南アルプス天然少年団

南アルプス天然少年団

通りすがりの傍観者の足跡。

メロン記念日2009〜10カウントダウンライブ〜トラ!トラ!トラ!〜・蛇足編

終演後

■書き初め
終演後のロビーにて、恒例(?)の書き初め展示会。








■ロッカー
これは、例えば“ロック化計画”の“ロック”のロッカーではなく、コインロッカーのこと。
終演後の会場のコインロッカー。
当然ながら狭いわけで、荷物を取りに行く人、帰り支度をする人、出て行こうとする人、等々…の混雑は、これはまぁ、仕方ない。
奇異に思ったのは、その狭いロッカールームへ係員がわざわざ入って来て、
「ここで着替えるな!」
と、着替えている人を見つけては片っ端から怒鳴っていたことだった。
言われた人も、なんで俺は怒鳴られているのだ?…という感じでポカンとしているのが印象的だった。
ただでさえ狭いのに、人の流れを遮り、仁王立ち。
いったいこの人はどうしたいのか…?
混雑を増長させて、さらに汗で服が濡れたままの客を雪の街に放り出して、会場側になんの得があるのか、筆者にはちっともわからない。



感想

今回のセットリスト。
改めて振り返ってみると、いろいろと考えてるなぁ〜…となかなか面白い。


最新曲『メロンティー』(メロン記念日×GOING UNDER GROUND)から始まり、
(そういえばハロプロって、最新曲をライブの初っぱなに持ってくるものだった…などと妙に懐かしく思えてしまった)
前半に勝負曲を次々に繰り出して来た時には、後半どうなることかと思ったものだが。
コラボバンドの曲をメドレーで…なんて、昨年ロック化計画を遂行したメロン記念日ならではのセットリスト。
“特権”といってもいいと思う。
新堂敦士氏作・新曲→『さぁ!恋人になろう』の流れとか、
『キスしてほしい』→『This is 運命』の流れとか、とても良かったと思う。
新堂楽曲のあとは新堂楽曲。
また、誰でも知っているような超メジャー曲のあとに持ってくるのは、それ以上にフロアが盛り上がる曲でなければならないわけで、『運命』か『魅惑』を持ってくるしかないわけである。
個人的には『sweet suicide summer story』→MC→『キスしてほしい』の流れが秀逸だったように思う。
その独特の世界観の為に、下手をすれば浮きあがってしまうきらいのある『sweet suicide summer story』(メロン記念日×ミドリ)だが、中盤のMC前にやるというのが定着した感。
また、このミドリ→ブルーハーツという流れがロックの歴史を遡っているようでなかなか興味深かった。


アンコールは「ひょっとしたら…?」が“ひょっとした”通り、『TORA TORA TORA』(MAX)。
10周年を迎えるにあたり、メロン記念日と同じく息の長い、先行する四人組へのリスペクトということもあるし、久しぶりに踊りまくるメロン記念日を観られたのも良かった。
次回もカウントダウンがあったら、ウサギの格好で、何歌うんだろう?



惜しむらくは、せっかくの雪の年越しに『初雪』がなかったことかな…?(笑)





ホントの蛇足

会場をあとにしてからは、わざわざ隣の栄駅まで雪を楽しみながらぶらぶらと歩き、地下鉄に乗って名古屋駅へ。
(あそこなら開いている…!)
という例年の店へ入り、
「熱燗くださいっ!」。




大雪上等!




泥酔禁止…。




――おわる――