4月6日以来、半年ぶりの『MELON GREETING』(第11弾)。
“ロック化計画”発動以来、『MELON LOUNGE』が復活。これはコラボするバンドへの興味が大きく、しかも今年に入っての『GREETING』には、太陽とシスコムーンだのみちよ殿だの、“あっと驚く”顔ぶれだったのに対し、
スペシャルゲスト:Buono!(3回目)
ゲスト:つつみかよこ(7回目)
というラインナップでは、正直どこに興味を持って行ったらいいか(せめて一人くらい初登場の人が居てくれれば…)、
まぁ、みんな久しぶりで元気かな?
くらいで、そういう意味では事前のモチベーションの難しいライブであった。
ところが、直前に伝えられた、嗣永桃子&夏焼雅殿のアクシデント。
(「夏焼欠場」に関しては、会場に来て知った人も多かった)
たった一人の出演となる鈴木愛理殿はどのようなパフォーマンスをするのか?
歌の部分はメロンがサポートするのかなぁ…?
…などと考えて、病欠のお二人やそのヲタの皆さんには大変申し訳ないが、一気に興味と期待は高まったのである。
フタを開けてみれば、たった一人でBuono!の曲を歌いきり、MCも一人でこなしたこと(それも期待以上に観客を満足させる形で)は大いに評価したいし、今回のMVPは文句なく彼女であろう。
代わって出番がやや増えた(?)つつみかよこ殿からは次々と明るい話題が飛び出し、歌に於いても、来年のCDデビューを射程距離にして、「今が勝負の時」とばかりのパフォーマンスを見せてくれた。
メロン記念日は、セットリスト的には現時点での勝負曲を繰り出してきた感じ。
というか、『LOUNGE』ではあまり歌わなかったアイドルアイドルした曲を久しぶりに歌うのではないか?と思っていたのに、むしろ『LOUNGE』のセットリストのようだったのが意外と言えば意外だった。
それに、鈴木愛理+メロン記念日で一緒に歌う曲が『ピンバカ』とは…。
まさか「鈴木愛理がニューロティカの曲を歌う」日が来るとは…。
いったい誰が予想出来ただろう?
“ロック化計画”の波及が妙なところで出た形。
こりゃ今後、
「真野恵里菜がビークルを歌う」だの、
「菅谷梨沙子がミドリを歌う」だの、
「福田花音がコレクターズを歌う」だの、
そんなことが起こりうるのかもしれない。
今後どうなっていくのかわからないが、『GREETING』の良さ、『LOUNGE』の良さというのはそれぞれあるわけで、交互にやってくれればいいなぁ…なんて思う。
また、昨年の稲葉貴子殿の例*1もあるように、Buono!、とりわけ嗣永桃子&夏焼雅殿の“リベンジ”にも今後の興味と期待はわく。