先だっての舞台『源氏物語×大黒摩季songs〜僕は十二単に恋をする〜』の話題。
中澤「今回、再演ということで。久しぶりに最年長じゃない場に…」
客席＜(笑)
中澤「（小声で）紫吹ねーさんがいるからね…(笑)」
中澤「最年少は…、川上ジュリアちゃん。19歳かな…？」
正確には、12月生まれなのでまだ18歳のようである。*1
中澤「初演の時はまだ高校生で、稽古場に制服で来てて…。衣装も制服だったし、『制服着られるっていいなぁ』って思ってた。それが『卒業したので制服着るの恥ずかしい』って言ってて…。もったいない！！！」
客席＜爆笑
中澤「『私、今でも着ろって言われたら着るのに！』って」
客席＜爆笑
中澤「そしたら周りの人たちがシーンとなって、『中澤さん…』みたいなリアクションで…(苦笑)」
客席＜爆笑
中澤「ドリームモーニング娘。の武道館が終わってから、今日のこのコンサートで何歌おうかな？って考えてたんですけど、共演した方の曲を唄えたらいいなって思ってて…。そしたら、私の旦那さん役だった岸田敏志さん。大ヒット曲あるじゃないですか。『きみの朝』。一曲決まり！って(笑)」
なお、岸田敏志（旧芸名：岸田智史）氏はUFAの前身といえる（ちょっとややこしいのだが）ヤングジャパングループに所属していたこともあるので、先輩といえなくもない。
04．きみの朝(岸田敏志)
唄い終わっても演奏止まず。
中澤「？？？」
すると、ご本人の歌声が…！
唄いながら岸田敏志氏登場。
客席＜拍手
中澤「…！！！(笑)」
岸田氏、ラストのサビ「♪モーニング、モーニング」の部分を「♪ハッピー、バースデー」と唄う。
中澤「（客席に）改めまして、岸田敏志さんです！」
客席＜拍手
岸田氏、客席に一礼して、
岸田「（中澤に）いいファン持ってるねぇ！ 外は嵐だよ！」
客席＜(笑)
岸田「なんかね、舞台共演者の曲を唄うらしいなんて噂を聞いてね、ひょっとしたら俺の歌かな？…なんて思って来ちゃったんだけどね(笑)」
中澤「岸田さん、すいません。本番始まってすぐぐらいの時に私、もう唄うって決めてました！」
客席＜爆笑
岸田氏はバースデープレゼントとして自作の備前焼の一輪挿しの花瓶を持参。
岸田「僕、岡山出身なんでね。備前焼は僕の地元のものなんですよ」
中澤「お稽古の時から『備前焼やってるんだ』っておっしゃってて」
岸田「一輪挿しだからね、これ。たくさん挿しちゃダメだよ(笑)」
中澤「はい、はい…(笑)」
岸田氏が客席の拍手で送られて退場したあと、
中澤「毎年やってるんだから、いいかげん私、サプライズに慣れないと…(笑)」
続いてはやはり『源氏物語×大黒摩季songs〜僕は十二単に恋をする〜』に関する曲。
中澤「劇中で私が唄った曲ではないんですけど、大黒摩季さんの曲を…」
05．一番近くにいてね(大黒摩季)
曲が終わると、
『裕ちゃん！ リーダー！』
と、呼びかける天の声が場内に響きわたる。
中澤「！！！」
『誰だかわかる？』
中澤「わかりますよ！！」
『皆さん、こんばんは。大黒摩季です』
客席＜おおおおおお…！！！
大黒『裕ちゃん、お誕生日おめでとう。ホントは一緒にお祝いしたかったんだけど、行けなかったので…』
〃『誕生日とは、自分がお祝いされる日であると同時に、自分を生んでくれた両親に感謝する日でもあると思うんです…』
中澤「（うなづく）」
大黒『さらに自分を支えて、その地位を与えてくれた人…。裕ちゃんの場合は、あなたを支えてくれるファンの皆さんや、モーニング娘。のメンバーや、リーダーという地位を作り上げてくれた周りの人たちに感謝する日でもあるんだと思います…』
中澤「（大きくうなずく）」
大黒『裕ちゃんが、オーディションで唄ったのが私の歌(『ら・ら・ら』)だったということを涙を流しながら話してくれた時、正直、自分の体の調子が思わしくなかった時だったんだけど、そのことで元気をもらえました…』
中澤「…（涙ぐむ）」
大黒『39歳ということですが、これからは楽になりますよ〜。もう若さとか美貌とかで勝負しなくてもよくなりますから…』
中澤＋客席＜爆笑
大黒『これからは実力とか…、“フォース的”なことでね…(笑)』
中澤＋客席＜大爆笑
――つづけ――
