳴らなくて」(1993年)なんて表現はないわけである。
比較的よくカバーされている『真夜中のドア』(1979年、松原みき)なんかでも、「レコードの針」という歌詞がある(まあ、レコードなら今でも聴く人は聴くわけで)。
そこへいくと『ペッパー警部』にしても、カップリングの『ロマンス』にしても、共に30年以上前の曲(『ペッパー警部』は1976年、『ロマンス』は1975年)なのに、今聴いても違和感のあるフレーズはほとんどない。
これって、カバーするには都合のいい曲なんだろうな。










そうか、こういう時に貼ればいいんだ…(笑)