南アルプス天然少年団

南アルプス天然少年団

通りすがりの傍観者の足跡。

『あれから10年 太陽とシスコムーン LIVE 2009 Last&NewDecade』(10/4夜)・4

アンコール

場内、アンコールを求める声が響き渡る。
客席<Taiyo&Cisco moon Let's START!
客席<Taiyo&Cisco moon Let's START!
客席<Taiyo&Cisco moon Let's START!


VIPルームの黒カーテンが一旦閉まるも、再び開く。


そして、メンバーはTシャツ(信田紫、稲葉ピンク、小湊デニム)に着替えて再び登場。



16.ズルい女(シャ乱Q



[MC]
■DVD
小湊「皆さんお気づきだと思いますが、DVDの撮影が行われております」
客席<拍手
小湊「先週の大阪公演の段階では、受注生産になるかなぁ?…みたいなことだったんですが…」
と、発売未定だった今回のライブDVDだったが、
小湊「大阪のお客さんが300人予約してくださいましたので、発売が決定しました!」
客席<拍手
小湊「ブログの方で販売方法がUPされると思いますので見てください」



■物販
小湊「わずか三回の公演にも関わらず、Tシャツとタオルと作ってもらいまして。でも残してもしょうがないんで売り切りたいと思います!」
客席<タオル売り切れた!
信田稲葉「やった〜♪」
小湊「でもまだTシャツ売れ残ってるから…!」
信田「在庫抱えちゃうのかあぁぁぁぁぁ」
客席<(笑)
小湊「皆さん、よろしくお願いします。何なら、これ終わったあと私たちが直接売ります!スタッフさんに止められない限り!(笑)」
稲葉「じゃ、三人で手渡しで、ね!」
小湊「私たちはやる気満々ですから!もしやってなかったら、スタッフさんに止められたと思ってください!」
客席<(笑)


Tシャツは大きく描かれたマイクの絵に、全シングル曲の曲名が書かれたもの。

信田「これ、フェンシングじゃないよ、マイクだよ(笑)」
小湊「シングル曲全部……まぁ、『丸い太陽』は私歌ってないけどさ!」
客席<爆笑

1999年10月 - 6thシングル「丸い太陽-winter ver.-」のレコーディング時、小湊美和が苦手だったダンスの勉強に専念する為一時的にメンバーから外される。次シングルで復帰。

http://ja.wikipedia.org/wiki/%E5%A4%AA%E9%99%BD%E3%81%A8%E3%82%B7%E3%82%B9%E3%82%B3%E3%83%A0%E3%83%BC%E3%83%B3


小湊「今日は『丸い太陽』一人で歌ってやろうかと思いました」
客席<(笑)


なお、Tシャツの後ろ、腰のあたりにあるメンバー四人のシルエットの絵は小湊筆。

信田「最初描いた絵はあっちゃんの頭がウン〇みたいになってた(笑)」
小湊「描き直しました(笑)」



■予算
太陽とシスコムーンの予算」というのは基本的には存在しておらず、イベントの収益などをプールして今回のライブやグッズ製作費用にしたとのこと。
小湊「ライブとグッズで収益が出るんで、DVDも作れることになりました」
例のRuRu殿の映像も、物販タオルのメッセージも、スタッフが自費で上海に行って撮って来たり書いてもらって来たものだという。
 
 


講演会

最後に今回の復活プロジェクトを振り返ってひとこと。
これが講演会のような内容に…(笑)



稲葉貴子殿
「やると決まったら、回りの人が本当にいろいろと協力をしてくれました。今回は曲選びとか、今までスタッフさんにやってもらってたようなことも自分達でやりまして。でも、それ以外の部分で本当に助けてもらいました」
「最初にコミから電話があった時は正直、『ホントにやれんのかなぁ?』と思ってました」
「もし何か夢がある人がいたら、回りにこういうことをやりたいと言ってみたらいいと思います」
「一歩踏み出してみてください」


なお、三人ともちょっとしたはずみで泣き出しそうなのだが、メンバー間で「泣いたら罰金」という取り決めがあるので、懸命に涙を堪えている感。
しかし、罰金を取ろうと一人が話している時に足をひっぱる残り二人。
信田「あっちゃん泣かないでぇ〜」
稲葉「泣いてへんがな!」



信田美帆“先生”
「私の場合はオリンピック*1に出場したあと、指導者のお話がいろいろあって、でも社会に出て勉強したいと思ったので、フリーターになりました」
「いろいろなアルバイトをしながら、歌手になりたいなぁ♪なんて思ってて…。同期のコたちも最初のうちは『夢に向かってがんばってね〜』とか言ってくれるんだけど、二年、三年とたっていくと『まだそんなことやってんの?』みたいに言われて」
「ファイヤーガールズ*2のオーディションを受けて、バック転ができたので合格して、『ジャイアンツ〜!』なんてやってて、ちょうど任期が終わる頃(1998年)に『ASAYAN』のオーディションがあって…」
「最近小さな子供たちによく言っていることは、物事を出来るようになるスピードは人によって違う。時間がかかってもいいから、諦めずにがんばることが大切だと」


信田「実際、講演会ではこんな話をしてますが(笑)」
稲葉小湊「信田先生、ありがとうございました」



小湊美和殿
「私のイベントに太シスの頃からのファンの方が来て『太陽とシスコムーン復活してください』とよく言われてたんです」
「私もやりたいなぁ〜とは思ってたんですけど、でも『自分がやろうと思わなきゃダメだな』と思って…」
「そしたら本当に復活ライブが出来ました。みんなも諦めずに頑張れ!」



実際は、
小湊「ウチら一人三時間ずつはイケるよね(笑)」
という風に、一人一人の話は長いものだった。



小湊「みんな死ぬまで太陽とシスコムーンのことは忘れないでください!」




17.YES!しあわせ


この曲も℃-uteがアルバムでカバーしておりますな。
 
 


ダブルアンコール

場内、さらにダブルアンコールを求める声。
客席<Taiyo&Cisco moon Let's START!
客席<Taiyo&Cisco moon Let's START!
客席<Taiyo&Cisco moon Let's START!


VIPルームの黒カーテンがまた閉まるも、三たび開く。
もうめんどくさくなったのか、自分で開けてる人もいた(笑)
(たぶん村田めぐみ殿だったかと)



[MC]
今回の復活ライブで太陽とシスコムーンとしての活動は終了。
ブログも解散した日の10/9でメンバーの更新は終了。
小湊「だから、ライブの感想などは10/9までに書き込んでください(笑)」
但し、DVD販売のリンクが貼られているので、しばらくは残すとのこと。
(その後、DVD発売までの連絡網として残すことが決定)


小湊「復活ライブが今回の目標だったので、それが達成出来たことで、区切りをつけたいと思います。私たちが一線を引かないと、『また何かあるかも?』と期待させてしまうのは申し訳ないので…」



このダブルアンコール、大阪と東京昼公演ではメンバーが客席をバックに記念撮影をしたが、
小湊「今回はもう一曲歌いたいと思います!」
客席<拍手
小湊「と言っても、もう歌う曲がないんで(笑)」



18.Magic of Love(再)



三人が去ったあとも、トリプルアンコールを求める、
客席<Taiyo&Cisco moon Let's START!
の声は鳴り止まず。
客電が点いたあとは、客席内、拍手が鳴り止まず。



終演後

終演後、グッズ売り場には“約束通り”Tシャツを手渡し販売している三人の姿があった。
かなりの行列だったので完売したのではないかと。



――つづく――
 
 

*1:1988年、ソウルオリンピック女子体操代表。団体12位、個人総合34位。このオリンピックで個人総合に出場出来た日本人女子選手は信田選手のみ。

*2:読売ジャイアンツマスコットガール。現・チームヴィーナス