南アルプス天然少年団

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通りすがりの傍観者の足跡。

節分

飯田圭織殿

この前、ゆーちゃん、なっち、圭ちゃんとご飯を食べた時に
『どんな豆をまく〜?』
と話しをしました。
結果、わたしとなっちの北海道チームは落花生をまいています
ゆーちゃん、圭ちゃんは普通の大豆をまいているというコトで
節分の豆にまで土地柄があるのを初めて知りました(笑)
でも、圭ちゃんは千葉出身なのになんで落花生じゃないんだろう。。。とかなり疑問ですが。。。
もちろん我が家は落花生で豆まきでぇす
もちろん千葉県産♪♪
そして、恵方巻きを作ってみました
わたしは知らなかったのですが、
関西ではある方向に向かって無言でのり巻きを食べる。。。という習慣があるらしくて、
始めて聞いた時にはありえない〜!ゆーちゃんの作り話しだな〜と思っていたのですが、
最近では関東でも恵方巻きが浸透してきているようで
初チャレンジです

http://blog.oricon.co.jp/iikaori/archive/492/0

だいたい、ずっと関東で育った筆者などは、
「どんな豆をまく〜?」
などという会話をしたことがないもんな…(笑)



節分に大豆でなく落花生を撒く地域は意外に多くて、北海道の他に東北や信越地方、それに九州の一部(特に鹿児島と宮崎)。
起源は昭和30年代の北海道説が有力なようだが、他に新潟説もあるようである。
落花生の利点は、殻付きの状態で撒くから、一度撒いたものでも食べられるからだ…という。


なるほど、エコだね♪


それじゃそもそも、なんで節分に大豆撒くんだ?
…というと、長くなるので割愛させていただきますが、これも諸説あるらしい。
どうも煎った豆、というのが肝のようである。


また、一般には落花生を撒く地域でも、寺社ではさすがに大豆を撒くらしい。



ちなみに保田圭殿の出身地で、日本一の落花生生産地である千葉県は節分にはもちろん大豆であり、「名産だから…」というのはあまり関係ないようである*1
千葉県出身の保田殿が落花生撒くなら、京都府福知山市出身の中澤裕子殿は丹波の黒豆撒かなきゃならんことに…?


もっとも、日本初の落花生生産地とされている神奈川県*2も大豆なのだが、昨年、落花生の名産地・秦野市で、
「節分に秦野の落花生を」
というキャンペーンをやったらしい。


秦野のイメージキャラクター:丹沢のぼる氏
http://noborukun.exblog.jp/10746041/



さて、一方の恵方巻については、どうせ海苔巻き屋(?)さんの陰謀だろう…と思っていたが、調べてみると、元々大阪の花柳界で流行っていたものを、昭和初期(1932年)に大阪鮓商組合が「節分の日に丸かぶり」と宣伝したらしい。
なるほど、土用の丑の日のうなぎみたいなもんである。


さらに、1973年頃に大阪海苔問屋協同組合が、
「節分の夜、恵方*3に向かって無言で家族揃って巻き寿司を丸かぶりすると必ず幸福が回ってくる…と昔から言い伝えられています」
と書いたチラシを寿司屋に配ったらしく、その後、恵方巻の早食い競争がマスコミに取り上げられたのがきっかけで全国に広まったらしい。



1973年といえば、奇しくも中澤殿が生まれた年ですな…(笑)




参考までに↓
http://allabout.co.jp/family/seasonalevent/closeup/CU20060124B/index3.htm
 
 

*1:鹿児島は名産地

*2:日本で最初に落花生を生産したのは大磯町や二宮町らしい。

*3:歳徳神の在する方位