南アルプス天然少年団

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通りすがりの傍観者の足跡。

秘蔵映像とドラマの共存

「スタ誕」お宝映像満載!「阿久悠物語」昭和歌謡史ドラマ化


数多くのヒット歌謡曲を手がけた日本を代表する作詞家・阿久悠さん(享年70歳)が、俳優の田辺誠一(39)主演でドラマ化されることが12日、分かった。阿久さんの一周忌にあたる8月1日に日テレ開局55年記念番組「ヒットメーカー 阿久悠物語(仮)」(後9時3分)として放送される。日本一のヒットメーカーの生涯を振り返りながら、同局系オーディション番組「スター誕生」の裏側、昭和の歌謡曲黄金時代を秘蔵映像を盛り込んで描いていく。
また逢う日まで」「勝手にしやがれ」「UFO」「北の宿から」…。数え切れないほどのヒットを生み出した“歌謡曲の父”阿久さんが、命日によみがえる。


「―阿久悠物語」は、淡路島に生まれた少年時代から昨年8月1日の尿管がんで死去するまでを描いていくが、中心となるのは、番組の企画者で審査員も務めた71年の「スター誕生(スタ誕)」の立ち上げなど、アイドル黄金時代を築き上げた70年代にスポットライトを当てていく。


森昌子桜田淳子山口百恵の花の中3トリオ、その後のピンクレディー。作詞した作品は5000曲を超え、シングル作品の総売り上げは国内トップの6818万枚という驚異的な数字を誇る希代の作詞家を掘り下げることで「歌謡史、テレビ史もひもときたい」と岩間玄プロデューサー(42)は話している。


ドラマには秘蔵映像もふんだんに盛り込まれる。森、山口、桜田らが「スタ誕」予選会に出場した際の姿、「紅白歌のベストテン」などのお宝映像が合体したドキュメンタリーに仕上げる。


情熱的でギラギラした作品を次々と世に送り出した阿久さんだが、実際は物静かで質素な生活をポリシーとしていた。そんな阿久さんを演じる田辺は「当時の『スタ誕』のビデオを見せていただいたりして参考にしています。普段はとても紳士的な方ですが、心の中は熱くてエネルギッシュ。そういった温度差を演じていきたい」と口にする。そして8日のクランクイン後は、「この曲も阿久さんだったんだ…」と改めて偉大さを痛感しているという。監督は映画「デスノート」などの金子修介氏(53)が務める。

http://hochi.yomiuri.co.jp/entertainment/news/20080613-OHT1T00040.htm




こういう形のドラマは難しい。
誰にでも顔を知られているような人を演じるのは役者としても大変である。
まして、秘蔵映像とドラマ部分とを繋いでいく形なら尚更で、視聴者側はどうしてもホンモノと演者との違いに目がいってしまう。
過去の実在人物のファンだった人たちから見れば、やれ身長が違う、顔つきが違う。実際のあのコは純朴そうだったのに、このコはあか抜け過ぎている、またはその逆とか…。
なんとか似せられるのは、髪形くらいだろう。
そもそも違う人物なのであるから仕方ないのだが、思い入れがある人が多い人物を演じるのは、相当なプレッシャーであろう。




さて、阿久悠氏とハロプロとのつながりであるが、
なんかあったよなぁ…
と思っていたら、そう、一曲だけあった。


五木・孝雄+ハロー!プロジェクト聖歌隊
『愛のメリークリスマス』
(2002年。作詞阿久悠、作曲船村徹。第44回日本レコード大賞企画賞受賞)


そうそう、これがあったんだ…。




なお、Wikipediaによれば、阿久氏の関連人物の中につんく♂Pの名前があり、「阿久を尊敬する人物」とされている。
http://ja.wikipedia.org/wiki/%E9%98%BF%E4%B9%85%E6%82%A0