一方、サブリーダーは―。
未来を担うアイドル声優を発掘する『KADOKAWA×UP-FRONT STYLE アイドル☆声優オーディション』が現在応募受付中だが、アニメ『ロビーとケロビー』（テレビ大阪）のアテナ役で声優に挑戦し、「アイドルと声優」の両方を経験したモーニング娘。新垣里沙が、『月刊デ☆ビュー』誌上でアイドル声優志望者にエールを送った。
幼いときからアニメが大好きで、アニメのキャラクターを演じるのは夢だったという新垣。
「お話をいただいたときはうれしかったです。アフレコの現場に参加して作品ができていく過程を見られたことが新鮮だったし、その作品の中に自分の声が入っていることが嬉しかったです」
現場では緊張し苦戦したが、声優の先輩たちに助けられた。
「ベテラン声優さんたちのお芝居を見て参考にしたり、またアドバイスをいただきながらやってました。たとえば作品にはたくさんのキャラクターが出てくるけど、現場のマイクは3本しかないので、どのシーンでどのマイクを使うか考えて台本にメモしておくとか……そういう基本的なことから教えていただきました」
声優を経験したことが、アイドル活動にも良い影響を与えているという。
「声優は声だけで感情を表現しなきゃいけないから、普通の芝居よりも難しいけど、その分勉強になりましたね。表現力という意味では、歌やラジオなど、声優以外のお仕事にすごく良い影響があったと思います」
『KADOKAWA×UP-FRONT STYLE アイドル☆声優オーディション』は、数多くのアーティストが所属するアップフロントグループ、『劇場版 天元突破グレンラガン 紅蓮篇』など数々の人気アニメ作品を世に送り出す角川書店、発行部数1位を誇るテレビ誌『ザテレビジョン』を発行する角川ザテレビジョンの３社が開催するオーディション。「声優本来の仕事を中心として、歌や演技、グラビアなどマルチに活躍したい」人を求めている。
http://www.oricon.co.jp/news/deview/58337/
声優でアイドルになった人もいるし、アイドルでデビューして、のちに声優に転向した人もいる。
しかし、初めから「アイドル声優」として募集するってのは初の試みなんだろうか？
