丹沢・大山やまなみ登頂スタンプラリーに参加すべく、まずは大山へと出発。
といっても、計６つ必要なスタンプのうち、大山で貰えるのは２つのみ。
このスタンプラリー、スタンプ捺印場所が丹沢山方面と大山方面に分かれているため、６つのスタンプを貰うには普通の人で３日、健脚の人で２日、超健脚の人でないと１日では無理だろうと思う。
まず、小田急線伊勢原駅にてスタンプ台紙を購入(300円)、最初のスタンプを貰う。
神奈中バスで大山ケーブル駅へ。
ルート参考→【留守録風雲録特別編】『いい旅・夢気分』中澤裕子 丹沢大山登山を検証する・上
最近皇太子殿下が大山に登られたので、そのコースなどが紹介されている。
下から登られた殿下とは違い、筆者はケーブルカーで中腹の阿夫利（あふり）神社下社までひと登り。
下社の売店で二つ目のスタンプを貰う。
これで今回の任務(？)は終了。
しかし、前から一度行こうと思っていた大山山頂から広沢寺（こうたくじ）温泉ルートを行こうと思っていたので、山頂を目指す。
登山口。
ここから「本坂」と呼ばれるルートを行く。
大きな木が雷でやられている。
なお、本坂については以前詳しく書いたので、詳しくはこちらを→大山詣り・２。
行きのバスが一緒だった若い外国人の男性の方がすいすいと登って行って、筆者がまだ山頂に着いていないのに下りて来た。健脚だなぁ。
山頂近くにある「グレーチング階段」。
鹿から山の植物を守るためのもので、鹿のような蹄の動物が格子状となっているところを歩くのを嫌がるという習性を利用したものらしい。
このあたりの対策についての話は、以前丹沢の某山小屋の方に話をうかがったことがあるが、
鹿に植物が荒らされると自然保護団体から抗議がくる。
鹿を減らそうとすると動物愛護団体から抗議がくる。
…というわけで、いろいろとたいへんらしい。
その山小屋の方の話によれば、「ここ数年、鹿は増えてもいないし、減ってもいない」ということであった。
鳥居が見えるとまもなく山頂。
賑やかな声が聞こえてくる。
阿夫利神社上社。
山頂で昼飯を食べて出発。
登ってきたコースとは反対側、見晴台方面へちょっと降りたところで、ちょうど鹿さんが毛づくろいをしておられた。
写真を撮ろうとすると、恥ずかしがって行ってしまわれた。
「すいません、写真お願いします」
目を合わせてくれない…。
(写真はお断りなのかな…？）
と思ったら、ちゃんといい場所に来てポーズをとってくれた。
「はい、かわいいでーす」
しかしあれだな。グレーチング階段の上にもちゃんと鹿さん居るな…。
――つづけ――
