南アルプス天然少年団

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通りすがりの傍観者の足跡。

ドリーム モーニング娘。 コンサートツアー2011秋の舞〜続・卒業生DE再結成〜・感想

昨日でドリームモーニング娘。の秋ツアーが終了。
最後が仙台というのは、とても意味があったと思う。


春のツアーと比べても、チーム感はより一層増していた。
これは、春の頃にはまだドリームモーニング娘。に居るのがなんとなく不自然だった久住小春殿が、メンバーに溶け込んできたからだと思う。
実はこれ、彼女が本格的にモデルの仕事を始めたことと無関係ではないようにも思われる。
ドリームモーニング娘。というグループは、TVだったりラジオだったり舞台だったり、もしくは結婚している人もいるので、それぞれが自分の仕事や生活をかかえていて、それをうまいことフィードバックさせているグループなのだと思う。
その点がアイドル本流をいく、例えば現役メンバーとの違いだろうし、そういう違いがあるからこそ双方が面白くなる。
若さの価値と経験の価値は、本来比較できないものなのかもしれない。


それと、後輩チームMCの小川麻琴殿。

小川 春ツアーではMCが二つあって、一つはお姉さんチームと、もう一つは4期から下のチームで、お姉さんチームが矢口っちゃんで、うちらのチームは私がMCだったんで、すごいイヤでした。
――完全に比べられますね。
小川 矢口っちゃんは切り返しもうまいし、時間の配分もうまいし、すごく参考になりました。
(『Top Yell』10月号。インタビュアー:長谷川晶一氏。)

確かに春の時は一生懸命トークをまとめようとしている感があったが、秋のツアーでは、なんというか肩の力が抜けていて、無理してまとめようとはせず、まとまらない場合は無理してまとめない(笑)…なんて芸当が出来るようになっていた。


個人的にはこの新潟の先輩後輩が秋のツアーのMVPだったと思う。


もちろん“本道”でいえば、筆者などよりも、夏まゆみ先生の方がちゃんと見てくれている。
日本一のユニット | ありがとうを言いたくて


これらのことは、ドリームモーニング娘。というグループが、ただの懐古趣味のグループではなく、現在進行形のグループであることのなによりの証拠になるだろう。




――ドリーム モーニング娘。 コンサートツアー2011秋の舞〜続・卒業生DE再結成〜、了――