帰路、黒磯駅前で巻狩丼というものを食べた。
巻狩とは平安〜鎌倉時代に行われた狩猟で、多人数で鹿や猪を取り囲み、囲いを縮めながら追い詰めるというもので、源頼朝が主催した富士裾野の巻狩の際に、曽我兄弟が仇討ちをしたのが知られている。
頼朝は那須でもしばしば巻狩を催したらしい。
我々が食べたのは、鶏と猪豚の唐揚げがご飯にのったものだった。
三斗小屋温泉の語源は、三斗(約45kg)の米を食べる頃にはどんな病も治るからなど、他にも諸説あるらしい。
煙草屋旅館の露天風呂は混浴。但し15〜17時は女性専用タイム。
我々が訪れた頃は立ち寄り湯も出来たが、現在は宿泊客のみらしい。