南アルプス天然少年団

南アルプス天然少年団

通りすがりの傍観者の足跡。

『恋文横丁2010』概要の巻

(公演終了につき、ネタバレあり。ま、DVD化されることもないと思われますので…)



第1話「玉を取る」

鮫島組組長の息子・ひかる(石井由多加)と元風俗嬢の照子(二木咲子)は恋人同士で、結婚を約束していた。
しかし、照子の父親が鮫島組の者に殺される。
照子は復讐を誓い、組長殺害をを企てるが、それはひかるの実の父。必死に止めるひかるだが、照子はどうしても聞かない。
やがて、ひかるの口から、事件の意外な真相が語られる…。




休憩(店内BGM『MELON’S NOT DEAD』)



第2話「オーディションの王道」

店員たちが止めるのも聞かず、なぜか居酒屋店内でバク宙をしようとする男。
男は、店から近い某国営放送局に“体操のお兄さん”のオーディションを受けに来た欽二(椎名茸ノ介)。
生まれつき体が弱く、体操もロクに出来ない欽二がわざわざ“体操のお兄さん”になろうとする理由とは、昔の恋人が産んだ、病気で苦しんでいる子に勇気を与えようというものだった…。



第3話「恋文」

店員の綾芽(村上寿子)に、昔の恋人・良一(三宅法仁)からの手紙が届く。偶然街で見かけたので店を訪ねて来るという。
高校時代、人も羨むカップルだった二人は将来を誓い合っていたが、良一の家族が犯罪を犯し、二人は離ればなれに。
久しぶりに再会した二人の口から空白の10年間の話が語られる。
事件が影響して良一はまともな職にありつけず、新天地を求めて海外へ旅立つことになっていた。
良一が綾芽に会いに来たのは、10年前に彼女に貰ったラブレターの礼を言うためだった…。




――つづけ――