南アルプス天然少年団

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通りすがりの傍観者の足跡。

『上々少女's』#68 仙石みなみ誕生日スペシャル リーダー公演(仮)

アップアップガールズ(仮)の最年長であり
リーダー(仮)・仙石みなみの22歳の生誕祭!
メンバーからのサプライズが仙石に襲いかかる
さらに、21歳の最後のグラビアはこれで見納め!

http://mv.tv-asahi.co.jp/douga/uugirl/69


アップアップガールズ(仮)第52回公演〜仙石みなみ誕生日スペシャル リーダー公演(仮)〜』の舞台裏。
そのサプライズ、“ダマシ企画”の全貌が明らかに。



本番直前。
楽屋から出てくるメンバー。
出遅れるリーダー(仮)。
仙石「出落ち?寝落ち?」
「替え歌どーしよー」という声。
場内からは、オープニングアクトみやさと奏殿の歌声が聴こえてくる。
佐保明梨氏、リーダー(仮)にリップクリームを塗って、キス!
佐藤綾乃「本番前にそんなとこ見せないでよ! 興奮しちゃうじゃない!」
佐保「いちばん問題だな(笑)」


字幕――。

この時の仙石はまだ、ステージで彼女を待ち受ける惨劇など 知る由もなかった…

嵐の前

時間は遡り、この日の朝。
会場のTFMホール最寄りの半蔵門駅前に集合するアプガ。
2月のバレンタイン公演(佐保氏チョコ投げまくり)以来、久しぶりの定期公演。
森咲樹「ドキドキしてる。サプライズ…」
古川小夏「本番でまったく違うことをするんです」
と、こっそりスタッフに打ち明ける。
会場に到着。
控室前にて、佐藤殿が歌詞を確認中。
横浜BLITZ大決戦(仮)』でやった年長組(仙石古川森佐藤)の朗読劇と年少組(佐保関根新井)の『Going my ↑』替え歌を、今日は逆にして年長組が替え歌を年少組が朗読劇をやる、という企画が明かされる。
佐藤「(替え歌)昨日歌詞が固まったんです」
 〃「仙石さんには内緒で、仙石さんのことを唄った歌詞を考えてるんですよ。だから替え歌の歌詞を2パターン覚えなきゃいけない」
控室はいつものように年長組と年少組とで分かれたが、古川殿は年少組の控え室に行き、「なんで分かれたの?」と。
双方ともサプライズがあるので仙石殿の居ないところで練習したいわけである。
そこで作戦を練るメンバー…。


一方、当のリーダー(仮)はいたって呑気。
仙石「(22歳まで)あと何時間?」
今回の公演のセットリストは仙石殿が考えたもの。
横浜では替え歌で年少組に言われ放題だったが、今回はその「リベンジ」と言う。
替え歌の歌詞には?
仙石「私はサビの部分に協賛…」
協賛?
仙石「…協力しました。でもほとんどは、“天才作詞家”古川小夏が…(笑)」
『ガーリーズハイ』の振付も手がけた古川殿。
古川「裏方にまわる準備がどんどん整ってきてる(苦笑)」
隣の部屋では年少組が朗読劇の練習。
手に持つ本は横ブリで使ったものと同じもので、中には年長組の書いた文字がそのまま残っている。
関根梓「みーこは横ブリ以降のことをやると思ってるんですけど…」
と、こちらもサプライズを用意している。
関根「で、(佐保に)そのあとで“あれ”やるんだよね?」
佐保「言いませんよ!」


開演一時間前。
リーダー(仮)とマネージャーとの打ち合わせの映像。
公演名『〜仙石みなみ誕生日スペシャル リーダー公演(仮)〜』について改めて説明を受ける。
マネージャー「今日一日、一時間限定のリーダーってことで、“リーダー”のあとに“(仮)”はついてない」
という言葉に、思わず顔がほころぶ。
しかし、この打ち合わせこそが罠だったのではないか?
メンバーから彼女を引き離すための、マネージャーの援護だったのではないか?


第一の惨劇

開演。
『アップアップガールズ(仮)第52回公演〜仙石みなみ誕生日スペシャル リーダー公演(仮)〜』(4/29)・1「仙石みなみセクシー?」の巻


真っ赤なサイリウムで染まった会場内。
仙石「まさか最初に出てきた瞬間に真っ赤になってると思わなくて、感激の景色です。ありがとうございます!」
客席<歓声
メンバー自己紹介のあと、
仙石「今日は誕生日公演ということで、セットリストもMCのコーナーも、私がやりたいものを考えさせていただきましたー!」
客席<歓声+拍手
仙石「今日って全体的にはアフター公演じゃないですか。なので、横浜BLITZでやった年下と年上に分かれてやったMCを、逆バージョンで見てみたいなと思って…」


Going my ↑(替え歌)』

仙石みなみセクシー 古川小夏プリンセス 森咲樹は可愛い 佐藤綾乃はきれい好き
佐保明梨理解不能 関根梓計算 新井愛瞳はKY〜

歌詞はこちら→スペシャル♪*咲樹 | アップアップガールズ(仮)オフィシャルブログPowered by Ameba


歌あと。
古川「これ緊張しますねー」
森「横浜BLITZでお姉さんチームケチョンケチョンに言われてたから、めっちゃ言い返してやりました(笑)」
仙石「それ聴いてる時から、ぜひとも自分たちを良く唄ってる歌を…」
客席<爆笑
古川「違う違う! ウチらが普通に唄ってるだけだから!」
佐藤「そうそう」
古川「私たちの事実を、リアルにお伝えしてるだけであって…」
仙石「ドキュメント歌唱?」
古川「そうそう♪」
佐藤「まんまだよね」

作戦開始

古川「皆さん歌詞わかりました?」
客席<はーい!
古川「もっかい聴きたい人?」
この時、カメラはおどろく仙石殿の表情をしっかりとらえていた。
客席<はーい!
古川「歌詞わかった状態で聴く方がわかりやすくないですか? 私もう一回やりたい」
仙石「マジで?」
という表情はおそらく素の顔。


Going my ↑(替え歌その2)』
最初の、

仙石みなみセクシー 古川小夏プリンセス 森咲樹は可愛い 佐藤綾乃はきれい好き…

を4人で唄って、仙石ソロパートに移る瞬間、古川殿が突き飛ばす。
森殿がそのままステージ端につれていく。

仙石みなみセクシー 嘘つくの良くない 22歳にもなって 色気が見当たらない

歌詞はこちら→スペシャル♪*咲樹 | アップアップガールズ(仮)オフィシャルブログPowered by Ameba


仙石「びっくりしたー」
 〃「間違いもあったけど、仙石みなみセクシーってのは本当なので」
古川森佐藤「うそつくーのよくーない♪」
仙石「いいよー。これから大人の女になるから。明日から大人になります!」と宣言。


第二の惨劇

続いて、年少組による朗読劇。
年長組は退場しようとするが、
佐保「みーこはそこで見ててよ」
関根「みーこが主催でしょ」
と、椅子が用意される。
古川「いいなー、みーこ楽しんで!」
と、退場。
仙石「私お客さんだ♪」
そして、次なる惨劇が幕を開ける。


朗読劇。
『アップアップガールズ(仮)第52回公演〜仙石みなみ誕生日スペシャル リーダー公演(仮)〜』(4/29)・2「笑顔で大丈夫の巻」


前半は森咲樹殿曰くところの「けちょんけちょん」。
しかし後半、ちょっと褒められるとウルウルしてしまうリーダー(仮)。
「そして、今!」
本を閉じ、ステージに年長組も合流。その最後尾で森殿がパイを後ろ手で持っている。
客席からほんのちょっとだけ笑いが起こる。
円陣→気合入れ→森佐保のパイのパス→佐保パイ投げ
新井「ドッキリ大成功ー!」
そのままライブに突入。


ライブ後。
仙石「なんか盛大にお祝いしてくれて…。私がやりたいって言ったことで、すごいいい歌詞、いい話を聞かせてくれたりとか。こんな最高のプレゼントはないなって思います。ありがとうございました」
新井愛瞳「喜んでくれてなによりですね(笑)」


第三の惨劇

そして、最後の曲へ。
『アップアップガールズ(仮)第52回公演〜仙石みなみ誕生日スペシャル リーダー公演(仮)〜』(4/29)・3「チェンジ•ザ•ワールドの巻」


仙石「私の唄いたい曲を連続でお送りしたんですけど、次が最後の曲になります」
客席<工工エエェェ(´Д`)ェェエエ工工
「ありがとうございます!」とメンバー、『ストレラ!〜Straight Up!〜』のフォーメーションに入る。
ところが、
仙石「みなさん、ひとつになって盛り上がってください! 聴いてください、『サイリウム』!」
で、メンバー全員固まる。
客席<工工エエェェ(´Д`)ェェエエ工工
無言で睨みつける佐藤殿の顔が怖い…(笑)
仕切り直し。
仙石「仕切り直しということで、皆さん、さっきのことは忘れてください(笑)」
と、『ストレラ!〜Straight Up!〜』へ。


本編終了。
舞台袖に引き上げてくるアプガ。
出迎えるスタッフの中に、稲葉貴子殿の姿がちらっと映っている。


終演後のインタビュー。
仙石「ひどいこと言われたのに、涙が出ちゃった…(苦笑)」
 〃「みんなが考えてたのはサプライズのためだったんだ、って思ったら、いろんな情景が浮かんじゃって…。『バカ』とか言われてるのに。『なんで泣いてるの?』って…(苦笑)」
 〃「今日の裏設定としては、私がリーダーとしてみんなをサバサバとさばいて仕切って、みんなが『みーこがリーダーじゃなきゃダメだ』って…。今回、チャンスを逃してしまいました(苦笑)」
 〃「21歳中には出来ないということで、22歳の目標はそこからですね。“リーダーとして認められること”」



それでも、この公演と 『上々少女's』のこの回を観て、
「このグループのリーダーは、この人じゃなければ務まらないんじゃないか?」
…なんてことを思った。
何故だかはよくわからない。



最後に『B.L.T.』誌の仙石みなみグラビア撮影メイキング。