今回のライブはとびきり小さいハコのライブ。
ステージも動きまわるほどのスペースはない。
だから『Killing My Caddy』でも、ぴょんぴょん飛び跳ねることは出来ない。
でも、（だからこそ）会場の一体感は半端なかった。
ヲタ諸氏との名指しトークバトルも小さいハコだからこそ。
あれって、ライブを成功させるための一種の通過儀礼のようなものだったのかな？とさえ思える。
仮に野次がひどくなっても、フロアには元セクシー担当が居て、
「静かにしなさい(笑)」
と抑えてくれるから大丈夫なわけだ。
「いいライブだった。」
という感想の中に「会場に合ったライブだったから」というのは意外と大きい。
さて、この日発売開始となった（正式な発売日は来年）『ENDLESS LOVE』。
筆者、どうも先日の『恋文横丁』でのライブを観てから、この曲が何かの主題歌のようなイメージが出来てしまった。
あの切ない恋物語の世界に、この曲はとても合っていたから。
CD帯の『Rooftop』椎名編集局長によるキャッチコピーは、
『愛とは決して後悔しないこと』だと人は言う。
だが、後悔は時に『ENDLESS LOVE』のような珠玉の詩を生み出すこともある。
“Queen of MUG-ROCK”大谷雅恵a.k.aひまわり 至宝のバラード、遂に完成。
なるほど。
「『ある愛の詩』にはなれないけれど…」って感じですな。
でも、だからいいのである。
同意。
