南アルプス天然少年団

南アルプス天然少年団

通りすがりの傍観者の足跡。

本日の簡単なまとめ

会場

観客席はフィールドの長さ分の椅子×5列。
後方に屋根のある立見席。
ドリンク販売も近く、トイレ、喫煙所も比較的近い。
クソ暑いが、風がそこそこあるので、なんとかなる感じ。
ガッタス、マネージャーのはずの石川梨華選手もユニフォーム姿。
でも、選手用タオルの入ったカーゴをひいている。


開会式

12:15開会式開始。
進行はフジテレビ:立本信吾アナ。
入場のあと、組み合わせ抽選。各チームのキャプテンがくじをひく。


■Aグループ
A1 YOTSUYA CLOVERS太田プロ
A2 Gatas Brilhantes H.P.アップフロント
A3 OMIASHI(ジェイ・オフィス)
■Bグループ
B1 XANADU loves NHCホリプロ
B2 なでしか?JAPAN(混合チーム)
B3 南葛シューターズ(旧・YJシューターズ


ガッタスにとっては面倒くさそうなチームが反対側に行ってくれた感じ。


選手宣誓はガッタス:藤本・柴田両選手。


予選リーグ

各試合、実況は立本アナ。
試合当事者でないチームの選手が解説者席につく形。
ガッタス、本日は古庄亨コーチが指揮を執っている。


■第1試合 Gatas Brilhantes H.P. 1-0 YOTSUYA CLOVERS
【前半】[先発]是永、藤本、尾野、古川、仙石 [交代出場]菅原、佐藤、柴田
【後半】[先発]是永、柴田、吉澤、佐藤、菅原 [交代出場]尾野、佐保、森
【得点】菅原(前半)
【解説】マッキー(OMIASHI。元ASAI RED ROSE
立ち上がりから仙石が持ち前のスピードを活かして敵陣に攻め込むがゴールはならず。一進一退の攻防が続く中、菅原が正面からストレートに決めてガッタス先制。後半は佐藤の惜しいシュートが続く。菅原とYOTSUYA:信江勇接触、巨体の信江立ち上がれず、是永が立ち上がらせる一幕も。吉澤決定的なチャンスを逃し苦笑い。観客も沸く。ゴール前のボールを佐保が懸命に追うがシュートならず。
マッキー「もっとガッタスが点取るかと思った…」


■第2試合 XANADU loves NHC 2-1 なでしか?JAPAN
【解説】KONAN南結衣(南葛)
開始早々、なでしか:あじゃ(元chakuchaku J.b)の大きな声が響くフィールド。2点目、XANADU田代さやかのゴールが決まったかに見えたが、オウンゴールであることを自らアピール。XANADUはエース:横山愛子が絶好調。なでしかは各チームのエースクラスが揃っていて一人一人の能力は高いものの、チームとしてまだまとまっていない感じ。


■第3試合 YOTSUYA CLOVERS 0-0 OMIASHI
【解説】石川梨華ガッタス
両チームとも決定力に欠け、得点ならずスコアレスドローOMIASHI:マッキーの「永遠の17歳」に、石川解説者「私は永遠の16歳なので。1歳勝ってます」。また「(試合に出ないので)私は盛り上げ隊長」と言ったことから、以後、立本アナに「隊長」と呼ばれることに。


■第4試合 南葛シューターズ 3-3 XANADU loves NHC
【解説】西田美歩(なでしか。元ミスマガジン)、まぁこ(同。元ASAI)
南葛:長谷川ゆうが絶好調で南葛が優位に試合を進めるが、一瞬の隙で無人のゴールで1点を返されたあたりから形勢が逆転。横山愛子が同点ゴールを決めてまさかのドロー。


■第5試合 Gatas Brilhantes H.P. 5-0 OMIASHI
【前半】[先発]矢口、藤本、是永、尾野、菅原 [交代出場]吉澤、柴田
【後半】[先発]矢口、是永、尾野、菅原、森  [交代出場]古川、柴田、仙石、佐藤、佐保
【得点】是永3(前半1、後半2)、菅原2(前半1、後半1)
【解説】橋爪ヨウコ、信江勇(YOTSUYA)
この試合からゴレイロ:矢口が合流。是永はフィールドでプレー。攻撃にリズムが出た感。立ち上がり早々、是永正面から決めて先制。藤本が再三ゴール前で狙うが、おみあしDF陣が良く得点ならず。相手ボールを奪った菅原が決めて2点目。後半も開始早々、是永が決めて3点目。是永の鋭いパスが通るがゴール前の森シュートうてず。菅原が正面から決めて4点目。さらに是永がロングを決めてハットトリック。森も正面から狙うが惜しくもゴールならず。ここからガッタスは主力を温存。終了時、フィールドは仙石・古川・佐藤・佐保のアプガ勢。


■第6試合 南葛シューターズ 0-0 なでしか?JAPAN
【解説】田代さやかXANADU
決勝に進みたい南葛は必死の攻撃。しかし試合勘を取り戻してきたのか、なでしかも佐々木蓮(元FANTASISTA)、庄司知美(元chakuchaku→ASAI)、中村摂(元蹴竹G)らを中心に応戦。終盤、南葛キャプテン:吉川綾乃に足をつるアクシデントがあり。両チーム譲らず、スコアレスドロー


■予選リーグ結果
・Aグループ

順位 チーム 勝点 得点 失点 得失差
Gatas Brilhantes H.P. +6
YOTSUYA CLOVERS −1
OMIASHI −5

・Bグループ

順位 チーム 勝点 得点 失点 得失差
XANADU loves NHC +1
南葛シューターズ ±0
なでしか?JAPAN −1

順位決定戦

■5-6位決定戦 なでしか?JAPAN 3-0 OMIASHI
【解説】石川梨華古川小夏佐保明梨ガッタス
ここへきてなでしかは絶好調。西田美歩(元ミスマガジン)が2点を奪い、快勝。敗れたOMIASHIは決めコールの「OMIASHI、キック♪」を解説席の3人にも強要。


■3-4位決定戦 南葛シューターズ 1-0 YOTSUYA CLOVERS
【解説】中村摂(なでしか。元蹴竹G)、さな(なでしか。元carezza
前の試合で足をつった南葛:吉川キャプテンも無事出場。今度はYOTSUYAの巨体・信江勇と激突して本人大爆笑。信江は身体でボールを止めたり、ベンチに交代を希望するがベンチは無視…と珍場面続出。セットプレーから南葛:南結衣がゴールを決めて南葛先制。そのまま逃げ切り、3位確保。


■決勝 Gatas Brilhantes H.P. 2-1 XANADU loves NHC
【前半】[先発]矢口、藤本、是永、尾野、菅原
【後半】[先発]矢口、藤本、是永、尾野、菅原
【得点】是永(前半)、藤本(後半)
【解説】吉川綾乃松原渓(南葛)
開始早々横山愛子に決められ、今大会初失点。その後も菅原・横山を軸に激しい攻防。是永が競り合った末に同点ゴール。さらに是永・菅原の惜しいシュートが続く。菅原倒されFK。是永蹴るも、田代さやかが身体で止めて得点ならず。後半早々小由里のシュートがガッタスゴールを襲う。攻守激しく入れ替わり、菅原が相手ゴール前で奪ったボールを藤本が決めて勝ち越し。この日最高の盛り上がり。小由里がかつてを思わせるロングシュートを狙ってくる。終盤、ガッタスは懸命のディフェンス。ベンチは動かず、5人に任せた感。残り1分、ベンチで手を合わせて祈るような森の仕草が印象的。


■オールスター戦 Bリーグ選抜 3-0 Aリーグ選抜
【解説】是永、佐藤、森、吉川綾乃(南葛)、庄司知美(なでしか。元chakuchaku→ASAI)
ガッタスからは柴田、仙石、佐保が出場。マネージャー:石川。
試合はベストメンバーを組んできたBリーグ選抜が優位な展開。Aリーグ選抜は決定力不足。そんななか、特筆すべきは仙石の奮闘。スピードはあるし、松原渓阪本麻美(南葛)といったスフィアリーグ以来の強豪選手と競り合う姿は見どころあった。そして満を持して(?)石川途中出場。一瞬石川―柴田コンビ復活か?と思わせたが、フィールド中央のなんにもない所でなぜかコケて観客席大爆笑(あんたはビートたけしか?)。ちょっとだけ出て交代。最後は佐保が自陣の相手ボールを豪快に蹴り出してタイムアップ。


表彰式

6位のチームから順に各チームキャプテン挨拶。
優勝のガッタスは横一列に並んで表彰される。
優勝のシャーレは吉澤キャプテンが受け取り、副賞のウィダーinゼリー一年分(大きなウィダーinゼリーの作り物)は、藤本副キャプテンが柴田選手を促して受け取らせる。
キャプテン挨拶。
吉澤「(藤本は)おかあちゃんになって戻ってきてくれて、決めてくれて…」
 〃「(石川は)バウンドしながら転んでたんで。明日は出る?」


このあと観客席の前を通って選手退場。
なお、退場時には大きなウィダーinゼリーは仙石選手が抱えていた。


その他

解説席での話。
1試合目はユニフォーム姿で甲斐甲斐しく選手のドリンクを作っていた石川マネージャーであるが、「1試合でもう日焼けしました(苦笑)」とのことで、2試合目からは頭にタオル、長袖長ズボンのジャージ姿に(りんご農園の方かと)。
柴田選手は練習に2回出たとか。ユニフォームは一人だけ古いやつで、長袖だったので自分で切って半袖にした。
解説者席にて、南葛:吉川綾乃キャプテンと同席となった佐藤綾乃選手、吉川選手が「W綾乃でーす♪」とか「綾乃ちゃんが『来て』って言えば明日みんな来るよ」など、うまいこと話を振ってくれるので、終始おいしい役割に。
立本アナ「佐藤さん、明日の意気込みは?」
佐藤「明日出ないんです…」


ガッタスはくじ運良く、対戦順に恵まれた印象。逆に南葛は不運だったような。
XANADU、なでしかが徐々に本来の調子を取り戻しつつあり、南葛も明日にリベンジをかけてくると思われる。
他チームの解説者が口にしていたように選手層の厚さも勝因のひとつ。
しかし明日、ガッタス永井沙紀選手が加わるものの、柴田選手&アプガ勢が欠けるので、出場する選手にかかる負担は大きくなる。
かくいう筆者も明日は“佐藤選手の方”に行くので観戦出来ないわけであるが(苦笑)、明日はもっと厳しい闘いになると思われる。
なお、明日は北澤豪スーパーバイザーが来る予定。


他にも解説者席での話(石川先輩を盛りたてる“デキる後輩”古川小夏、等)とかはまた後日改めて。



以上、取り急ぎ――。