南アルプス天然少年団

南アルプス天然少年団

通りすがりの傍観者の足跡。

『上々少女's#88』 赤坂決戦昼公演舞台裏#1・開戦前編

初の全国ツアー、ファイナルとなる赤坂BLITZー。
関東に台風最接近のなか(仮)メンバーは
無事ファイナルを迎えることが出来るのか!?
LIVE終了後、恒例サプライズも余すとこなくお見せします!

http://mv.tv-asahi.co.jp/douga/uugirl/89

台風の朝

9.16(月・祝)
第二章 開戦ツアー
終戦 赤坂決戦

強風吹き荒れる赤坂BLITZの外観。

台風が迫る中むかえた“ツアーファイナル”

会場入口。
「おはようございまーす」
と、到着するメンバー。

午前8時 / メンバー会場入り

佐藤綾乃「今日は赤坂BLITZツアーファイナル日です」
 〃「風が強い!」
 〃「なんと、最終日に呼び込みました台風…。なんなんでしょうね。晴れ女ばっかりだったのに…」
会場内に入ると、
新井愛瞳「コインランドリーがある」
と、洗濯機を見つける。
佐藤「一回目と二回目の間に洗える♪」
古川小夏「佐藤さんが、入ってきて一番に洗濯機チェックしました(笑)」


楽屋。
上々スタッフ「(森に)疲れてますね」
森咲樹「大丈夫です。これからメイクして可愛くなって…」
〃「今日はでも2公演ですよ」「
〃「楽しく気合いで乗りきりたいと思います」

本日はツアーファイナルにして
今夏ツアー初の“1日2公演”

森「でも台風だからお客さん来てくれるか心配なんですけど…。来てくれたお客さんと楽しんで、“終わり良ければすべて良し”なので、集大成を見せたいと思います」
佐保明梨「今日は全部出し切ります。今日で私の夏は終わるんですよ。さよなら」
仙石はスマホでフォーメーション確認中。
仙石みなみ「(関根が足を負傷してから)ずっと場位置がそのままでやってたんですよ。あずがこっちに居て、6人は元の位置でやってたのを6人編成で変えた分、一曲ずつ調整して…」

足の怪我により 関根は固定位置で踊るので
他の6人は新たなフォーメーションで挑む

仙石「こっちの6人でも変じゃないフォーメーションで調整してきました」

この日のリハーサルも、かなり念入りに行なわれた。フォーメーションも固まってきたとはいえ、広いステージだと、関根の立ち位置と6人とのバランスがどうしても悪くなってしまうのだ。全体を見ながら、時間ギリギリまで調整をしていくメンバーとスタッフ。ステージの細かい場位置(立ち位置)の割り振りも、ひとつひとつ実践して確認しないと分からない。しかも調整したものを即時に頭に叩き込まなければならない。この日、振付の竹中夏海先生も会場にいらしたので話を聞いてみたところ、時間的な問題もあり今回6人でのフォーメーションの直しは、先生はノータッチだという。つまり、ここまでのフォーメーション決めはすべてメンバー自身がやってきたのだ。彼女たちのスキルの高さをまたもや再確認してしまった。
(特集:サマーマッドネス2013(仮) アップアップガールズ(仮) 横浜〜赤坂BLITZ ワンマンライヴ・ドキュメント・レポート - CDJournal CDJ PUSH 取材・文 / 土屋恵介氏)

http://www.cdjournal.com/main/cdjpush/-/2000000709/0


上々スタッフ「関根さん、足の具合はどうですか?」
関根梓「リリースイベントの時よりは良くなりました」
 〃「今日も変わらず、前半は下手の方に、後半は上手の方になります」

2013年 夏
最後の決戦

午前10時30分

楽屋に振付の竹中夏海先生がやって来る。
竹中「おはよー!」
 〃「(関根に)大丈夫?」
佐保「せんせー、台風の中ありがとうございまーす!」
竹中「這いつくばりながら来ました(笑)」
古川「外すごいですか?」
竹中「今、雨はたいしたことないよ」
佐保「風ですか?」
すると、サウンドプロデューサー:michitomo氏もやって来て、
michitomo「僕、ムササビになって飛んで来たんで」
佐保「じゃあ、大丈夫だ(笑)」


リハーサル開始

佐藤「みんなどこ行ったの?(苦笑)」

リハーサル前にメンバーとはぐれた佐藤

ステージへ急ぐ。

午前11時 / リハーサル開始

♪UPPER ROCK

まずは新しいフォーメーションの確認をするメンバー

♪ワイドルセブン


スタッフ「関根位置さ、広がった時気になんなかったんだけど、メンバーのみんなで広がんない曲、関根を半歩中に入れて…」

続いてリスペクトーキョーで新井からの提案が

新井「1公演目が『赤ブリなう♪』なんで、今日ツアーファイナルなんで、2公演目は『ファイナルなう♪』」
古川「2回やってもいいですか? サビだけ」


リスペクトーキョー

そしてアンコール部分で歌うメドレー曲のリハーサル

♪サマービーム アプガの夏Mix


メンバープロデュースコーナー

リハーサルの最後に 今日の赤坂公演のために考えた
メンバープロデュースコーナーの確認

仙石「昨日もめっちゃ朝が早くて、夜まで活動がありまして、今日のための。“障子書き書き”とかいろいろあって…」
障子に大きく(仮)の字を書く映像。
仙石「あとメンバープロデュースコーナーの。昨日メンバーみんなで確認して、この赤ブリ用でやることもあるのでたいへんですね」
 〃「でも今日しかやれないことなんで、ちゃんと準備してやりたいと思います」
今回のメンバープロデュースコーナーは?
仙石「この夏それぞれが成長したことや、(仮)をとるために何をしたらいいのかを『Burn the fire!!』の曲に合わせて表現します」


そのリハーサル。
森「アップアップガールズ(仮)は、いつの日か(仮)をとってメジャーデビューすることを目標にして活動を始めました。でも、今の現状は…」
佐藤「(仮)はアイデンティティのひとつだから、あった方がいいよね」
佐保「(仮)があるからいろいろ挑戦出来るじゃん」
新井「無いよりあった方がいいよね」
    ◇    ◇    ◇    ◇
佐保「新井は疲れると無表情になるよね。後半ヘロヘロだったよね。握手会でもいつも笑顔がないよね…」
仙石「暑苦しいとか言われるけど、それが取り得だと思うようになった。暑苦しいとか言われると、落ち込む時だってある…」
    ◇    ◇    ◇    ◇
マネージャー「頭の部分の芝居をもっとしっかりやらないと。言葉で伝えて笑ってもらったりする部分だから。今みたいにニヤニヤニヤってしちゃうと、伝わらずに何言ってるかわからない」

マネージャーからアドバイスをもらい
本番までに最終仕上げ

スタッフ「ツアーファイナル、頑張っていきましょう!」


開場

午後13時30分 / 開場

会場外で開場を待つファンの群れ。

台風の中 多くのお客さんが集結

本番20分前

裃衣装に着替えたメンバー。。
気合入れで新井が仙石の背中を叩く。
仙石「イタ…。今のは痛い…。OK、気合い入りました!」
今度は仙石が新井の背中を叩く。ちょっと弱々しい。
佐保「もっとこうだよ。おいで♪」
佐保、新井の背中をバシッと思い切り叩く。
新井「おいっ…!」
古川「音がえげつない(笑)」
佐保「(笑)」
新井「背骨にグーンと…(苦笑)」


マネージャーからひとこと。
マネージャー「このツアーでこの公演が一番大事な公演かもしれません」
メンバー「???」
マネージャー「横浜はみんなもお客さんも勢いで乗り越えられたし、次の公演も千秋楽だから同じように乗り越えられると思うし。ここはね、ちょっと自分たちも不安な部分あるし、お客さんは台風の影響受けてるし…」
うなづくメンバー。
マネージャー「そういうハンディキャップだったりとか、ふわーってなっちゃう部分がある公演だと思うから。ここを乗り切っちゃえば、2公演目は楽しいだけの公演で終わると思うんで。ここしっかり締めてやってください」
メンバー「はい!」


円陣。
仙石「ツアーずっとまわって来ましたが、今日がラストです。今日2公演ありますけど、どっちも悔いなく、完全燃焼していきましょう!」
メンバー「はい!」
気合い入れ。

赤坂決戦昼公演 いよいよ開幕

ステージ袖へ。
オープニングSE『overture(仮)』が流れる中、
仙石「We can doing!」
森「I can doing!」
全員「We can doing!」




――つづけ――