南アルプス天然少年団

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通りすがりの傍観者の足跡。

梅棒 8th SHOW『Shuttered Guy』(3/28-4/26)雑記

<梅棒 8th SHOW『Shuttered Guy』(シャッターガイ)公演概要>
【作・総合演出】伊藤今人(梅棒)
【出演】伊藤今人 梅澤裕介 鶴野輝一 遠山晶司 遠藤誠 塩野拓矢 櫻井竜彦 楢木和也
天野一輝 野田裕貴(以上梅棒)
【ゲスト出演】大久保祥太郎 佃井皆美 まちゃあき(エグスプロージョン) YOU
RYO (Beat Buddy Boi) 泰智 (KoRocK/ENcounter Engravers)
古川小夏(アップアップガールズ(仮)) 一色洋平 田中穂先(柿喰う客)
東理紗(ピヨピヨレボリューション/東東東東東) ひこひこ
【振付監修】梅棒 【脚本助手】梅澤裕介(梅棒) 【殺陣振付】遠藤誠(梅棒) 【振付協力】YOU
音楽監督・楽曲提供】monologue 【美術】二村周作 【照明】影山雄一
【音響】藤森直樹/原香菜子 【映像】石田肇/横山翼 【衣装】山下和美
【ヘアメイク】小林雄美 【演出助手】入倉麻美 【舞台監督】林和宏 【写真】飯野高拓(梅棒)
【宣伝美術】家常善光(hoocica) 【トレーナー】木村剛人(ファミリー整骨院)
【制作協力】レッドカーペット 【制作助手】飯島有紗/よしよしこ
【プロデューサー】薮内知利(ぴあ)/高田陽平(ニッポン放送)/北原ヨリ子(レッドカーペット)
【企画・製作】梅棒
■東京プレビュー公演 2018年3月28日(水)・29日(木)@シアター1010(センジュ)
■愛知公演 2018年3月31日(土)・4月1日(日)@日本特殊陶業市民会館ビレッジホール
■大阪公演 2018年4月6日(金)〜8日(日)@梅田芸術劇場シアター・ドラマシティ
■福岡公演 2018年4月12日(木)・13日(金)@福岡国際会議場メインホール
■東京凱旋公演 2018年4月18日(水)〜26日(木)@世田谷パブリックシアター
【 Wキャストについて 】
●=伊藤今人:3/28(水)・3/29(木)・4/21(土)・4/22(日)以外の全日程出演
★=ひこひこ:3/28(水)・3/29(木)・4/21(土)・4/22(日)の4日間・5ステージのみ出演
※未就学児入場不可 ※開場は開演の30分前
公演の最新情報は梅棒公式ブログから → https://ameblo.jp/umebou-official/
梅棒 8th SHOW『Shuttered Guy』特設サイト → http://umebou.daa.jp/8th_shutteredguy/

https://prtimes.jp/main/html/rd/p/000000793.000011710.html

梅棒舞台"Shuttered Guy" 注目ポイントをライブレポート! | You Style


あらすじ


「ネコダ銀座商店街」には果物屋、ラーメン屋、理髪店、美容室、ファッション店、さらにフリーマーケットもあり、それぞれ個性の強い人々が暮らしている。
親子関係あり、ライバル関係あり、恋心ありと、人間関係はなかなか複雑。
ところが商店街のそばに、大金持ちのセブン姉妹が経営する大型デパートが建設されることになる。商店街の人々は反対運動をする者、買収される者とに分かれていく。
やがて商店街は“シャッター街”になってしまう…。


配役

役名 設定 演者 備考
ひでき ラーメン屋「あぐら」のオヤジ 塩野拓矢 梅棒
ともゆき ラーメン屋「あぐら」の息子 遠藤誠 梅棒
けんや 八百屋「いまだ」のお父さん まちゃあき エグスプロージョン
あおい 八百屋「いまだ」の娘 佃井皆美  
ねね ファッションパーク「ネネ」のおばあちゃん 梅澤裕介 梅棒
ももか ファッションパーク「ネネ」の孫娘 東理紗 ピヨピヨレボリューション
やっくん フリマ「メル(仮)」の男の子 野田裕貴 梅棒
イカ フリマ「メル(仮)」の女の子 古川小夏 アップアップガールズ(仮)
しげる 理容室「ゑる」の旦那さん 泰智 KoRocK/ENcounter Engravers
さと 理容室「ゑる」の奥さん 鶴野輝一 梅棒
ジュン 美容室「marp hair」のカリスマ美容師 RYO Beat Buddy Boi
てつや おまわりさん 大久保祥太郎  
Dr.KC 無免許だが凄腕の闇医者 櫻井竜彦
ひのまるくん ネコダ銀座商店街のマスコットキャラクター 一色洋平  
オオタ ネコダをうろつくチンピラのアニキ 遠山晶司 梅棒
タナカ ネコダをうろつくチンピラの舎弟 田中穂先 柿喰う客
ミーナ 有名デパートを経営する「セヴン姉妹」の姉 YOU  
バナナ 有名デパートを経営する「セヴン姉妹」の妹 楢木和也
サナダ セヴン姉妹の敏腕秘書 天野一輝 梅棒
ミタニ ネコダ地区知事選挙の女性候補 伊藤今人 梅棒
〃(Wキャスト) ひこひこ  

雑記


世田谷パブリックシアターでの大千穐楽を観劇。
世田谷線三軒茶屋駅前。隣がシアタートラムで、かつて散歩道楽『レモンスター』(2008年12月。柴田あゆみ保田圭出演)を観劇した。今まで観たハロメン出演舞台の中でも強く印象に残る作品。三軒茶屋に来たのはたぶんその時以来である。



さて梅棒。
全編ほぼセリフなし。ダンスと音楽(J-POP)だけで綴られていく。
観劇者コメントをご覧になっていただければおわかりのように、ハロー!のダンススキルの高いメンバーが強く惹かれているのがこの舞台の特徴を表しているのだと思う。
各キャラクターにはモデル(某モデル夫妻だったり、某“ネバダカラキマシタ”だったり…)があって、すぐわかる。

前半は主に登場人物と人間関係の説明、後半がデパート一派との対立等が描かれる。
それぞれ場面ごとに合った曲(既存曲)が流れるわけだが、これ、簡単なようでいて意外と難しいのだと思う。以前、セリフのある芝居で似たようなことをやっていて、場面にまったく合ってない舞台を観て失笑してしまったことがあるので。
役者で知ってるのは、古川小夏殿、東理紗殿(ex.生ハムと焼きうどん)以外では佃井皆美殿。『降臨FIGHT』(2011年4月。大谷雅恵出演)でくノ一役でした。
観客もまるでライブのように盛り上がっていて、終演後はスタンディングオベーション
個人的には、途中で「ああ、これはサイレント映画だ」と思って観ていた。
チャップリンキートンの時代のセリフのない映画(音楽伴奏付きの上映)を舞台でやっているのだ、という風に理解した。




――梅棒 8th SHOW『Shuttered Guy』、了――