DISC1：68分。
DISC2：70分。
メンバーのコメントをはさみつつ、『秋の舞』初日の市川公演から千秋楽の仙台公演までの舞台裏映像（舞台出演の為出遅れていた安倍なつみ合流後初のレッスンも）で構成されている長時間にわたる良質のドキュメンタリーという印象。
とにかく初日の緊張感が半端ない。
出番前のステージ袖でなおも振りを確認する矢口真里、吉澤ひとみ…、なかなかカメラ前に来ようとしない中澤裕子…。
このメンバーが…、である。
またこのメンバーでツアーが出来る喜びと感激の涙にあふれていた『春の舞』の初日とはまったく違う。
また一面、このDVD、主人公は夏まゆみ先生と捉えることも出来るかもしれない。
DVD冒頭、初日前日の市川のステージ端で準備しているメンバーをよそに、ステージ中央に仁王立ちして客席を見つめている夏先生はとにかく凛々しい。
時には厳しい言葉で、時にはフレンドリーに。
夏先生にとってドリームモーニング娘。のメンバーというのは教え子ではなく、同志なんだな…という印象。
千秋楽の仙台にて、
「日本一のユニットが出来ました」
「だから私、もう（本番直前の）集合場所に行かなくていいよね？ もう怒りたくないし…(笑)」
そして、メンバーが口々に「いやだ〜！」と叫ぶ場面には、いろんな意味で感動する。
中野公演にサプライズ出演した後藤真希＆辻希美殿にも密着しているのもポイント高い。
出番終了後、
後藤「のど渇いた〜」
辻「お腹減った〜。ご飯食べたい…」
後藤「いや、それはまだいいかな？」
という場面には大爆笑させられた。
あの公演終了後、後藤殿が笑顔でステージ裏でメンバーが戻ってくるのを出迎えていたんだなぁ…。
特典映像はゲネプロのMC部分。
メロン記念日が解散した夜のイベントで初公開されたメロン記念日ライブのゲネプロ映像で、ハロプロがゲネプロでもMC部分をきっちりやっているのは知っていたものの、いやぁ、しっかりやってます(笑)
