南アルプス天然少年団

南アルプス天然少年団

通りすがりの傍観者の足跡。

『東京』

『NHK歌謡コンサート』を視聴。
前田有紀殿が出演した時くらいにしか観ない番組なんだけど(今回、UFAからは先日の山下公園のイベントにも参加していた松原健之氏が出演)、マイ・ペースが出演して「東京」を唄うというんで。
そう、柴田あゆみ殿が出演した舞台劇団シニア グラフィティ第5回公演昭和歌謡シアター『東京』のモチーフとなった曲である。



筆者この曲聴いたことはあるんだけど、実際唄っているのを観るのは初めてだった。
1974年の曲というから、ちょうどこの舞台にも出演していた稲葉貴子殿の生まれた年。
舞台の設定は佐渡出身の登場人物たちが夢を抱いて上京、数年後に東京で再会し…という物語だった。
この作品はキャリアウーマン役:前田有紀殿の好演が印象に残る。
また、「佐渡おけさがラップになり、Berryz工房が唄う」という新聞記事の話が出てきて爆笑したものだった。
劇中では石原詢子殿がこの曲を唄っていた。


実際にはメンバーの森田貢氏が当時名古屋在住で、付き合っていた東京の彼女に会いに行き、帰りの新幹線こだまの中で書いた詞なんだという話。
なお、マイ・ペースというグループは、実働三年で活動休止、芸能界から去ったのだという(現在活動再開中)。
その理由が、
「手作りのライブがやりたかったから」(森田氏・談)
なんとなく、太陽とシスコムーンの再結成ライブや、元メロン記念日メンバーの“その後”と重なる。