南アルプス天然少年団

南アルプス天然少年団

通りすがりの傍観者の足跡。

MELON LOUNGE@原宿・THE COLLECTORS編

DJ TIME

メロンライブが終わり、コレクターズの準備の間、DJ ARAKI氏によるDJ TIME。
コレクターズファンの方々(多くは女性)が前の方に出て来たので、なんとなく前を譲る格好になり、後ろに下がったついでにドリンクバーに行ってドリンク券を交換。
ドリンクバーは二杯目以降は300円なんだそうな。良心的だね。
ジントニックを注文したら、大きめの紙コップに350mlの缶を1.5杯入れてくれた。これまた良心的な。


やがて準備が整い、コレクターズのライブがスタート。
前に行く人の流れについていく形。



60'sブリティッシュ・ビート meets メロンヲタ

ザ・コレクターズ登場
古市コータロー氏(g.)のみコラボTシャツ。
加藤ひさし(vo.)「みんな、メロン記念日好きですか〜!?」
ヲタ<お〜っ!
加藤「いい人たちですよ〜」
と言って曲へ。



10.僕の時間機械(タイムマシーン)



なお、加藤氏は頻繁にMCを入れてくるので、どの曲の前後だったかはよく覚えておりませぬので、そのあたりはご容赦のほどを。



■居酒屋でも花火大会でもなく
[MC]
曲あと、男性大多数のフロアを見渡し、
加藤「なんかすごいな…(笑)」
フロア<爆笑
サイリウムを見て、
加藤「その蛍光塗料入りの棒は花火大会の帰りかなんかか?」
フロア<イヤイヤイヤ…
加藤「なんだそれ!(爆笑)、今どき居酒屋でもそんなのないぞ!」
…と言いつつも、気に入ったのか、これ以降、ヲタに「イヤイヤイヤ…」を言わせよう、言わせようとMCをする加藤氏。
(しまいには自分でも「イヤイヤイヤ…」)


加藤「それ、どこで売ってるんだ?」
ヲタ<ダイソー
加藤「え?100円ショップか!…貧乏くせぇな!」
フロア<(笑)
加藤「ていうか、俺、22年やってるけど、マンツーマンで話してるの初めてだ(笑)」
フロア<爆笑
加藤「みんな俺のこと知ってるのか?」
ヲタ<加藤く〜ん!
加藤「あっ、知ってやがる(笑)…予習して来たな!」


普段は女性の方が圧倒的に多いようで、
加藤「たまには男もいいねぇ(笑)」
ヲタ<加藤さん、抱いて〜!
加藤「お前ら、親泣いてるだろ!」
フロア<爆笑


加藤「お前ら、もっといい服着て来いよ!メロン記念日だって、いい服着たファンに来てもらいたいだろ!」
ヲタ<加藤、かかって来〜い!
加藤「お前ら、ロックンロールなめんなよ!」
フロア<(笑)


ヲタのあまりの反応の良さ*1に、
加藤「なんか南米でライブやってるみたいだよ(笑)」
とは言っていたものの、普段のライブと違い、フロアから声がバンバンかかってくるのが面白かったり珍しかったりしたのだろう。いちいち拾っていた。


…というより、ちょっと拾い過ぎた?


事前の『Rooftop』のインタビューの時に、村田めぐみ殿が、
「お客さんが凄く喋り掛けてくると思いますよ(笑)」
と言っていた(←忠告だった?)のだが…。
さすがにメロンでもあんなには拾わない。
同インタビューのなかで加藤氏は、
「メロンのお客さんは普段お目に掛かる人たちじゃないから、どういうご挨拶をしたらいいのかちょっと心配なんだよね(笑)」
と、語られていたが、結局のところ、そのまんま出て来てしまったのかもしれない。
で、とりあえず目に飛び込んできた“蛍光塗料入りの棒”と耳に聴こえてきた「イヤイヤイヤ…」からイジッていったら、流れでこんなことに…?(笑)


また、当初心配されていた、花粉アレルギーと風邪という「病気のコラボ」(当日10/17の加藤氏のブログ。http://www.wondergirl.co.jp/thecollectors/diary14/diary14.cgi )はまったく感じさせない元気さだった。


それとも、それがなにか影響してたのだろうか…?



加藤ひさし森の石松

■“メロン記念日ロック化計画”のコラボアーチストについて
[MC]
加藤「メロン記念日がコラボしてきたバンドで、ビークルニューロティカ、ミドリと三組いるよな?」
加藤「お前ら、ビークルニューロティカでどっちが良かった?」
ヲタ<ビークル
加藤「だよなぁ。だって“あっちゃん”だもんなぁ…」
フロア<(笑)
加藤「じゃあ、ビークルとミドリ、どっちが良かった?」
ヲタ<ビークル
加藤「だよなぁ…」
フロア<(笑)


なんだか『石松三十石船』*2みたいなことになってきた。
こりゃ、ロックンロールじゃなくて浪曲だ(笑)


加藤「じゃあ、最後に。コレクターズとビークル、どっちが…」
ヲタ<ビークル
加藤「死ねっ!」
フロア<爆笑


『石松三十石船』ならぬ『ひさし宇宙広間』から言っても正しいオチ。*3
なお、この場の洒落ですので、他のコラボバンドの皆さま、並びにそのファンの皆さま、お気を悪くなさりませぬように。


加藤「お前ら、売れてるもんに弱いだけだろ!」
ヲタ<イヤイヤイヤ…
加藤「しまった。次はバラードなのに、こんなMCしてる場合じゃなかった…」
フロア<爆笑
加藤「やな客だな…!」
フロア<爆笑



14.僕は恐竜




板橋で逢いましょう

■板橋の王者
さて、後半も加藤vsメロンヲタのバトル(?)は続き――。
ヲタ<かかって来〜い!
加藤「ていうか、お前がかかって来いよ(笑)」
フロア<爆笑
加藤「お前ら、板橋区に入れないようにしてやる!」
ヲタ<みんなで行くぞ〜!



■池袋のナンバーワン
ところで、ここまで黙っていた、古市コータロー氏(g.)。
加藤「お前もなんかしゃべれよ!」
古市「…」
加藤「いい男でしょ?“1995年度の池袋いい男コンテスト1位”だよ!」
フロア<拍手
古市「えー、皆さんこんにちは…」
ヲタ<こんばんはっ!!
古市「うん、“こんばんは”だった…。言った瞬間に自分でもわかった…(笑)」
これで気勢を削がれてしまったのか、古市氏は以降ほとんど喋らず。
この人のトークも聴きたかったのに、これはちと残念だった。



世界を止めようとしたら、とりあえず動画が止まった

■動画
加藤「お前らYou Tubeに晒してやる!」
と、ステージからデジカメでフロアを撮影する一幕も(笑)


なお、残念ながら、動画のつもりが静止画だったトラブルにさらに“呪い”も加わったとかで、You Tubeは断念とか。
http://www.wondergirl.co.jp/thecollectors/diary14/diary14.cgi



■世界を止めて
コレクターズの曲じたいにはノリまくるメロンヲタ。
また、歌いながらそのノリをリードする加藤氏。
加藤「いいかお前ら、メロン記念日が俺たちを選んだんだぞ!」
フロア<拍手だったり軽くブーイングだったり(笑)
加藤「お前らコレクターズのライブに絶対来るなよ!」
ヲタ<みんなで行ってやる〜!
加藤「なんだお前ら、いいヤツらだな(笑)」
フロア<(笑)


ラストは『世界を止めて』。
やはり『Rooftop』誌のインタビューにて村田殿がこの曲について触れていたが、この人はいつもコラボするバンドのことを勉強している。
“DJムメ”をやる際にお世話になったバンドの曲を選曲したりするので、近いうちにこの曲あたりも使ってくるかもしれない。




――つづけ――
 
 

*1:これはビークルのヒダカ氏もニューロティカのカタル氏も指摘していた。

*2:たまたま船で乗り会わせた事情通の男に、森の石松が自分の素性を隠して次郎長一家子分衆のランキングを聴くが、なかなか自分の名前を挙げてもらえず…という話。繰り返される「江戸っ子だってね」「神田の生まれよ」「寿司食いねェ」のくだりで有名。http://www.youtube.com/watch?v=GIRSZq-Oowo http://www.youtube.com/watch?v=XSqGyXsKlVs&feature=related

*3:『石松三十石船』では「石松は喧嘩はいちばん強い。しかしあいつは馬鹿だ」と言われてしまう。