南アルプス天然少年団

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通りすがりの傍観者の足跡。

アップアップガールズ(仮)1st全国ツアー アプガ第二章(仮)進軍〜中野サンプラザ超決戦〜(6/1)その3・開戦の巻

アップアップガールズ(仮)
1st全国ツアー アプガ第二章(仮)進軍〜中野サンプラザ 超決戦〜
日時 6月1日(日)
開場17:00 / 開演18:00
会場 中野サンプラザ

http://ody-inc.com/release/2014/03/upup2014-06-01.html

七人の侍の武者震い









セットリスト

  [オープニング映像]
  [オープニングSE『overture(仮)』]
01. (仮)は返すぜ☆be your soul
02. イチバンガールズ!
  [MC 自己紹介]
03. バレバレI LOVE YOU
04. 虹色モザイク
05. 青春ビルドアップ
  [MC]
06. UPPER ROCK
  [衣装早替え]
07. 全力!Pump UP!!
08. メドレー
  (マーブルヒーロー→なめんな!アシガールズ→ワイドルセブン
   →Next Stage→サバイバルガールズ)
09. ストレラ!〜Straight Up!〜
  [楽屋&ツアーダイジェスト映像]
10. リスペクトーキョー
11. Burn the fire!!
12. ジャンパー!
13. ENJOY!! ENJO(Y)!!
14. アップアップタイフーン
15. チョッパー☆チョッパー
16. アッパーカット!
  [MC]
17. Party! Party!
〜アンコール〜
  [MC サプライズ発表→感想]
18. このメロディを君と
19. サマービーム!
  [エンディング映像]


超決戦開戦

18:00ちょい過ぎに開戦。
案の定映像からスタート。ステージを覆った白い布に映し出される。
ビルの屋上で撮られたもの。

メンバーそれぞれが、結成当初や中野サンプラザに対する思いを語る。

「きっとこれ、続かないと思ってた…」
「グループとして成り立つとは思わなかった…」
「ぶっちゃけ、そんなに仲良くなかった…」
「自分がクビになったってことを認めなくなかった…」
「過酷だった…。環境が変わっちゃったので…」
「2年目の夏に対バンに出させてもらって、他のアイドルと戦わなきゃいけないから団結しなきゃならない。自然と…」
「1回負けを見てると、絶対そこに戻りたくない…」
ハロプロエッグの時にはバックダンサーで、自分たちが見られてるという感覚はなかった…」
「そこで主役になって自分を見てもらいたい…」
「夢見てたものとは違うけど、これもアリなのかな…?」
「7人でそこに並んだら、これからは超えていかないといけない…」

そして、サンプラザ前での映像。
ツアーの四国から帰った翌朝に撮っていたというのはこれだったのか!

仙石みなみ「3年かけて憧れのこのステージに7人で立つことが出来ます! 今の自分たちに胸を張って、精一杯全力でぶつかっていきます! 皆さんも全力で受け止めてください!」

観客<歓声

仙石「皆の者、“しゅちゅじん”じゃぁー!」

相変わらず言えてない…。



字幕――。

ようこそ“7人だけの”中野サンプラザ


オープニングSE『overture(仮)』



01. (仮)は返すぜ☆be your soul
白い布にメンバーがシルエットで浮かび上がる。

関根「♪今日のために生きてきたような すっごいステージみせたげるよ」
仙石「♪痛いのなんてもう慣れたわ ちょろいのよ」
(作詞:大森靖子)
白い布が落下。

カラフルな新衣装のメンバーが登場。

佐藤綾乃中野サンプラザ超決戦、いくぜぇーーー!!!」
ステージにはセットが立てられており、(仮)の( )の中が大型モニターになっている。
歌が始まると、歌詞が映し出される。

以降この(仮)モニターには曲名やステージ映像、曲によっては歌詞が映し出される。

(仮)文字が炎のように燃えている演出も。


ステージ両端にはそれぞれお立ち台がある。
そしてレーザー光線の演出。
まるで一流アイドルのライブではないか。
正直今回のライブ、中野サンプラザという箱が与えられただけで、たいしたセットも作られないのではないかと思っていたが、思っていた以上のステージ構造であった。



02. イチバンガールズ!
一曲目では中央付近に集まって歌っていたメンバーが左右に散る。
早速下手のお立ち台に新井愛瞳殿が、上手のそれに古川小夏殿が立つ。

一曲目、二曲目とも選曲的には予想通りというか、“勝ち戦”を意識した正攻法な立ち上がり。



最初のMC。
仙石「いよいよ中野サンプラザ来ましたー!!」
観客<歓声
仙石「今日は私たちが目指していたこの中野サンプラザで、満員の皆さんと大暴れしていきたいと思います!!」
観客<歓声
仙石「そして今日はJ:COMさんでも生中継していただいてます!」
メンバー、ステージ中央のTVカメラの前に集まって手を振る。
佐藤「生中継ってことは皆さんの声も伝わるってことですよ! たくさん声を出していきましょう!」
観客<歓声


二本バット道場入り

メンバー自己紹介が始まると、佐保明梨師範がハケたので、何か“特別に”やるんだなということを期待させる。


メンバー自己紹介。
新井愛瞳「“ライブハウス中野サンプラザ”へようこそー!」
と、公約通りの発言。

ドワンゴジェイピーnews - 最新の芸能ニュース
新井「今日は中野サンプラザの歴史に残るように、暴れていきたいと思います!」
森咲樹「2222人のモリモリ聴かせてー!」
と、「今日も元気」→「可愛さ」→「2階も」→「1階も」で「モリモリー!」。

佐藤綾乃「今日は私の喉はどうなってもいいので! 声出していきます!」
仙石みなみ「今日は中野サンプラザ、そしてJ:COMさんをご覧の皆さんのハートを斬るー!」

頭の上の方で結んだポニーテールなので、ドラマなどでよく見る“うつけ者”時代の織田信長を連想させる髪型。


そして佐保師範が再登場。期待通り道着に着替えている。
観客<歓声
佐保「今日は特別に、バットを折りたいと思います!」
観客<おおおお!
観客着席。

まずはフィジカルトレーナーの足立光先生がバットを1本用意して準備に入る。
特集:『アップアップガールズ(仮)は一体何を目指しているんだっ!!』 〜中野サンプラザ公演に向けて意気上がるアプガのトレーニング現場に潜入〜 - CDJournal CDJ PUSH
ところが佐保師範は不満そうな表情と大げさなジェスチャー
そして、指を2本立てる。

観客<おおおお!!!
バット2本を要求。
足立先生が一旦ハケてバット2本を用意。



かくして、バット2本折り、成功。
思わずメンバーが駆け寄る。


足立先生によれば、2本折るのはぶっつけ本番だったという。

「(練習で)万が一折れなかったら自信なくすと思ってやめたんですよ。怪我してもマズいなと思って」
「抜群の集中力だった。本番に強いんだなと思って、感動しました」
『上々少女’s#126』より)

佐保「今日は中野サンプラザも破壊していきたいと思います!」
観客<拍手+歓声


関根梓「今日は暑いですけど、私たちの姿を焼き付ける容量は余ってますか?」
観客<歓声
観客と一緒にスピーカーに向かって「やっぴーーー!!」唱和。
これも公約通り(ビフォア公演@AKIBAカルチャーズ劇場にて発言)。
やがて、スピーカーから破壊音がする演出。
古川小夏「初めて立ったステージが中野サンプラザで、その時小学6年生だったんですけど、もうすぐ22歳。その分立ちたかった思いは何十倍もあったので、あの頃に負けないくらい暴れていきたいと思います!」


爆風スランプ

仙石「私たち初のホールのコンサートで、2階席やお立ち台があって…!」
関根「もちろん1階席の皆さんも気を抜かないでくださいね」
観客<(笑)
(仮)モニターを指さして、
仙石「画面が四角じゃなくて、カッコで囲まれていて…(笑)」
佐保「夢だったよね、セット…。お立ち台とかアプガらしいね(笑)」


ちなみに、セットのイメージ画とそれを見せられた時のメンバーの反応。


『上々少女#125』より)


すると――。
森「みんな、ちょっと聞いてほしいことがあるんだ…」
と言い始めたので、嫌な予感と共に場内がたじろぐ(笑)
森「私、ツアーで日本中でスベってきました…(苦笑)」
観客<(笑)
森「今日がツアーの最終決戦。最終決戦らしく、替え歌を考えてきました!」
場内、どよめき(笑)
替え歌ということで、記憶に新しい岡山CRAZYMAMA KINGDOM(5/11)での“惨劇”が思い浮かぶ。
森「サンプラザ中野の『爆風スランプ』の替え歌を歌いたいと思います!」
なんかちょっと間違ってるが、要するに爆風スランプの『Runner』の替え歌のことである。
観客の手拍子の中、歌披露。
「♪走るー 走るー アプガたちー」

やはり岡山の時の『桃太郎』の歌の「♪もーも太郎さん」を「♪モーリ太郎さん」に変えただけの惨劇の再現か…と思ったが、
「♪やっとーたどりーついたよー サンプラ満員にしーたーよー」
と、今度はなんとかまとめた。
古川「頑張ったんじゃない? 面白くはなかったけど、つまらなくもなかった(笑)」
観客<拍手(笑)
そういえば「元日決戦」で新井殿が、
「(中野公演に向けてすることは)サンプラザ中野さんにご挨拶ー♪」
とか言ってたなぁ。


余談ながら、爆風スランプの『Runner』という曲は、日本テレビ系『天才・たけしの元気が出るテレビ!!』(1985〜96年放送。総合演出:伊藤輝夫=現・テリー伊藤)の中で、岩手県の高校の“いつもいいところまで行くんだけどなかなか優勝出来ない”アイスホッケー部を応援するコーナーの挿入歌として使用された。
レポーター役はアップフロントの先輩である兵藤ゆき殿で、他にも同番組にはのちにやはり先輩の加藤紀子殿もレギュラー出演しており、さらに、アップフロント入社前の和田薫氏(シャ乱Qモーニング娘。の元マネージャー。現:ハーモニープロモーション社長)がADを務めていたという。
また、モーニング娘。も出演していた『めちゃイケ』の企画「ヨモギダ少年愚連隊」の挿入歌としても使用されており、後輩:アプガにとってあながち縁のない曲ではないとも言える。


しかしこうなってくると森咲樹殿、もしもアプガが武道館に行ったら、この曲の替え歌歌わなきゃならないのではあるまいか…。




――つづけ――