南アルプス天然少年団

南アルプス天然少年団

通りすがりの傍観者の足跡。

『かば2』8/9アフタートークショー

(公演終了に伴い、ネタバレ防止機能かなり緩和中)



段取りと場つなぎトーク

カーテンコールのあと、メロン記念日衣裳チェンジ(村田めぐみ「お色直し」)の為、一旦退場。斉藤瞳殿ウェディングドレス裾は、柴田あゆみ殿がサポート。
入れ替わりに進行役・演出の太田善也氏が登場。


太田「えー、脚本・演出の太田です」
客席拍手。
太田「昨日は、握手会の準備の場つなぎのトークもやらされまして…。もう頼まれれば、なんでもやります!」
客席拍手。
太田「今回は夏らしい芝居を作ってみようと思いまして…。まあ、『2』を作る前提で『1』を書いたわけではないんですが、一部消化仕切れなかった部分があったので、その辺はうまくいったんじゃないかと思っています」


以下、場つなぎトーク


太田「今回は彼女たちにも、アイデアを出してもらったりしました。レイコ・ヘンドリックスのくだりとか。まぁしぃにいろいろアイデア出してもらったり…」
 〃「あと村っちの変顔。あれ面白いんで、演出としてはありがたいんですが、よく考えると彼女アイドルだぞ…、いいのか?…と心配になりまして…。ま、元が品のある人なんで、下品にはならないんですけどね…」
間が持たないのか、後ろの様子をキョロキョロと。
太田「まだかなぁ…」
客席「カナブンはどうなりましたか?」
http://melonlounge.blog72.fc2.com/blog-entry-1035.html
http://ohtaz.exblog.jp/8440342/
太田「あっ、あれ舞台監督が外へ連れて行きました。生きてたみたいです…」
 〃「あっ、あと、あのカバのでっかいぬいぐるみなんですが、あれは…、あっ、準備出来たみたいで…」
客席「工エエェェ(´д`)ェェエエ工工」




メロン記念日のテーマがかかり、『かば2』Tシャツに着替えた四人登場。
舞台下手側から、サンルームのセットに太田氏、座敷に大谷→村田→柴田→斉藤の順。


太田「まあ、いまさらなんですが…」
と、メロン記念日
大谷「次女・玲子役の大谷雅恵です」
などと、一応自己紹介して、スタート。



『かば』『かば2』とやってみて…

大谷「場当たりで小屋入りした時に、場所も同じで、セットも同じで、楽屋も同じで…、なんかタイムスリップしたみたいでした。『1』の時のセリフとか甦っちゃって…」


村田「今回は遊んでやっていいよ、と言われたので。前回はあまりアドリブをやらないように言われてたんですが、今回はいいよと。もちろん役(の設定)が変わっちゃいけないし、物語を壊しちゃいけないんで、自分で引き算しながら…。ウケると自分の中で、よしっ、みたいな」


柴田「前回は怒ってる芝居が多くて。今回は明るい若菜ちゃんで。笑わせる芝居が多かったので、結構難しかったですね。でも星野君にキレてるところで、(笑いが)ドッカンドッカンきてたんで、私、キレ演技の方が合ってるのかなぁ…、と。普段はそんなにすぐキレるわけじゃないのに…」
客席「工エエェェ(´д`)ェェエエ工工」
柴田「(低い声で)出た…、これ…」


斉藤「今回、笑いの部分にはほとんど参加できなかったんですが、ウェディングドレスを着れたのは、素直に嬉しかったですね。握手会の時に『行き遅れるなよー』とかだいぶ言われちゃいましたけど(笑)。おばあちゃんにだけは、仕事で着るけど…って言ってきたんですけど」




太田「今回は『2』ということもあって、本読みの段階からみんな、悦子や玲子になってたよね。前回は、やっぱり初めは大変だった?」
村田「今回は前回よりも台本の仕上がりが早かったんで…」
太田「ぁ…」
大谷「だって前回は、最初、まだラストどうなるかわからなかったし…」
太田「すいません…」



恒例の共演者からの質問コーナー

太田「みーよからの質問です」
客席「おおお…!」
太田「(読み上げる)『メロン記念日さんとは、これまでに一緒に仕事をしたことも何回もあって、大好きだったんです、が…』」
メロン「『が』???」
太田「『…今回一緒に舞台をやって、もっと大好きになりました』」
胸をなでおろすメロン。
以下、メロン記念日四人に個別に質問。


村田さんへ。
『変顔の練習は家でやるんですか?』
村田「家ではしないです。変顔、結構自信あるんですよ。まあ、舞台袖の鏡の前でちょっとやってみることはありますが」


斉藤さんへ。
『ウェディングドレスを着てみてどうでしたか?』
斉藤「これはさっき大体言っちゃったんだけど…。着て出る時、ものすごく緊張するんですよ。香水の匂い嗅いだりして落ち着かせて…。ライブとかでも私、緊張して、怖い顔になってると思うんだけど…、ただ、妊婦ってことなので、お腹に(詰め物)入れてるのさすったりすると、不思議と穏やかな気にはなるんですよ」
太田「確かに、お腹に入れてると、柔和な顔になってる気はした」
斉藤「じゃ、これからライブの時も、妊婦のカッコしようかな(笑)」


大谷さんへ。
『髪の毛強いですね』
大谷「髪の毛強いっていうかね…、今回、髪の色どうしようかと、稽古場でも毎日色変えてみたり…」
太田「うんうん」
大谷「やっとこれに落ち着いて、決まってホッとしたんですけど」


柴田さんへ。
『また、ガールズトークしましょうね』
柴田「イヤだ!」
太田「『いつが空いてますか?』…って、これ、ここじゃ答えられないよな(笑)」
柴田「みーよ、私のこと、“魔性の女”とか“小悪魔”とか言うんですよ!」


太田氏後ろを向いて、
みーよいる?」


やがて、三好絵梨香殿出てくるが、食事中だったのか箸持ったまま。黒のタンクトップにジャージ姿。
太田「質問聞いてた?」
三好「はい…、はい…」
セットのピアノの光沢で顔をチェックして、座敷真ん中、村田・柴田間に座る。


三好「柴田さん、見た目可愛いじゃないですか。でもちょっとS?…そういうところが“小悪魔”だと。つまり、魅力的な女性だ、ということですね」
柴田「(低い声で)大人になったねぇ」




太田「すいません、今日(公演)三回まわしなもんで、そろそろ時間が…」



最後にひとこと

大谷「ブログのコメントに『吉本新喜劇みたいだ』って書かれたんですけど…」
太田「それは…、褒め言葉と受け取っていいんだよね?」
大谷「いいんだと思いますよ」


村田「出来れば『かば3』とかね…。まぁ、上の方々が決める問題ですが(笑)」
太田「いや、その前にお客さんだよ」
客席拍手。
村田「ま、その前に、この公演をね、しっかり頑張りたいと思いますね」


三好「美勇伝が解散して最初の舞台、ということになります。いい舞台にしていきたいと思います」


柴田「そうですね、私も『かば3』やりたいですね。今日明日、一日三回公演なんで、“フンドシしめ直して”頑張りたいです」


斉藤「私、『かば』は幸せをくれる舞台だと思っているので…。いいスタッフさんや共演者の方に出会えたり。今回はお嫁にも行けて…(笑)。そういう幸せを、皆さんにも分けてあげられてるのかなぁ?」
客席拍手。
斉藤「だったら嬉しいです」