南アルプス天然少年団

南アルプス天然少年団

通りすがりの傍観者の足跡。

大谷雅恵トークライブ『しゃべりおさめ』(12/3)・Wキーコの巻

【ここまでの出演者】
大谷雅恵(MUG-ROCK)
DJ ARAKI(MUG-ROCK)
椎名宗之(『Rooftop』編集局長)

危険なふたり

この日最初のゲスト、後藤那奈殿を呼び込み。
『SOUL FLOWER』でキーコ(大谷雅恵)の子供時代を演じた。

ジントニックを注文。
大谷「那奈ちゃん、こう見えても二十歳越えてますからね(笑)」
後藤「21歳です*1。お酒大好きです〜♪」
椎名「21歳でジントニックは、渋すぎると思いますが…(笑)」
大谷「最初、アラーキーに『ゲストが那奈ちゃん』って言ったら、『未成年だと早めに出さなきゃならないから』って心配してて…(笑)」
ARAKI「えっ、子役かぁ〜って思ったんですよ(笑)」
後藤「私、まぁしいさんに『トークライブあるから』って言われて、観に来るつもりだったんですよ。そしたら『ゲストで出て』って言われて、いいのかな?って思ってたんですけど…」
大谷「うん。他に誰も居なかったし(笑)」
客席<爆笑


大谷「『SOUL FLOWER』の打ち上げでも那奈ちゃん、途中でどっか行っちゃって…。二次会で気がついたら那奈ちゃん居ないんで、どこ行っちゃったんだろう?って心配したのよ」
後藤「私、気がついたらカラオケで唄ってました(笑)」
客席<爆笑
大谷「なんか別に何人かカラオケに行ったって聞いて、安心したんですけど」
後藤「すいません、私、一次会で呑み過ぎました(苦笑)」
大谷「でも、那奈ちゃんは偉いよね。舞台終わってすぐバイト初めて」
後藤「舞台終わって打ち上げで“死んで”…。打ち上げって役者は死んでるものじゃないですか」
客席<爆笑
後藤「翌日も死んでて…。でも、その翌日はバイトやってました。焼肉屋さんなんですけど。でも、ボーッとしてました(笑)」


後藤「でも、終わってからはまぁしいさんの方が心配だったんですけど…(笑) 大丈夫かな?って*2
大谷「ごめんね〜(苦笑)」
後藤「今日も私、何時に入っていいかわかんなくて。まぁしいさん、『連絡するね』って言ってたのに全然連絡来ないから…(笑)」
大谷「ごめん、ごめん…。昨日の夜に、『私、何時に行ったらいいんですか?』ってメールが来て…(笑)」



『SOUL FLOWER』秘話

椎名「後藤さんは役者さんを始めてどれくらいなんですか?」
後藤「一年半です。事務所に入ったのが一年半前で。今はフリーなんですけど」
椎名「今回の役者さんの中では最年少ですか?」
後藤「いや、“おっきー君”(山冲勇輝氏。クロサワ役)がひとつ下で…」
山冲氏は1991年3月生まれ。『下北箱庭HEARTs』では仙石みなみ殿の夫役であったが、1991年4月生まれの仙石殿とは同年生まれ(学年だとひとつ上)。
大谷「でも、おっきー君の方が稽古場でも年上扱いだったよね(笑)」
後藤「そうそう(笑)」
大谷「おっきー君、すごく礼儀正しいんですよ。先輩たちにはちゃんと敬語使ってて。でも、那奈ちゃんにはタメ口なの(笑)」
後藤「『お前さぁ…』みたいな(笑)。あと、翼くん(服部翼氏。ヤコブ役)と三宮ユリカちゃん(ウズメ役。)が同い年です。でも小屋入りしてやっとタメ口きけるようになった…。最初、顔合わせの時に『どうしよう? たぶんいちばん年下だ…』って思ってたんですけど(笑)」


椎名「今回、まぁしいの子供時代っていうことだったんですが、いかがでしたか?」
後藤「最初私、自分がどの役なのかわからなくて、まぁしいさんとかと喋ってたら、演出の壱岱さんがそれを見てて、『うんうん、子供時代に見える♪』って(笑)」
椎名「それは、稽古場で実際に見て役が決まったってことですか?」
後藤「いや、子供時代の役ってことでお話をいただいたみたいなんですが、私、知らなかったので…。壱岱さんに『歌、唄えるよね?』って訊かれて、『は、はい…』みたいな(笑)」
椎名「実際に演ってみてどうでした?」
後藤「まぁしいさん、歌上手いじゃないですか。たいへんでした」
ARAKI「あれ、なんだっけ? 『ライ麦畑』だっけ? 一緒に唄うの*3
大谷「はい」
ARAKI「あれ、良かったよね」
大谷「稽古やるごとに、みんなに『似てきたね』って言われてたんですよ」
後藤「言われました」
大谷「最初私、もうちょっと大人っぽいキーコで演ってたんですよ。でもあんまりハマんなくて。那奈ちゃんの演ってた子供っぽいキーコに寄せていったら、うまいことハマったんです」
後藤「でもホントは子供じゃないんで、郷本さん(郷本直也 氏。サガミ役)に飛び付くところも『さーせん』みたいな…(笑)」
大谷「そんなことないよ! 私でも飛び付くんだから!」
客席<(笑)
大谷「今回は役者同士のコミュニケーションがすごくとれてて…。主水くん(鵜飼主水氏。シド役)、ASSHの。『まぁしいにこんなに話かけられたの初めてだ』って。何本も一緒にやってるのに…*4
ARAKI「やっと心を開いた?(笑)」



新しい風

椎名「後藤さんはメロン記念日は知ってました?」
後藤「ええ、まぁ…。名前は…。どうしよう私、どっちかというとAKBなんで…(苦笑)」
客席<爆笑
後藤「これから聴きます!」
客席<爆笑
大谷「でも、私たちと絡むと売れるよ」
後藤「そうなんですか?」
大谷「ちょっとだけ一緒にお仕事したザ・パンチさんも、あとピースさんも、ハリセンボンさんも*5、みんな売れたの。私たちを踏み台にして」
客席<爆笑
ARAKI「メロンと絡むと、売れるか解散するかですよね」
客席<爆笑


このあとも後藤殿の絶好調なトークが続き、
ARAKI「“まぁしいさん”ってのが新鮮ですね(笑)」
椎名「新しい風が吹いてきましたね(笑)」
大谷「若いって凄いねぇ」
客席<(笑)


大谷「さて、そろそろお時間ですが…」
客席<工工エエェェ(´Д`)ェェエエ工工
大谷「でも、那奈ちゃん、残って観てってくれるんだよね?」
後藤「はい、後ろで観て行きます。私、エハラマサヒロさん、楽しみなんで!」
大谷「あっ、それは…」
と、もうひとりのゲスト・レイザーラモンRG氏に気を使う。
後藤「あぁ…、RGさんも、ね(笑)」
ARAKI「いかん、ますます傷口広げてるな…(笑)」
客席<爆笑


プレゼント抽選。
後藤殿が持参したのは某日本シリーズ優勝チームの親会社の“お父さん犬”のぬいぐるみ。
かと思いきや…、
大谷「あっ、これ、ストラップなんだ!」
後藤「そうなんです(笑)」
大谷「でも、こんなの携帯につけられないぞ!」
後藤「私バカだからこれ、バッグに付けて一ヶ月くらいしょってたんですけど、さすがに重いんで…(苦笑)」
客席<(笑)


告知。
映画『こっくりさん 劇場版』に出演している由。
後藤「主役が、AKBの鈴木まりやちゃんです。私も高校生の役でセーラー服着てます(笑)」
ARAKI「怖いやつなんですか?」
後藤「え〜と、『こっくりさん』なんで、こっくりさんをやります」
客席<爆笑
後藤「私、まだ観てないんですけど…(苦笑)」
大谷「え〜っ」
後藤「鈴木まりやちゃんたちと舞台挨拶やって、みんなはそのあと観て行ったみたいなんですけど、私、そのあとバイト入れちゃってて…(笑)」
大谷「まず自分で観よう!」
客席<爆笑


舞台挨拶の記事




――つづけ――