南アルプス天然少年団

南アルプス天然少年団

通りすがりの傍観者の足跡。

『浪花の華〜緒方洪庵事件帳〜』(NHK)

若き日の緒方洪庵(緒方章=窪田正孝)を探偵役にしたドラマ。
緒方洪庵といえば、幕末の吉田松陰松下村塾と並ぶ二大塾、大坂・適塾の主宰者として有名で、門下には橋本左内福沢諭吉大村益次郎大鳥圭介…と、層々たる顔ぶれ。
また、ドラマでも触れられている通り、この時代の町医としては珍しく武家階級の出身で、父は備中足守藩(木下家二万五千石。豊臣秀吉夫人北政所の甥・木下利房の家系)の武士。


今回(第二回)は、師匠・中天游(蟹江敬三)の息子・耕介(杉浦太陽)が、他人の子を身籠った娘(小出早織)に恋をして事件に巻き込まれる…というお話。


調べてみると、洪庵が天游のもと(思々斎塾)で学んだのは17歳から21歳までのこと。
役者の年齢は合っているかも。


その後洪庵は、天游の勧めもあって、江戸へ出、坪井信道の門下となり、26歳の時、大坂へ戻り、天游が亡くなったあとの思々斎塾で教え、さらに長崎で学び、29歳で大坂に適塾を開くことになる。


さて、ドラマは今後どんな展開を見せるのか。