南アルプス天然少年団

南アルプス天然少年団

通りすがりの傍観者の足跡。

『上々少女's』#73 「銀河上々物語」初披露舞台裏

アップアップガールズ(仮)第二章のスタートとなる
新曲「銀河上々物語」の初披露!
銀河に飛び出した(仮)メンバーが月面に着陸!
さらに、パジャマトークは古川が乙女な悩みを告白!

http://www.tv-asahi.co.jp/douga/uugirl/74


6月4日、『銀河上々物語/Burn the fire!!/ナチュラルボーン・アイドル』フラゲ日。
タワレコ渋谷店での仙石みなみ古川小夏佐藤綾乃殿による店頭販売の様子。
アップアップガールズ(仮)がタワー渋谷店に登場! 店頭で新シングルを自ら販売 - TOWER RECORDS ONLINE


今回は『銀河上々物語』初披露までの舞台裏。


ダンスレッスン

6月1日、都内某会議室。ダンスレッスン初日。
森咲樹「今回、どういった振りがつくのかまったく想像出来ないですね。アプガがとうとう宇宙に飛び出しちゃった感じなんですよ。第二章一発目にふさわしい曲です」
サウンドプロデューサー:michitomo氏(『銀河上々物語』作曲編曲)の意図を類推して、
森「第一章が地球。地球で頑張るのは当たり前。アプガは地球上だけじゃ終わらないんだぞっていう…」


michitomo氏の話。
「第一章って結局、ぶっちゃけた話自分たちとの闘いだったと思うんですよ。目の前にハロプロってものがあって、そこから“負け”を突きつけられて。つねにそことの意識がまだ持っていたところじゃないですか。なんだかんだでハロプロに負けたくないとか、ハロプロを見返してやろうとか、そういうところが全面にあって。それって自分たちが居たところだから、自分との闘いだと思うんです」
「第二章で宇宙に出て、やっとここからまともに他の異星人(他のアイドル)たちと闘う舞台にやっと行けたよってことなんですよ。だから、宇宙一を目指すってのは間違っていないんですけど、宇宙一っていうのがアイドルの中なのか音楽業界の中なのかはわからないですけど、一番を目指すってことでは間違ってないかな」

アプガ第二章「未知なる敵たちとの戦い!」の巻


振り入れ開始。
振付はもちろん竹中夏海先生。
竹中「演技パートが多いので頑張って、いっぱい演技して下さい。『銀河上々“物語”』なので」
とまず、メンバーの曲前半の立ち位置と役割を説明。


メンバー7人は宇宙船ギャラクシーアプガ号の乗組員。
古川小夏→アプガ号の操縦士(操縦桿を握っている)
関根梓→情報処理係(タッチパネルを操作している)
佐藤綾乃→遠方確認係(潜望鏡を覗いている)
森咲樹新井愛瞳→地図で進行方向を確認している(航海士?)
仙石みなみ→みんなの役割にちょっかいを出す(一応、艦長(仮)?)
佐保明梨→解説されていないが、闘う訓練をしている(戦闘隊長?)。


スタッフ「(森に)好きな歌詞はありますか?」
森「自分のソロパートなんですけど…」

使い古した地図と ボロボロのコンパスは
やっぱ捨てられなくて カバンの中
(作詞:NOBE)

…のところに共感出来ると言う。
森「私、ハロプロエッグの時のハロー!のコンサートの歌詞カードが捨てられないんですよ。バックダンサーだったし、もうハロー!じゃないし、要らないはずなんですけど。“使い古してボロボロの”歌詞カードをファイリングしてるんですよ。捨てる必要もないし、忘れる必要もないと思うし、そこで頑張ってきたから今があるんだから…。そこをソロパートってなって『michitomoさんありがとうございます!』ってめっちゃ思いました(笑)」
スタッフ「michitomoさん、知ってたんですかね?」
森「知らないと思います。誰にも言ってないですもん」
ところがその部分の振り。
仙石乗組員が古川乗組員から操縦桿を譲ってもらうが、操縦が下手くそなので船が大きく揺れて、他の乗組員たちは右往左往。森乗組員は仙石乗組員の後ろから操縦桿を握って、なんとか軌道修正させようとふらつきながら唄う。
思いの詰まったソロパートの部分に、思いのほか派手な振りがついてしまった。
スタッフ「振り的に仙石さんに持っていかれましたね(笑)」
森「そうなんですよ。ちょっとそこがね(苦笑) めっちゃいい歌詞なんですけど、演技の方に目がいっちゃうと歌詞の良さが伝わらないので、張り切って唄います!」
一方、リーダー(仮)は、
仙石「私が正しい道に導いております。観てる人は『またみーこやらかしてるよ』『間違ってるよ』と思うかもしれないですけど、正しいんですよ(笑)」
…だそうである。
宇宙船アプガ号の最初の目的地は月。
仙石「二番のサビで月面着陸して、無重力になるんです」
そして月ということで餅つきの振りも。
アプガで餅つきといえば佐保氏。
以前から「餅つきは譲れない!」と言い、杵(きね)を破壊するなど数々の名場面・珍場面を生み出してきた佐保氏であるが、今回の曲ではちょうどその場面がソロパートなので、残念ながら餅つきには参加していない。
佐保「あんなのはただの幻想じゃないですか。私がつきたいのは本当の餅なんですよ!」
なお、餅つきは佐藤・関根の左利き同士で組になっている(佐藤餅つき、関根こねる)。これだと怪我の心配がなくて安心ですな。


6月2日、振り入れ最終日。
初お披露目の二日前。
竹中「初お披露目なので、(演技部分)何やってるか伝わるように頑張ってください」
場所はダイバーシティの屋外、ガンダムの前。
仙石「ガンダムのパワーを借りて、もっともっとスケール大きくやっていきたいです」
ところで、宇宙戦争の振りの場面があるが、関根乗組員はライトセーバーで闘っているのに、仙石乗組員は素手で闘っている。
仙石「刀いいですか?」と訊いたところ、竹中先生に「宇宙に見えないからダメ」と却下されたらしい。
仙石「刀を取り上げられてしまいました(苦笑)」


初披露当日

6月4日、『銀河上々物語』初披露当日。
東京テレポート駅に集合するメンバー。
仙石・古川・佐藤殿はタワレコ渋谷店での店頭販売から移動してきたところ。
その映像。
仙石「フラゲ日にやれて嬉しかった」


リハーサル。
会場前には早くもヲタがいっぱい集まっており、通行人も多数居る。
ということもあってか、『銀河上々物語』は音を流さずに動きだけで確認。
佐保「ガンダムと対バンですよ」
「宇宙決戦 VS ガンダム」?
通行の途中、立ち止まって見ている子供や外国人ファミリーも居て、メンバーのテンションは上がる。
控室には曲のラストで使用される(仮)の旗。
これは渋谷でのイベントの合間に仙石古川佐藤で作成したもの。
本番10分前。
月面に旗を立てる部分の動きを最終確認するメンバー。


深夜の女子会

『福岡決戦』前夜の旅館で行われた年長組4人(仙石古川森佐藤)の深夜の女子会の続き。
年少組3人は隣で寝ている。
佐藤「最近の悩みごとは?」
古川「裏の小夏がバレてきてるじゃん?」
と、楽屋などで赤ちゃん言葉を使ったり甘えん坊の一面がバレてきているので恥ずかしいと語る。
古川「私、ハタチだよ…。あ、もっと重大な悩みがあった。私、ハタチなんだって(笑) こんなんでいいのかな…?」
仙石「大丈夫だよ…」
と言う最年長にみんなの視線が集まって…。
続きは次回。
なお、途中、新井殿の寝言が入ってまする。


銀河初披露

ライブ直前。外へ出て来るメンバー。
夕暮れ。
古川「めっちゃいい暗さやないか−い♪」
佐藤「(ガンダムを見上げて)あれを倒さなきゃいけないのか…(笑)」


『overture(仮)』がかかってライブスタート。
これがリリースイベント初日。
佐藤「初日からかっとばしていきますよー!」
『Burn the fire!!』→『ナチュラルボーン・アイドル』…とライブは続いて、いよいよ『銀河上々物語』初披露。
メンバーの後方にガンダムがそびえ立つ。
古川「第一章のガツガツ感だけでなく、第二章はですね、表現力とかね、ステップアップした技術力を身につける為に、攻めるだけじゃない、さらにスピード感の増した時空の違う感じの曲になってます!」
新井「銀河初披露!」
全員「アプガ行きまーす!」
と、叫んで曲スタート。
「♪ターボエンジンなんてついてないけど」
「♪ワープ航法出来ないから 傷つくこともあるけど」
「♪全速前進!! それが私たちのやり方」
「♪フォースなんて必要ないもん」
…と、いかにもアプガらしい歌詞が散りばめられておりまする。
ラストの旗立てが決まってライブ終了。


終了後。
森「ガンダムの前で出来たのも場面が出来上がっていて、出来上がり過ぎてて…。曲が始まる前にガンダムショー始まっちゃうし、そこからの『銀河上々物語』じゃないですか」
ライブは『アッパーカット!』→『銀河上々物語』初披露の段取りだったが、『アッパーカット!』が終わるとメンバーの後ろでちょうどガンダムショーが始まった。
そこで、観客と一緒にメンバーもガンダムショーを観てから『銀河上々物語』へ(ホントに“ガンダムと対バン”になった)。
森「ガンダムショーを観て気持ちが出来ていたので、曲に入り込めました。『アプガなにか持ってるな!』って思いました(笑)」
佐保「初披露が外で良かったなって思いました。暗くなったり宇宙っぽいんですよ。演技っていうより自分に役が取り憑いた感じでした(笑)」
古川「これ言っていいのかな…? 始まってすぐ仙石みなみが間違ったのが見えて安心しました(笑) ひどいよ(笑) ひどいけど、みーこがやらかしてくれたんで気が楽になった(笑) それを見てやっぱアプガだなって(笑) 許してあげないですけど(笑)」
仙石「ホントごめんなさい…(苦笑)」



(↑1分10秒過ぎ)