南アルプス天然少年団

南アルプス天然少年団

通りすがりの傍観者の足跡。

硫黄岳登山記・上


八ケ岳へ

お盆明けに夏休みだったので、登山&秘湯の旅へ出発。
TOKYO IDOL FESTIVAL直前にトレッキングシューズを衝動買いしてしまい、TIF2日間履いてたら調子良かったので登山を思い立った、というよくわからない動機(笑)
久しぶりの登山になるので何回も行っているお気に入りの本沢温泉→硫黄岳コース。
5年ぶりになるか。
天気は良くなさそうであったが、まぁ仕方ない。
それよりもここのところ中央線で事故が相次いでダイヤが乱れていたので、うまいこと登山口へのバス(1日の本数が少ない)に乗り換えられるか心配だったが、この日は無事であった。
中央本線小淵沢から小海線に乗り換える。

日本最高所・野辺山を通る路線。


JR小海駅からバスで登山口へ。


稲子湯(登山口)

昼前に到着。準備して12:05出発。
出発時、ちょっと霧雨のようなものが降ってきた。


唐沢橋
15分ほどで最初の目標、唐沢橋に着いた。
幸い、もう雨はあがっている。
ここから沢沿いのなだらかな道を登る。


しばらくしてトロッコ線路跡に出る。

(↑今回写真を撮れなかったので、5年前の画像)


13:30、こまどり沢に到着。

ここは筆者が勝手に“ジブリの沢”とか“宮崎駿プロデュース”とか呼んでいる休憩場所に持ってこいのところ。


ここから少し急登になるが、30〜40分ほどとわかっているので頑張れる。
13:40出発。


みどり池

急登が終わると平坦な道に出てみどり池に到着。14:15。
そばにはしらびそ小屋という山小屋がある。


少し、晴れ間も出てきて、山の稜線が見えた。

ここはリスが出没するので有名なところ。

奥の林の木を伝っていたのが見えたのだが、残念ながら撮り逃した。
14:35出発。あと1時間ちょっとで本日の目的地に着く予定。


山にはもう秋が来ていた。


本沢温泉

15:45、今宵の宿である本沢温泉に到着。
八ヶ岳、湯元 本沢温泉


大部屋の天窓のあるところに寝床を得た。


ちょっと休憩してから野天風呂に行ってみる。
小屋からまた少し登る。
明日登る予定の硫黄岳が見えた。


野天風呂には誰も居なかった。


というわけで遊ぶヲタ。


晩御飯は食堂でいただく。
この日の同宿者は12人。6人ごとに汁物の鍋。ご飯はおかわり自由。

おかずの左奥にあるのは、地元で採れたツガダケの炊き込みご飯。
http://www.asahi-net.or.jp/~xv8m-sgym/newpage88.html
お酒は別料金だが生ビールや地酒などいろいろ置いてあって、頼むとグラスやお燗にしてくれる。
この日は同宿の人たちにイケる口の方が多く、地酒がよく売れていた。


筆者は2杯目はこけももサワーにした。

近くで取れるこけももをサワーにしたもの。ここでしか飲めない。


食後に内風呂に入る。熱い。

20:00消灯。すぐ寝てしまった。
夜中に一回目が覚めたので空を見てみたが、残念ながら星はひとつも見えなかった。




――つづけ――