最近はCMと企業ホームページが連動していることが多い。
久住小春殿によれば、山崎パンのホームページはアクセス数過去最高を記録したらしい。
ジョージアも増えるんだろうな。
単純に計算しても久住殿の７倍だ…。
（いや、人数です…）
まったく別の理由からアクセスが増えているものもある。
山をやる者のはしくれとして、このニュースは最初から気になっていた。
一部では、登山者に不買運動を呼びかける人まで現れていた。
そもそもは朝日新聞に寄せられた投書だったらしい。
槍ヶ岳山頂へ向かう登山者がハシゴを登ろうとしたところ、スタッフに「山頂で撮影しているため、ヘリコプターが飛んでくるので危険だから」という理由でストップさせられ、30分待たされた、というもの。
筆者は槍ヶ岳には行ったことないが、確かに槍ヶ岳山頂に向かう長いハシゴ（以前、『SMAP×SMAP』で稲垣吾郎氏が登らされ、悪戦苦闘していた）を登ったり下ったりしていた時に近くにヘリコプターなんぞ飛んできたら危険極まりない。
でも30分。
たかが30分だけど、登山者にとっての30分がどれだけ大切なものか、スタッフサイドは理解出来ていなかったのだろう。
街中ではないのだから、そのタイムロスはなかなか挽回出来ない。
それによって一日の予定が狂ってしまうだろうし、下手すりゃそれが生死を決定づけることにもなりかねない。
「登山者を排除しようとする意図はございませんでした。」とはいっても、やっぱり作り手側は山を甘く見ていた、ということになるんだろうと思う。
