南アルプス天然少年団

南アルプス天然少年団

通りすがりの傍観者の足跡。

『携帯小説家』DVDマガジン

正確には、『℃-ute DVDマガジンVOL.8』なんだけど、あえて『「携帯小説家DVDマガジン』と呼びたい内容。
℃-ute各メンバーのソロコメントに、散歩道楽の皆さんとのワークショップ(演劇的トレーニング)、本読み風景が挿入される。
このワークショップと本読みが面白く、途中からインタビューよりもそっちの方が楽しくなってしまった。
インタビュー早送りしようかと思ったくらい…(しなかったが)。




ワークショップでは、例えば℃-ute散歩道楽から何人かのメンバーが選抜され、与えられた設定(軍隊、応援団など)で即興で演技を行なう。選抜メンバーには階級だったり先輩後輩だったりの“偉い順番”が決まっていて、他のメンバーはその演技を見て“偉い順番”を当てる、などといったもの。
“応援団”の先輩後輩の関係はうまくこなすものの(ハロプロでの実体験もあり?)、“軍隊”では右往左往する℃-uteメンバー。


「何してるの?」→「〇〇してるの」も面白かった。
これは例えば、
矢島、ジェスチャーをしている。
梅田「何してるの?」
矢島「(やっているジェスチャーとは関係なく)料理してるの」
 ↓
梅田、料理のジェスチャー
萩原「何してるの?」
梅田「(料理のジェスチャーをしながら)ハンカチで目を拭いてるの」
 ↓
萩原、ハンカチで目を拭くジェスチャー
…というように、即興でジェスチャーをつないでいく、というもの。
鈴木愛理殿、
「カッパと遊んでるの!」
と、やっておりました(笑)
結果的にカッパと遊ぶジェスチャーをやるはめになったのは、『かば』の金田さん役・キムユス氏(←適役)。




本読みでは、演出・太田善也氏がセリフの言い方を指導しているところが興味深かった。
滑舌よりも、ゆっくりセリフを言うことに重点を置いており、とくにお嬢様役の鈴木愛理殿には、
「他人が自分の言うことに慣れている」
「他人は自分の話を聴くものと決めつけている」
だから、人一倍ゆっくりしゃべる、という演出をつけていた。


なるほどね。