南アルプス天然少年団

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通りすがりの傍観者の足跡。

元・メロン記念日、ハモる

5月3日のことについては、まだまだ途中でございますが、昨日、元・メロン記念日の皆さんが5月3日以来、3週間ぶりに集合したというので、ちょっと一息入れさせていただきます。


http://twitter.com/AYUMI_SHIBATA_
http://ameblo.jp/masae-otani/entry-10544142623.html


なんでも高級料亭に連れて行ってもらってハモを食べたらしい。



ハモ(鱧)は関東以北では珍しい食材で、大谷雅恵殿は「人生初」と言っているが、全員が関東以北の出身者である元・メロン勢には馴染みの薄い魚だと思う。


ウナギの仲間で、確かにちょっと見ウナギに似ているが、よく見ると歯が鋭く、凶暴そうな顔をしている。

実際、釣られた際に釣り人に噛むつくことも多いらしい。
「鱧」という優雅な漢字を与えられているが、語源はよく噛みつくことからの「食む(はむ)」からきているらしい。


筆者は、父がハモが名産の淡路島出身なので(淡路島の南方にある沼島近海が主な漁場)、父の帰郷のお供をした際に、父の友人の皆さんにご馳走になった。
筆者が食べたのは「ハモの湯引き」というやつで、ハモの白い肉を熱湯に通すと、反り返って白い花のようになることから「牡丹ハモ」ともいうらしい。
これを梅肉と一緒に食べた。
他に、淡路島ではハモすき(鍋)が有名である。


今回、元・メロン勢が連れて行ってもらったのは「自分たちでは絶対入れない高級料亭」だったそうだが、関東ではハモはそういう店でしか食べられないらしい。
淡路島では普通の居酒屋で置いてある。
旬は初夏からだそうで、筆者が淡路島を訪れたのはちょうど今頃の時期だったので、残念ながら旬ではなかった。
筆者をその居酒屋に連れて行ってくださった父の友人たちなどは、
「今のハモはなぁ…」
と、箸をつけようともしなかった。
(ここじゃ普通の食べ物なんだなぁ…)
と、改めて思った次第。


悔しいので、いつか旬の時期に行ってやろうと思う。