南アルプス天然少年団

南アルプス天然少年団

通りすがりの傍観者の足跡。

硫黄岳登山記・中


山の朝

4:30頃、目が覚めた。
外へ出てみるが、あいにくの曇天なので、ご来光とかそんなのはなし。

朝食までまだ少し時間があるので内風呂で朝風呂と決め込んだ。
ひとっ風呂浴びてから荷物をまとめて仕度しておく。
1時間100円で携帯の充電もやらせてもらえた。


6:00、朝ごはん。

味噌汁が旨い。


夏沢峠

6:50出発。
同宿の人たちは殆どの人が下山する人ばかりなので、これから登る人は少ないよう。
山頂付近は悪天候では危険ではないか?とも思えるので、とりあえず夏沢峠まで行って考えることにした。


林の中、ジグザグの坂をひたすら登っていく。
やがて、後ろから同宿だった健脚の方が追いついて来たので、どこかで追い抜いてもらおう…と思っていたら夏沢峠に着いた。7:55。


ガスっていてなんも見えん…。
そして寒い…。
一応持ってきておいたフリースを着る。
件の健脚の方と、
「なんにも見えませんねぇ…」
「これじゃ登ってもしょうがないですかねぇ…(苦笑)」
などと話す。


外は寒いので中で休憩出来るヒュッテ夏沢の中にお邪魔した。
ヒュッテ夏沢のご紹介

ここは学校登山など団体客向けの山小屋である。
コーヒーを一杯いただきながらちょっと思案。
このまま登るか、元来た道を下ってみどり池あたりで昼飯にして、稲子湯でひとっ風呂浴びて帰るか、それとも別の道を行くか…?
健脚の方は先に出発された。
硫黄岳とは反対側にある天狗岳の方に向かったようだった。
ヒュッテ夏沢の人が親切で、タブレットで天気予報図などを見せてくれた。
午後から雨が降るらしい。
「明日だったら晴れるんですけどねぇ…」
ここから山頂へは約1時間の行程。登山道さえ安全ならば…とは思うが。


山頂へ

8:20出発。
とりあえずちょっと登ってみる。
15分ほど登ると森林限界に達する。これ以上上は木は生えない。

幸い、登山道ははっきり見えるので危険はない。


9:10、硫黄岳山頂に到着。
硫黄岳 (八ヶ岳) - Wikipedia

やはり何も見えない…。

ここの山頂は広くて、ちょっとしたミニライブなら行えそうであるが、山頂でミニライブなんかするアイドルなんて居るわけないよなー(棒読み)。
富士山 山頂頂上決戦(仮) ダイジェスト UPUPGIRLS kakko KARI - YouTube


しかし、これじゃつまらないと思うので、好天の時に登ったアイドルの画像からお借りすることにする。


 
 

――つづけ――