南アルプス天然少年団

南アルプス天然少年団

通りすがりの傍観者の足跡。

閉会式

各チーム表彰と主将挨拶。
社会人各チームの主将は、自社のPRを忘れなかった。


・knt!サプライズ
「皆さんGWのご予定はもうお決まりですか?是非近畿日本ツーリストを…」
・EMULSIONS
「これから汗をかきやすい季節です。是非資生堂の…」
・BUONE CONDIZIONI
「えー、とくに告知はありません…」


こういうのは楽しいし、いいと思う。
ただ、近畿日本ツーリストだけは、大応援団が途中で帰っちゃったから、印象を悪くしたかもしれない(少なくとも筆者は悪印象をもった)。


最後に選手からの希望ということで、ガッタスだけ残り、選手一人一人から挨拶。
まあ、こういうのはいいだろう。
開会式の“あれ”よりはよっぽどファンサービスになる。


個々の選手の言葉については触れない。
面白かったのは、背番号の大きい選手から順に話したのだが、菅原永井藤咲といった選手たちが前のみを向いて挨拶していたのに対し、深谷選手から以降の選手たちは、後ろの観客にも顔を向けたりしていたこと。
芸能人と一般人の差はこういうところに現れるのであろう。


その中でも能登有沙選手。
試合出場ゼロながらもしっかり自分をアピールすることを忘れない。
見上げたものである。


先にガッタスはさほど悔しそうでもなかった、と書いたが、この時に多少悔しさを表していたのは吉澤主将と紺野選手だった。
決勝に出られなかった主将と(やはり体調不良か何かであったのであろう)、相手が相手とはいえ、決勝戦で4点取られた、という事実が残った正ゴレイロには当然のことなのだろう。


最後に吉澤主将が、観客にすかいらーく田中取締役に拍手を促した。
すかいらーく、撤退しようとしてるのかな?…
それとも田中さん、社内で孤軍奮闘してるのかな…?
そんなことを考えた。


それにしても運営側の大人たちの歯切れの悪さというか奥歯にものの挟まった言い方。
やはり、次が決まっていないのであろうか。
なんか、スフィアリーグのファイナルの閉会式を思い出した。


いったいこの人たちは、いくつリーグを作っちゃ潰していけば気がすむのだろう。


もしかすると、次回のメドすら立っていないのかもしれず、運営側としてはヤケクソなのかもしれない。
ヤケクソだったからこそ、開会式のあんな馬鹿な演出があったのだ。
そうに違いない。そうじゃなきゃおかしい…。


…とも思ったのだが、彼らだって、いくらなんでもそこまで無能でもあるまい。
きっと次のことは考えているはずだ。
まだ発表解禁前なので言えないのだ。


そう信じている。