観てました。
眼に涙さえ浮かべて訴える彼女を観ていて、不覚にも何も違和感を覚えず、番組の最後に謝罪しているところを観ても、初め何を謝っているのかわからなかった。
日本語は難しい。
言葉は恐ろしい。
今回の事件、マスコミで「なだしおの教訓が…」などと、ことあるごとに報じられ、嫌なことまで思い出させられた。
実は筆者は知人を一人、なだしおの事故で亡くしている。
乗馬が趣味の快活な女性であった。
「また馬に噛まれちゃったのよ。ほら、ハハハ…」
などと、噛まれた腕の跡まで見せてくれ、おおらかに笑う人であった。
彼女の時もそうであった。
ある言葉を口にしてしまうと、その言葉通りのことになる、という考え方が日本にはある。
言葉は恐ろしい。
以上、自戒の念をも含めて。
(今回の中川氏の件は、ちょっと厳し過ぎるかな?とは思うが…)