南アルプス天然少年団

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通りすがりの傍観者の足跡。

『釣り刑事4』(9/30)

釣り刑事 - Wikipedia
みどころ│TBSテレビ:月曜ゴールデン

鈴木五右衛門:中村梅雀
城下香津美:石川梨華
滝川沙依:原日出子
稲田隆蔵:中本 賢
滝川真里奈:前島亜美(SUPER☆GiRLS)
長谷川 唯:堀内まり菜
志波雅也:合田雅吏
佃 和成:斉藤佑介
向井 隼:安藤彰則
藤木雄馬:中西良太
沖田誠吾:モロ師岡
堤 有紀恵:村井美樹
長谷川廣茂:田中 健
八重樫久吉:村田雄浩


撮影はもう1年前のこと。
クランクアップ☆ | 石川梨華オフィシャルブログ「Happy」Powered by Ameba
このシリーズ、毎回視聴率が良いからか、既に『5』も撮影済み。
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今回の『4』にはアップフロント界隈の舞台常連の斉藤佑介氏が出演。
『レモンスター』『三億円少女』『1974(イクナヨ)』『戦国自衛隊』等に出演)
斉藤氏の1年前のブログ。
クランクアップ! | 斉藤佑介のサイト☆ユースケ


大人の麦茶『タイガーブリージング』では石川梨華殿演じるヒロイン:あゆみ(あーみさん)に憧れているちょっとヌケた感じの男:ヨコハマ役だった。


今回は真逆のエリート刑事役。

この件に関しての斉藤氏の解説↓

石川さんとは『タイガーブリージング』という舞台でご一緒させて頂いた事があるのですが…。
不思議なものですね。
石川さんが、同じような台詞を言っているんです。


『タイガーブリージング』
あーみさん「いま私にしか出来ない事ならやらなくちゃ!って思うタイプなんです。」


『釣り刑事4』
城下「目の前のやるべきことを一生懸命やる。それだけ。」


それを、僕は、横浜四郎として。
今回は佃 和成として。
違う人として、違う彼女から発せられる言葉を受ける事となりました。
不思議な出来事でした。

http://ameblo.jp/saito-yusuke/entry-11625526466.html


しかしこのセリフ、よく考えれば石川梨華という人そのものではないかと。
それは異なる脚本家がこういった似たようなセリフを書かねばならないくらい、普段のこの人からにじみ出ているのではないかと。
だからこそ、このセリフは説得力を持って、共演者の胸にまで響いたのだと。
説得力のある決めゼリフを作り手に書かせるのも、演者としての大切な資質のひとつなのかな?と思ってみたりもした。



また、このシリーズは“アイドル枠”みたいなのがあって、普段なかなか見られないアイドルの共演があるのも見どころのひとつ。
前作『3』からレギュラーとなった前島亜美殿(SUPER☆GiRLS)はじめ、過去に仲川遥香殿(AKB48)、古川小夏殿(アップアップガールズ(仮))が出演している。
今回の『4』には堀内まり菜殿(さくら学院)が出演。
堀内殿といえば『金色のコルダ ステラ・ミュージカル』森咲樹殿と共演している。
過去の共演といえば、渋いところでは今回週刊誌記者役の中西良太氏が『仔犬ダンの物語』に出演(保健所職員役)。


脚本は『相棒』などの入江信吾氏。
監督はハロー!・アプガ関連ではおなじみの皆川智之氏。
とくに皆川氏の作品では劇中でアプガ勢が殺されること(仙石みなみ1回、古川小夏2回)でおなじみ(笑)。
皆川氏が演出した舞台『下北箱庭HEARTs』(出演:飯田圭織仙石みなみ)を観劇に行った際、今シリーズの八重樫刑事役:村田雄浩氏が客席に居らっしゃったのが思い出される。


『4』はストーリー的には、娘を殺された男の復讐心がひとつの軸になっていて『2』とちょっと似ている(『2』で殺された娘役が古川小夏殿)。
それから警察内部の腐敗について描かれているのは、脚本:入江氏が『相棒』も書いているからだろうか。
踊る大捜査線』以降、この手のテーマの警察ドラマは増えた。
こういうドラマ撮影は警察の協力が不可欠なはずで、大丈夫なのかな?と他人事ながら心配してしまう。
日本の警察は意外とこういうのは寛大なのかな。


それと今回の『4』で思ったのは、「本来は悪人ではない」という意味で、
「釣り好きの人には悪い人はいない」
ということであった。