南アルプス天然少年団

南アルプス天然少年団

通りすがりの傍観者の足跡。

ジンギスカン♪

TBS『噂の!東京マガジン』観てたら、突如流れてきたBerryz工房ジンギスカン』。


「にっぽん番付大賞 日本一ジンギスカンを食べる街」


ジンギスカンなら北海道だと思ったら、大間違い。


正解は岩手県遠野市


遠野…?


あのカッパで有名な?


というわけで、お約束のカッパ淵で取材開始。
若い頃にカッパを目撃したというおじいちゃんが、その時の話をしてくれるところである。


…と思ったら、おじいちゃんが代わっていた。
あれ…?
しかし、二代目?のおじいちゃんもジンギスカンは大好きとのこと。


続いて、遠野で一番古いジンギスカン店へ。
初代が戦争で満州に行き、本場の味を覚えて帰国して店を出した由。
遠野はもともと羊毛の生産地で、羊が身近だったという。
なるほど、戦争がきっかけか…。
宇都宮の餃子みたいなもんである。
(宇都宮出身者の部隊が戦争中に中国の餃子が盛んな土地に駐屯、味を覚えて帰国。幸い栃木はニラの生産高一位で…という話。日本陸軍は出身地別の部隊編制が多かったから、似た話は日本中にあるのかもしれない)


しかも鍋を作るには地元の南部鉄がいいとか、条件良すぎるわけである。
金物屋じゃ、普通にジンギスカン鍋売ってるし。
あちこち穴の空いた鉄バケツも売っており、これがアウトドア用で、遠野ならどのご家庭にも…、って凄いな。
この穴空き鉄バケツも例の初代が考案された物であるらしい。
なかなかの人物である。


おかげで、遠野じゃ人が集まればジンギスカンだそうで。
ちょうど今の季節は、花見でジンギスカンとか。
ジンギスカンは太らないからいいです」
とインタビューに答えている人が太っていたのはご愛嬌。


しかしBerryz工房も、こんな感じで曲使ってもらえるならしめたものである。