南アルプス天然少年団

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通りすがりの傍観者の足跡。

野球・ソフト復活せず 追加候補ゴルフと7人制ラグビー

国際オリンピック委員会(IOC)は13日、当地で理事会を開き、16年夏季五輪に追加する競技の候補を決め、野球とソフトボールはともに候補から外れた。追加候補は7人制ラグビーとゴルフの2競技で、10月にコペンハーゲンで開かれるIOC総会で過半数の賛成を得られれば16年五輪での実施が決まる。
野球とソフトボールは12年ロンドン五輪で除外された。10月のIOC総会で16年五輪開催地が東京になったとしても、日本のメダルが有望な2競技は行われない。

http://www.asahi.com/sports/update/0813/TKY200908130379.html

ラグビーが92年ぶりに五輪競技に復帰する。13日にドイツ・ベルリンで行われた国際オリンピック委員会(IOC)の理事会で、2016年夏季五輪に追加する2競技に男女の7人制ラグビーがゴルフとともに推薦された。世界的な人気や普及度、短い日程で済むという運営面などが評価された。ラグビーは15人制が過去1900、08、20、24年の4大会で開催されていた。16年夏季五輪開催には東京都が招致に乗り出しており、日本ラグビー界にとっては19年W杯日本開催決定に続くダブルの吉報になった。
19年W杯日本開催に次ぐ吉報が届いた。日本ラグビー協会真下昇専務理事は「正式に採用されれば、我々が主張してきたラグビーグローバル化の追い風になり、メジャースポーツとしての位置を得る」と受け止めた。国際ラグビーボードがIOC理事会の前の7月28日にW杯日本開催を決めたのも、IOCにラグビーグローバル化を訴える狙いがあった。
3月にドバイで行われた7人制W杯には連日約3万人の観客が詰めかけた。IOC幹部も視察に訪れていた。香港やケニアなど15人制のW杯には出場したことのないチームも参加。3日間で男女計98試合が行われた。

http://www.nikkansports.com/sports/rugby/news/p-sp-tp0-20090814-530819.html

とりあえず野球とソフトボールが外れたことは非常に残念。
IOCで決めた競技の他に、プラス開催地で人気のある競技をやる、例えば東京なら野球とソフトボールと空手…みたいな、融通の効いた処置は出来ないものだろうか?



7人制ラグビー(セブンス)は、試合時間が短い(前後半7〜10分ハーフ)ために一日に何試合も出来るので、オリンピック向きではあるかもしれない。
同じ理由から、番狂わせも多く、弱小と思われていたチームが勝つこともあり、また接触プレーが少ないために、15人制に比べれば日本にも可能性はある。
実際、国際大会で好成績を挙げたこともあり、1997年のジャパンセブンズでは、フランスを破り、フィジーニュージーランドに次いで3位になった。
2000年のフォルクスワーゲンセブンズ(秩父宮開催)でも、予選で南アフリカ、マレーシアに勝ち、サモアと引き分けて決勝トーナメント進出。一回戦でカナダに勝ち、準決勝で優勝したフィジーに敗れたが、プレートトーナメント(敗者復活)にまわり、フランス、パプアニューギニアに連勝してプレート優勝(総合3位)を遂げた。


しかし、もしも正式決定し、オリンピックの東京開催が決まったら、メダル獲得が期待出来た野球やソフトボールに代わる競技として、責任は重大だ。