南アルプス天然少年団

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通りすがりの傍観者の足跡。

歴史小説『モーニング娘。』

もしもモーニング娘。の歴史が、歴史小説の題材になるとしたら…。


古今の作家たちは、いったいどういう風に書くであろう。


山岡荘八ならば、やはり『徳川家康』のように真正面から長編『安倍なつみ』を書くだろう。


吉川英治ならば、『新書太閤記』のような一種の出世譚として『石川梨華』とか『高橋愛』を書くかもしれない。


堺屋太一ならば、リーダー論として『中澤裕子』を書くか、『豊臣秀長〜ある補佐役の生涯』を書いたように『保田圭』を取り上げるだろうか。


司馬遼太郎ならば、在籍期間の長い『飯田圭織』か『吉澤ひとみ』あたりを主人公に大河小説を書くかもしれない。
国盗り物語』や『世に棲む日日』のように前半後半で主人公が交代することだってあるだろう。
もしくは、『豊臣家の人々』や『新選組血風録』のように、各メンバーの話を列伝風に書くのかもしれない。


隆慶一郎の書く『後藤真希』は『一夢庵風流記花の慶次)』のように冒険小説のような痛快なものになるだろう。


浅田次郎は…?
壬生義士伝』のように意表をついた観点から、『紺野あさ美』を取り上げるだろうか。


待てよ…。


陳舜臣・著『李純銭琳物語』なんてのも面白そうだぞ…。