南アルプス天然少年団

南アルプス天然少年団

通りすがりの傍観者の足跡。

2016年4月10日、タワレコ渋谷で起こったこと

日時:2016年4月10日(日) 20:30 集合 21:00 開演(終演後特典会)
開催場所:タワーレコード渋谷店B1F「CUTUP STUDIO
内容:ミニライブ&特典会

http://ameblo.jp/upfront-girls-news/entry-12146059835.html

アップアップガールズ(仮)パーリーピーポーエイリアン/セブン☆ピース』リリースイベント最終日の最終イベント。
筆者はこの日は不参加の予定であったが、奇跡的に仕事が早く終わったので急遽渋谷に向かった。会場についたのが入場券付きCDの販売が始まる19:30をちょっと過ぎた頃であった。
販売は地下のCUTUP STUDIO入口付近で行われていて、既に行列は地下から階段を伝って2階近くまで伸びており、40〜50人ほど並んでいたのであろうか(行列の全体が見えていなかったので正確な人数はわからない)。
この直前にアプガのリリイベのあった錦糸町からすぐに移動してきた人たちももう居た。
時々地下からタワレコの袋を持って階段を登ってくる人がいるので、販売は始まっているようで、列に並ぶ人々は次第に増えていったが、なかなか列が進まない。
前の方に様子を見に行った人がいて、販売箇所のレジがひとつしかないということがわかり、列のあちこちからため息が漏れる。
時計で時間を測っている人がいたらしく、
「一人15分かかってるよ!」
という声があがる。
ということは、1時間で4人しかCDが買えないということか…(苦笑)
つまり、店側の予想を超える人数の客が来たので…というたぐいのはなしではなく、最初から店側の準備が悪く、もしくは段取りの悪い店員が担当していた、ということである。


20:00過ぎ、場内では錦糸町から到着したメンバーのリハが始まり、音漏れしている。
今回リリースしたCDには収録されていない『このメロディを君と』が聴こえる。
(なるほど、この曲でこのリリイベ週をしめくくるわけだな…)
絶賛ネタバレ中。


20:15、開場時間まであと15分しかなくなった。
しかしまだ列は遅々として進まず。さすがに一人15分などということではなくなっていたが、この時点で入場券を手に入れられた人はまだ20〜30人程度ではなかったか。
店側もようやく慌て出したのか、店員の行き来が頻繁になる。レジの店員は交代したようだった。
とはいっても、依然レジはひとつしかない。


20:25、店員より1階に別にレジが設けられたことが、既に地下まで降りている行列の前の方に並んでいる人々に伝えられる。
「よろしければそちらの方に…」
しかし、ここで問題となるのは入場券の整理番号である。
こういうイベントの場合、整理番号はランダム配布ということになっているが、早めに並んだ人に比較的若い整理番号が配布されるのが常であった。
この点を店員に質問した人が居た。
「もちろん、早くから並んでいる方に早い整理番号をお配り致します」
「それならここ(列の前の方)に並んでいる人は(別レジの方には)行きませんよ」
「ええ、しかし前の方に並んでいる方からご説明しないと不公平になりますから」
そう言って、この店員は後ろに並んでいる人々に同じことを伝えるためにその場を去った。
ところが、この約束は裏切られる。
若い整理番号の入場券は1階のレジの方に持って行かれてしまっていたのである。
つまり、早めに来て並び、店員の言うことを信じて並び続けた人間が馬鹿を見る結果となった。
その後、この店員は客の前に二度と姿を現さなかった。


さてこのあと、なんとか入場券を手に入れたものの、開場時間がいつになるのかがわからない。
販売箇所は地下と1階に分かれたものの、両方とも依然行列は続いている。
開場時間がわかるまで待っていなければならないのだろうか。それではおちおちトイレにも行けない。
「遅れるとして、何時頃になるんですか?」
と、店員に詰め寄っている人もいたが、店員もうまく答えられないようだった。


21:05、店内全体にアナウンスがあり、ようやく整列開始。
21:20、入場。
21:25、ステージにアプガのY田マネが現れて、開場・開演が遅れたことを謝罪した。
いや、あなたは悪く無い…。
21:30過ぎに開演。
一曲目の『Shout!!!!!!!』のあとのMCで、関根梓より改めて開場・開演が遅れたことの謝罪があった。
いや、あなたは悪く無い…。
終演したのは22:10過ぎ。
終演後にもT-Palette Records:Y野氏より謝罪があった。
いや、あなたは悪く無い…。
こういう場合、誰かが謝罪しなければならないのはわかる。しかし、こうも直接罪のないはずの人の謝罪が三人も続くと、本来責任あるはずの人間が出てこないことが余計腹立たしくなるというものである。


終演後の特典会はだいたい最近のアプガ特典会の流れで、
全体握手→全体チェキ(携帯可)→個別チェキ(携帯可)→個別サイン→個別握手
…の順で行われた。
Y田マネもY野氏もなるべく早く進行させようとしていた(とはいっても、全体握手が高速になることはなく、ほとんどいつもと変わらないスピードではあった)。通常3人ずつくらいで行われる個別サイン会なども7人同時で行われた。
しかしやはりそれなりに時間はかかる。


22:30を過ぎると、お目当ての特典会を待っているヲタの間にぼちぼち焦りが広まってくる。
終電である。
しかもこの日は日曜。平日よりも終電時間は早い。
Y田マネも気になったようで、
「終電の関係もあるでしょうから、お客様同士でお声をかけ合ってくださるとありがたいです」
と、アナウンスしていた。
実際、そういうことで列に並ぶ順番を入れ替わってもらっている様子も見てとれた。
しかしそれでも、タイムアウトとなり、
「まだ特典券残ってるのに…」
「買い足そうと思ってたのに…」
と、泣く泣く離脱するヲタが続出。
23:30、CD販売終了。
筆者はこのあたりで退散したが、イベントは24:00直前にようやく終わったらしい。



今回、「オリコンウィークリー3位以内・4万枚」という目標を掲げたアプガ。
結果的にはオリコンウィークリー5位、27,660枚(4位と1629枚差)ということであったが、激戦週であったこの対象期間、これが数十枚差とかのもっと僅差で順位の変動があったなら店側の責任は重大であったろう。
(翌週分に持ち越された謎の1,842枚というのがあるが、これはこの時のこととは関係ないようなので触れない)
せっかくのリリイベ最終日の最終イベントがこういう形になってしまったのは残念である。