南アルプス天然少年団

南アルプス天然少年団

通りすがりの傍観者の足跡。

『東京アリス』アフタートークショー(5/12)

公演終了につき、ネタバレ防止機能緩和中。
未見、もしくはDVDを楽しみにされている方はご注意ください。




■段取り。
カーテンコール後、役者一旦退場。
ステージ上はアフタートークショーの準備が始まり、進行役の峰雄役:三浦祐介氏(北区つかこうへい劇団)が登場、
三浦「今日のアフタートークショーは相葉さん(奥園役)が出ますんで、いろいろと天然ぶりがわかるかと思いますよ」
と、簡単に予告。


やがてこの日の出演者(石川梨華吉澤ひとみ、相葉健次)が登場。
舞台下手(客席より向かって左)側より、
三浦‐吉澤‐石川‐相葉の順で着席。



■相葉氏から見た石川&吉澤殿の印象。
相葉「動物に例えると、石川さんがうさぎで…」
石川「うさぎ…?(意外という反応)」
相葉「…吉澤さんが、強い猫」
石川「私、唯一描ける絵がうさぎで…」
客席<(笑)
三浦「あ、そうなんですか…」
石川「ファンの方はよく知ってると思うんですけど」
客席<(うなずく)
石川「今日も『下着の柄にうさぎはNG』なんてアドリブ入れたんですけど(笑)」
相葉「いつも初対面の人には、頭に動物が浮かぶんですよ」
吉澤「じゃ、私のその、『猫』の前の『強い』ってのはなんですか?」
相葉「吉澤さんを見て、最初に『猫』って浮かんで、そのあとにすぐ、『強い』って(頭の中に)入って来ました」
客席<(笑)


しかし、「石川梨華といえば」うさぎの絵だし、美勇伝のバニー姿も記憶に新しい。
一方の吉澤殿も「HANGRY & ANGRY」のHANGRYは一応猫の絵だし、キャプテンを務める「Gatas Brilhantes H.P.」も、無理やり意訳すれば「強い猫」だ。



■「相葉さんへの質問は?」の問いに、
石川「ないです」
と、即答(笑)
客席<爆笑
奇しくも『ミコトマネキン』のアフタートークショーにて、三好絵梨香殿が「男性陣に質問は?」の問いに、
「ないです」
と即答していたのと同じ答え。
同じ元・美勇伝…。
美勇伝時代になんかそういう取り決めでもあったんじゃないか?とすら思える一致ぶり。
吉澤「昨日、今日の(アフタートークショーの事前)アンケート書いてて、何書いていいかわかんなくて困って、梨華ちゃんの見たら、『ないです』って書いてて…(笑)」



■相葉氏はかなり天然の人らしく、ツッコミどころが多いらしい。
三浦「面白いんですよ相葉さん。(見た目)カッコいいでしょ?…男から見ても、カッコいいと思いますもん」
石川「そうですかぁ?(笑)」
客席<爆笑


以下、相葉氏の暴露話――。
石川「体が大きいじゃないですか。それなのに稽古着のジャージのサイズが小さくて、丈が短いっていうか…(笑)」
吉澤「その下からいつもシャツが、それもヨレヨレのが出てて…(笑)」
このため、稽古場ではニックネーム「お父さん」が定着。
三浦「みんな、『お父さん』って呼んでましたもんね(笑)」


ラストの、ふう(石川)の前でポケットから携帯を出す場面の稽古中のこと。
相葉氏は携帯と一緒に、いつもジャージのポケットの裏地を出してしまう。
吉澤「それもきれいに全部出しちゃうんだ(笑)」
さらに、(相葉氏は真面目な人なので)丁寧にポケットをしまいながら、セリフを言うので、相手役:石川殿は吹き出してしまう。


吉澤「ラストのセリフも…(笑) いいシーンなんですよ〜。(相葉氏と)梨華ちゃんと二人だけの。ウチら(吉澤・小川麻琴木下智恵)後ろでじっと見てるっていう…」
宮崎アニメの大ファンで、「私のパズー」を探していたふうに、奥園が語る、
「君は僕のシータだ」
という決めのセリフを、
「僕は君のシータだ」
と間違え、
石川「???」
となってしまった由。



■相葉氏から石川&吉澤殿に質問。
相葉「『東京アリス』の中でやってみたい男性の役は?」


石川→小田桐(赤塚篤紀)。
財閥の御曹司でふう(石川)に交際を申し込む男。
ふうと小田桐が初めてホテルで会う場面。
ふうが部屋に入る前、小田桐役:赤塚氏が一人で、
「ふうちゃん…、ふうちゃん…」
と、柱に向かって一人で予行演習(?)をやっているくだり。
石川「私、あそこ、何やってるのかずっと知らなくて…。本番で覗いてみて、やっとわかったんですよ(笑)」
とのこと。
石川「ちょっと自分でも妄想やってみたいんで…(笑)」
三浦「あれ、(赤塚氏)楽屋でも『ふうちゃん…、ふうちゃん…』って一人で練習やってんですよ(笑)」
客席<(笑)


吉澤→峰雄(三浦祐介)。
ふうの姉の夫で無職。
吉澤「あれ、楽しそう。自由な役じゃないですか?」
三浦「そうですね。何やっても大丈夫、みたいな…(笑)」
吉澤「いくらでもアドリブ入れられますもんね」



ここで、泉役:相良長仁氏、亜矢子役:佐々木もよこ殿合流。
座るところがないので、石川&吉澤席を詰めようと。
動かない相葉氏に、石川「ほらっ」といった感じで詰めるよう促す。
しかし、直後に追加の椅子が運ばれて来て両サイドに付け足された為、今度はどこに座ったらよいのかウロウロする相葉氏(笑)
石川「レディーファーストでしょ!」
客席<(笑)
と、佐々木殿を中に入れてやり、
結局、下手側より、三浦‐相良‐吉澤‐石川‐佐々木‐相葉の順で座り直す。



佐々木もよこ殿への質問
事前アンケートによる「石川&吉澤の印象は?」への回答。
三浦「『チャーミーとよっすぃ〜だぁ〜♪』って書いてありますね(笑)」
佐々木「私、実は…、もともとモーニング娘。が大好きだったんですよ。だから、今日、一緒に踊ってもらって嬉しかったです♪」
この日の筋トレの後、
石川「今回はダンスシーンとかないので、『少し体動かしたいね』って話になって…」
ステージ上でモーニング娘。の曲(『ピース』『セクボ』)をかけてもらって、石川・小川・佐々木で踊った由。
その頃、別室でヘアメイクをしていた吉澤殿。
吉澤「あれ?モーニング娘。の曲かかってる?…と思って来てみたら、踊ってんですよ(笑)」
三浦「その時男性陣みんな、サーっと客席下りて観てましたよ!…東京出て来て良かった(笑)」



ここで劇中のふうの携帯の着メロ(ラピュタのテーマ)が鳴り、終了時間の合図。
しかし、まだ相良氏が喋ってないので少し延長することに。



■相良氏の話。
これもやはり、相葉氏の話で…。
飛行機の機内でふうが奥園に大好きな宮崎アニメに関して熱弁をふるい、思わず奥園が笑い出すくだりのこと。
演出家より、
「自然な流れで笑ってください」
という指示だったのが、
相良「それで相葉さんが大変なことに…(笑)」
相葉氏なかなか自然に笑えず、しかし(真面目な人なので)、笑う練習をするのだが…。
吉澤「笑うタイミングがおかしいんだ(笑)」
他の人がシリアスな場面の稽古をしてる横で、「ハハハ…」と、突然笑う練習を始めたり、
相良「僕、出番前に楽屋の廊下で相葉さんとすれ違うんですけど、歩きながら『ハハハ…』って笑い始めるんですよ(笑)」
それでも上手くいかず、
相良「楽屋に戻って来て、『どうして上手くいかないんだ…』とか言って凹んでるんですよ(笑)」


石川「(相葉氏に)もっとちゃんと笑って下さいよ! 私そのあと、(奥園に)惚れなきゃいけないんですからね!」
と言われて、相葉氏恐縮しきり。
吉澤「千秋楽までに自然に笑えるようになるかどうかが見どころですね(笑)」



ここでもう一度携帯着メロが鳴り、
三浦「はいはい、わかりました〜」
ということで終了。