南アルプス天然少年団

南アルプス天然少年団

通りすがりの傍観者の足跡。

関ヶ原の簡単なまとめ

西軍陣跡

せっかく関ヶ原に来たので、午前中は史跡めぐりをした。
14年前に来ているので、おぼろげながら土地勘がある。


大谷吉継墓。


宇喜多秀家陣跡。


島津義弘陣跡。


途中、小雨が降ってきた。
ライブの方は心配だが、小雨の史跡は情緒あって好きである。
主に木立の中なので、雨はさほど気にならない。
一時雨は強くなったが、やがてやんだ。


東軍本陣へ

午後になって、いよいよ徳川家康本陣に攻め込む。
会場の桃配運動公園は家康本陣跡(徳川家康最初本陣跡)に近い(実際の本陣跡はもう少し駅に近いところにある)。
「桃配」という地名は、関ヶ原の合戦からさらに遥か昔、壬申の乱(672年)の時に、大海人皇子(後の天武天皇)がこの付近の名産である桃を兵士に配り、戦いに快勝したという縁による(家康はその故事にならって桃配山に陣をしいたらしい)。
天候はすっかり晴れ。
関ヶ原駅からシャトルバス(ライトバン)に乗って会場へ。300円也。


livewars.jp - このウェブサイトは販売用です! - 関ケ原 公園 ココア バナー 運動 リソースおよび情報
12:00過ぎ、会場着。

チケットをリストバンドに替えてもらう。
イベントオフィシャルグッズのTシャツを着ている人が多数。


すっかり快晴の関ヶ原
メイン会場は野球場である(↓野球用とソフトボール用のマウンドがある)。

バックネット側から入場して、外野のライト側に西軍ステージ、レフト側に東軍ステージがある。

西軍ステージの方がやや大きいのは西軍びいきだからであろうか?(笑)
西軍ステージではオバチャーンがライブをやっていた。
オバチャーン Obachaaan - 大阪のニューヒロイン オバチャーン
レゲエ風のメロディで意外にクオリティが高い。


アップアップガールズ(仮)ライブ

12:20頃からリハーサル。
中野公演前半の衣装。
『(仮)は返すぜ☆be your soul』を途中までやって終了。
新井愛瞳「このあとすぐ始めますので、よろしくお願いします!」
一旦退場。


しばらくしてMC役のИAGOYA COLORのお姉さんが出てきて、
「続いてはアップアップガールズ(仮)さん…、変わったお名前ですね…。“アップアップガール・カッコカリ”の皆さんの登場です!」
と、紹介。
『overture(仮)』でメンバー登場。
1曲目、『(仮)は返すぜ☆be your soul』

観客エリア前方は(仮)TにLoVendoЯT、Gacharic SpinTの方々もおられる。
既に出番を終えたCaramelさんたちも。
アプガの中野公演の時にサンプラザ前で路上ライブをやっていたバンドですな。こんなところで再会するとは…!
仙石みなみ関ヶ原Live Warsにお集まりの皆さんこんにちはー!」
全員「アップアップガールズ(仮)です!」
観客<拍手+歓声
古川小夏「ついに関ヶ原にキタ━(゚∀゚)━!」
仙石「今のいいね♪」
古川「もう1回やる?(笑)」
 〃「関ヶ原に来たーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー!!」
と、久々の長絶叫。
観客<拍手
関根梓「この関ヶ原Live Wars、ロックバンドさんが多くて、アイドル枠はアプガとオバチャーンだけなんですよ」
観客<(笑)
関根「アイドルの本気、ぶつけていきたいと思います!」
観客<歓声
関根「じゃ、みーこ!」
観客<おおおお!
仙石「それでは次の曲を…」
てっきり、「斬るー!」とかなんかやるのかと思ったので、コケるアプガヲタ。
仙石「400年の時を経て、全力7人の侍、関ヶ原で大暴れするぞー!」
観客<おおおお!
『イチバンガールズ!』。
あら?てっきり『SAMURAI GIRLS』かと思ったら、しかもショートサイズ?…と思いきや、これはメドレーで『UPPER ROCK』へと繋ぐ。
続いて、『全力! Pump UP!!』。さらに連続で、『サバイバルガールズ』→『ジャンパー!』。屋外での『ジャンパー!』は盛り上がる。
ラスト曲、『アッパーカット!』。
“休憩”で一斉にしゃがむアプガヲタに驚くバンドのファン。
森咲樹レフェリーの判定は「みんな優勝!!」。
関根殿より、来月の岐阜ライブ(8月22日「アップアップガールズ(仮)2014 Summer Live Tour Hot! Hot! Hot!〜岐阜決戦〜」@岐阜club-G)の告知。
関根「岐阜での単独ライブは初めてになります」
新井愛瞳「アプガのライブはこれで終了ですが、夕方にはLoVendoЯさんも登場するので、楽しんでいってください!」
と、退場。


終了後、日陰のダグアウトに色とりどりの(仮)Tが大勢避難したので、さながらオールスターゲームのベンチみたいになった(笑)


13:30〜アプガ握手会。
物販スペースのテントにて。
森咲樹殿、体調不良により欠席のお知らせ。
ライブ中は具合悪そうに見えなかったので、ライブ中の日差しにやられたのであろうか。
メンバーはそれぞれ異なるTシャツ姿。@JAMのコラボTシャツ各種。関根殿のみ関ヶ原T、新井殿のみ(仮)T。
握手順、新井←仙石←佐保←古川←佐藤←関根。
足を止めてアイドルの握手会を物珍しそうに眺めるバンドのファンも少なからず。
時折、「可愛い!」という声があがる。
猛暑で途中でメンバーの給水休憩も入る。
締めの挨拶、新井殿。
アプガの握手会終盤から西軍ステージで後藤まりこ殿のリハーサルが始まっていた。
新井「このあとも後藤まりこさんのライブもあるので、楽しんで行ってくださいね!」


後藤まりこライブ

後藤まりこ|510mariko.com
西軍ステージ。
本番はセーラー服に浮き輪で登場。
上手側のステージ下ではアプガメンバーも見学。
1曲目から観客の上にダイブ。
途中で浮き輪を投げ捨て、
まりこ「みんなの協力がないと僕は溺れてしまう!」
以降、ライブ中はずっと観客の上。
まりこ「僕あっち行きたい…」
と、下の観客に時々指示(笑)
コードマイクなので音響スタッフが大忙しでコードが絡まないようにさばいている。
岐阜名物・鵜飼の様相。
最後には、
まりこ「もっと、もっと、もっと、もっと!」
と、東軍ステージの方へ観客の上を“泳いで”行く。
途中でとうとうマイクが届かなくなり、東軍ステージのマイクを使ってライブ続行。
まりこ「西も東もないんや!」
観客も東軍ステージへ大移動。
バンドメンバーは西軍ステージでそのまま演奏続行、ステージ下でアプガが取り残されている(笑)
再び西軍ステージに戻ってライブ終了。

まりこ殿は前日仙台でのライブだったそうで、仙台→関ヶ原→青森と、ものすごい移動である。


なお、まりこ殿と、そのあと登場した黒木渚殿のバックバンドのドラムスは、元BEAT CRUSADERSのマシータ氏。


LoVendoЯ

1曲目、『イクジナシ』でスタート。
ところが、機材トラブルが発生して田中れいな殿は歌わずにスタッフにジェスチャーで訴えている。
(イヤモニの不良だったらしい)
その間、岡田万里奈殿の歌のみでライブは進行。
田中「すいません! トラブルです!」
と言って、田中殿は一旦退場、ライブ中断。
魚住有希「まぁ、ライブにトラブルはつきものですね(笑)」
田中殿以外の3人で場つなぎのトーク
岡田「ウチのギター陣は歴史好きなんですよ。会場に着いてあの旗で興奮してましたからね(笑)」
と、会場周囲を囲むように立てられている戦国武将の旗指し物。
魚住「持って帰りたい(笑)」
岡田「どの旗がいいの?」
魚住「もう全部!(笑)」
岡田「邪魔でしょ!(笑)」
 〃「好きな武将とか居るの?」
宮澤茉凛関ヶ原には関係ないんですけど、前田慶次が好きです」
岡田「ケイジ…?」
魚住「“刑事”じゃないよ(笑) 大丈夫、皆さんわかってるから(笑)」


やがて、田中殿がステージに戻って、1曲目からやり直し。
『イクジナシ』→『Sweet Tweet』。
会場にLoVendoЯTシャツを着た方が少なかったので心配だったが、ライブが始まると人がどんどん増えていった。
岡田「午前中は雨だったんですけど、いいお天気になりましたね」
しかし、ヲタから空に雨雲らしきものが近づいているのを指摘され、
岡田「あらら…!」
田中「おかまり、雨女やから(笑) なんとかして!」
岡田「なんとかしましょう!」
田中「LoVendoЯのライブ終わったら、雨降るとか?(笑)」
岡田「そんな…! いやがらせみたいな!」
観客<爆笑
一時、「集中豪雨の怖れあり」という予報が出ていたそうだが、結局回避された。
『不器用』→『Rockの定義』→『ホントノキモチ』→『人生マニアック』。
メンバーに色白の人が多いので、ライブが進むに連れて日差しで脚が赤くなっていくのがわかる。
ただ、アプガのライブの時に比べて幾分涼しい風がくるようになった。
後半、今度は魚住殿の方で機材トラブルがあったようで、曲中にマネージャー氏が懸命に措置。
ラスト曲『BINGO』で観客と一緒にジャンプ。


Live Wars後半

20分ほど時間がおしてしまったので、このあとは東西ステージで次々にライブが進む展開に。
このあとはアップフロント勢と縁のあるバンドが次々登場。
LoVendoЯのすぐあとに登場したアーバンギャルド(東軍ステージ)は、昨年の松戸でのイベントでLoVendoЯやアプガ(+THE ポッシボー)と共演している。
ポッシとは最近も対バンしてますな。
アーバンギャルド-URBANGARDE
浜崎容子殿(Vocal)は『Rooftop』でコラムも連載中。
浜崎「いやー、関ヶ原ってホントにあるんですねぇ!」
 〃「アーバンギャルドは只今『全国ツアー’14〜鬱くしい国へ!』を開催中なんですが…」
松永天馬(Vocal)「“’14”ってパクりっぽいですね(笑)」
浜崎「“ハロー!”な感じですね(笑)」
松永「“カッコカリ”な感じで(笑)」
都会のアリス』『堕天使ポップ』などは松戸で聴いたので知っている曲だ。


Who The Bicth(東軍ステージ)。
以前、大谷雅恵殿がMUG-ROCK(大谷雅恵×DJ ARAKI)として出演した新宿LOFTでのライブで対バンしている。
Who the Bitch Official site
その頃は日高央氏(ex.BEAT CRUSADERS)がプロデューサーであった。
サポートメンバーが増えてスケールが大きくなった感じ。
曲に合わせて踊りまくる観客が壮観。


Gacharic Spin(西軍ステージ)
つい最近新宿LOFTでアプガと対バンしている。
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やはり盛り上がる観客。
“5分間走る曲”『WINNER』では、観客がぐるぐる走り回る大きな輪が出来た。
今回のイベント開催に協力された地元の方々であろう、年配の方々がおられたが、盛り上がるステージと観客を楽しそうに観ておられた。


ガチャピンさんのライブが終わって、筆者も力尽きたので、ここいらで退散することにした。



以上、取り急ぎ――。